浄蓮の滝を出て、再び国道414号線を南下し、上図の道の駅「天城越え」に行きました。
原作コミック8巻73ページ4コマ目に、上図のアングルで描かれます。グビ姉こと鳥羽先生運転の車で移動する各務原なでしこ一行が、伊豆入りして最初に立ち寄った場所です。
昔は昭和の森広場とかいってたみたいですが、近年に道の駅として改修および拡張再整備がはかられたようです。広い駐車場を取り囲むように売店や食事処が並んでいます。
そのうちの一軒が、原作コミック8巻73ページ5コマ目に出ています。各務原なでしこが指さしている、「わさびの山」というお店の元モデルです。
実際の店名は「わさびの店」ですが、建物はそのままで、店先右のわさびマスコットのイラストも同じです。
わさびやわさびを原料とする各種の品物の販売所ですが、入って左側に上図のコーナーがあります。
とりあえず、原作コミック8巻とともに記念撮影。
その74ページ1コマ目に、ここの人気メニューの「わさびソフト」が出ています。
早速、自販機にて券を購入。300円なり。
くわああ、冷たいい・・・・、旨いい・・・・、わさびがめっちゃ効くわああ・・・・・、わさびがああああ!
これ、ハマりますね・・・・。わさびってアイスと相性がいいんだ・・・、知らなかった・・・・。
ということで、シメは上図の看板との記念の自撮り。
実は、ここで記念写真とか撮っておかないと、この先河津の海岸線に出るまでずっと運転続きで、立ち寄れる場所も無いので、しばらく写真が撮れないのです。
国道414号線天城越えルートは、伊豆半島を南北に繋ぐ最短の交通路であるため、交通量もかなりあります。天城トンネルはもちろん、原作コミック8巻74ページに登場した河津七滝ループ橋も、停めて撮影出来る場所が無く、連なる車の流れに乗って通過してしまいました。
なので、鳥羽先生みたいにスピード出してグオーーッとループ橋を降りるのは、道か混んでいた今回は出来ませんでした。ただ、ノロノロ進んでいたおかげで、ループ橋からの360度の眺めを割と楽しむことが出来ました。
道を下って河津温泉郷を抜け、湯ヶ野温泉の分岐で河津への県道14号線に進みました。国道414号線をそのままたどると、下田市へ行きます。
河津川に沿って県道14号線を終点まで行くと、河津町の中心街を通って海岸沿いの国道135号線に出ます。海岸に面したT字交差点で左折し、東伊豆町方面に向かいました。
少し進んで、河津町と東伊豆町との境界の手前まで行くと、右手に上図の看板が見えてきます。「伊豆オレンヂセンター」とありますが、原作コミック8巻117ページ5コマ目には「マジウマ生ジュース 伊豆オレンヂの駅」と出ていて、斉藤恵那と犬山あおいのツーショット画になっています。
原作コミック8巻と共に記念撮影。伊豆オレンヂセンターの公式サイトはこちら。
要するに道の駅の一つでした。売店では、各務原なでしこと志摩リンが飲んでいたオレンジジュースは売っていましたが、グビ姉が購入していたワインは見当たりませんでした。
お店の方に訊ねたところ、該当する品は近くの東伊豆町の「JA伊豆太陽みかんワイナリー」で製造、販売している「みかんワイン」であると分かりました。今回は売切れだったそうで、人気商品なのだそうです。詳細はこちら。通販でも買えるようです。
店内のオレンジ生ジュースを飲もうとメニューを見たら、ブルーベリーもあったのでそちらを買って飲みました。飲みながらお店の方に稲取細野高原への行き方を訪ねたところ、この道の駅の横の道へ登っていけば近道ですよ、と教えられました。稲取から入っていくのが一般的ルートですが、一車線しかなく、狭くて大変なのだそうです。
道の駅の横の道を選べば、途中までは二車線の広い道で、それからは一車線になるけれど、稲取からの一般的ルートにまもなく合流するから、時間的には早く行ける、ということでした。
これはいい情報を貰った、と思いました。なにしろ稲取細野高原への行き方に関しては、事前にネットやガイド類で色々調べても確かな情報が得られず、時期によっては有料化や通行止めもあるそうなので、現地に来るまで状況がいまいち掴めなかったからです。
おまけに原作コミック8巻にて描かれる三筋山山頂への道は、夏場は閉鎖になることがあるらしいので、このまま行っても無駄かもしれない、と迷っていたのでした。
ですが、この時期は細野高原までは間違いなく行けることが判明しました。三筋山山頂への道が通行止めになっているかどうかは、現地に行かないと分からないそうなので、とにかく細野高原まで行ってみることにしました。 (続く)