フウチソウ
イネ科 学名:Hakonechloa macra
葉が密生してある程度自然に草姿はまとまりますが、非常に生育旺盛で放置しておくと草丈が伸びすぎてバランスが悪くなることがあります。
5~7月頃に、新芽(まだ開いていない筒状の葉っぱ)を引き抜くような感じで取り除くと、草丈を低く抑えることができ、葉もバランスよく密生します。
美しい草姿を保つためにはシーズン中にこの作業を2~3回行うのが望ましいです。
冬は茎葉が枯れて根の状態で越します。晩秋に葉が枯れてきたら根元でばっさりと刈り取ります
地植え、鉢植えいずれでも栽培できますが、地植えの場合は乾きやすい上に茂りすぎて見栄えが悪くなることが多いので、初心者の方は鉢植えで育てることをおすすめします。
日射しが強いと葉色が悪くなったり葉焼けを起こすことがあります。直射日光を避けて半日陰の場所で育てましょう。その方が葉色も美しくなります。
耐寒性、耐暑性ともに強い植物なので、特に対策を行う必要はありません
土の乾燥を嫌うので、生育期間中は水切れさせないように土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。水切れをおこすと、開いていた葉がくるりと巻いてしまいます。水を与えると葉は元に戻るので、すぐに水を与えましょう。乾燥が嫌いな割に砂質の水はけの良い土を好むので、おのずと夏場にはこまめな水やりが必要です。
肥料を与えすぎると茎が間延びしてバランスが悪くなります。植え付けるときは特に肥料を与える必要はありません。追肥として5-9月の生育期間中、2ヶ月に1回の割合で固形油かすを少量施します。