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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く4 その17  富士山と夜のキャンプ場

2018年07月01日 | ゆるキャン△

 夕食を済ませて自炊棟の流し台で洗いものをやり、、片づけをした後、場内を少し散歩しました。自炊棟の隣のセンターハウスのお手洗いと自販機を見て場所を確認し、付近の地表面をチェックしました。ゆるやすかな段差と斜面がセンターハウス周囲にあり、その辺りは注意しないといけない、と考えました。
 キャンプ場はどこでもそうですが、夜間に歩き回るのは危ないです。ここふもとっぱらは、夜はほとんど照明が無くて真っ暗になるため、ランタン等が必須ですが、その明かりをもってしても、夜の広い場所を歩き回るのには慎重さが求められます。

 

 池にも立ち寄ってみました。キャンプ場の背後の毛無山から流れてくる川を、いったんここで溜めておいて、さらにキャンプ場の端まで暗渠で流しています。

 

 前回は控えておいた、池の中島への丸太渡りに挑戦してみました。水が少なくなっているとはいえ、踏み外せば泥だらけ間違いなしです。アニメで各務原なでしこが両手に土鍋や食材をいっぱい抱えたまま、難なく渡っていた丸太橋です。おそるおそる歩を進めて、なんとか渡りました。

 

 中島からは、このような景色が見えます。島の正面にセンターハウスが見えます。

 

 池から管理事務所の方へ回り、コテージの横から林間サイトに行きました。あのライオンとトラの像の後ろに出ました。

 

 センターハウス隣の自炊棟です。奥に見える流し台が、夕食後の洗い物をやったところです。炊事や食事もここで出来ますので、カセットコンロをこちらに据えて調理を楽しむのも良いな、と思いました。

 

 自炊棟の横から富士山の方を見ましたが、相変わらず雲に包まれていました。今日はもう見られないかもしれないな、と思いました。テントの数が増えていて、後から入ってくるキャンパーも何人か見かけました。

 

 自炊棟から、私のテント位置を見ました。上図中央の銀色の車が私のヴィッツで、テントはその向こうに隠れて見えませんでした。

 

 テントに戻って、中で荷物の整理などをやり、ふと外を見ると、富士山の頂が淡青の空に浮かび上がっていました。

 

 おお、富士山が見えている・・・。

 

 デジカメの望遠モードで見ると、迫力が増しました。

 

 やっと綺麗に見えました。富士山。

 

 いいですなあ、富士山。これを見たいがために、ここふもとっぱらにテント泊しているのです。とりあえず、満足感に浸りまして、魔法瓶のお湯を使ってコーンスープを作り、ゆっくりと飲みながら、富士山の姿を眺めました。
 そのまま、日没まで過ごしていましたから、二時間ぐらいはまったりと眺めていたと思います。でも全然見飽きる景色ではありませんでした。それが富士山なのです。

 

 完全に日が落ちて一気に暗くなりましたので、テント天井に吊るしたジェントスのランタンのカバーを外して点けました。その明るさは、この通りです。
 富士山を眺めていた時から、気温はぐんぐんと下がっていました。さすがに標高800メートル台の高地帯です。5月でも最低ヒトケタ台に温度が下落します。そのことは、奈良県に住んでいた頃に吉野大峰の山岳地でのテント泊で何度も経験していますから、防寒の備えも怠りませんでした。

 

 このように冬服で身をかため、さらにフリースを重ねていましたが、気温の下がり方が急でしたので、テント底面に敷いたシートの上に、段ボールを二枚敷き詰めて、結露にも備えました。さらにレジャーシートを乗せてマットを敷き、毛布二枚を敷布団のように重ねて、その上にシュラフを置いてくるまりました。更に掛け毛布をかぶりましたから、充分過ぎる程に暖かくなりました。

 とりあえず、これで夜を越せるが、油断は禁物だ、と温度計をチェックしました。テント外に置いてあった温度計は、午後8時の段階で8度、テント内の温度計は17度でした。安物のテントながらも意外に保温効果があるな、と思いましたが、眠りにつけばテント内も冷えてくるはずです。
 深夜になれば、さらに気温は下がるはずなので、ちょっと緊張してしまいましたが、他にすることも無いので、持参したガルパンプラモデルを取り出して、眠くなるまでの二時間ほどを組み立て作業で過ごしました。

 

 午後10時過ぎに、いっぺんテントの窓を開けて外を見ました。案の定、真っ暗でした。他のテントの明かりだけが点在しているだけでした。

 

 とりあえず、ランタンを持ってセンターハウスのお手洗いに行きました。そこだけ照明がついていましたが、広いキャンプ場の暗闇の中で見たら、その明かりも小さなものでした。

 

 自炊棟を横切って、テントに戻りました。この時点で外気温は5度でした。冷たい風が顔面にずっと吹き付けてくるので、すうっと体温が奪われていき、めちゃめちゃ寒いぞ、と震えました。

 

 テントに戻り、とりあえずシュラフにくるまりました。いよいよ寒くなってきたな、と思いました。手袋をはめ、マフラーを巻き、ブランケットも巻きました。
 ガルパンプラモデルは作れるところまで作っていたので、もう何もすることが無くなりました。コンビニで調達しておいたミニカクテルを開けて少しずつ飲み、体がホカホカしてくるまで少量のナッツ類をかじったりして過ごしました。普段はお酒を飲みませんので、たまにこうやって飲みますと、ポカーッと体温が上がってまいります。
 ミニカクテルの全てが体にゆきわたって温まってきたので、温度計と時計を見て、テント内気温が11度、時刻が午後10時21分であるのを確かめ、そのままテント内のランタンを消しました。 (続く)

 


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