10月に入って、朝晩冷え込むようになりましたね。こうなると食物の旨味が
増して、食欲が刺激されますね。これから各地で収穫祭が、次々と開催されます。
美味しいものがたくさん出回って楽しい時期になりました。
お歳暮シーズンにピークを迎えるシクラメンの鉢花に先駆けて、9月から出荷
しているガーデンシクラメンをご紹介しましょう。
お花が小ぶりのガーデンシクラメンは、ガーデニングブームに合わせて開発された
シクラメンの苗です。寒さに強く、冬の花が少なくて寂しい時期に、ずっと花を咲かせてくれます。凍らない限り、多少のあられや雪にも耐えてくれます。
北陸の厳しい冬に耐えるのは勿論のこと、夏の
猛暑にも耐えてくれるという何とも有り難い品種です。
ですから、冬と夏とで置き場所を替えて頂ければ、真夏以外は花を咲かせてくれる
という、驚きの強さを見せてくれます。
皆様の玄関先に、可愛いガーデンシクラメンとコニファーの寄せ植えを飾っ
てみませんか?手入れの必要もほとんど無く、これからクリスマスのイメージにGOOD!
植える時一番気を付けて欲しいのは、ガーデンシクラメンの球根の上の部分を、
土に埋まらないようにすることが大切です。
まずガーデンシクラメンの苗をポットから出して、球根の回りを親指で下に押していきます。
球根の上部から、蕾や葉の茎がいっぱい生えています。その部分をすっきりと出して、風が通るようにします。
こうすることで、球根が元気に育ちます。
他の苗よりも、ガーデンシクラメンの苗を、1センチ程高めに植えるという手もあります。
寒さに強い花なので、真冬でも花を咲かせます。寒冷地や北陸の湿った重い雪が積もるような地域では、軒の下に置いた方がいいでしょう。
ガーデンシクラメンとコニファーとビオラで寄せ植えを作ると、花色の組み合わせで、
可愛らしいイメージにも、シックなイメージにもできます。
ガーデンシクラメンの苗は、9センチのビニールポット苗です。一番簡単なガーデニングは、
ポット苗を、そのままカゴや小さな鉢に入れて、そのまま飾ることです。
咲いている期間中、時々液肥や粒の肥料を与えるだけでも充分楽しめます。
この場合、大切なことは室温です。暖房した部屋では、花の姿がダレてしまいます。
光が当たって、温度差が少ない場所が適しています。真冬でも、無加温で平気です。
これでしたら、ちょっとした出窓にも飾っていただけますね。
「あんまり長く咲いているから、飽きちゃった。」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
そこまで楽しめるというのも、スゴイことじゃないでしょうか。
花を育てたことが無い方も、一度育ててみてください。
可愛い小さなシクラメンの花も、あなたに何か語りかけてくれるでしょう