気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパン劇場版DVDの発売日は・・・

2016年05月27日 | 過去の模型とか
 周知のように、ガルパン劇場版DVDの発売日は、正式にはきょう5月27日となっています。が、先行出荷にて既に出回っている分があり、手にされた方も少なくないようです。もちろん私も予約購入しましたが、5月27日というのは、自分にとっては旧海軍記念日であるという認識の方がいまだに強いです。


 なので、ガルパン劇場版DVDの到着を待つ気分よりも、旧帝国海軍の歴史にはせる想いの方が大きかったです。もともと日本海軍の軍艦艦艇が大好きで、プラモデルも軍艦艦艇ばかり800隻余りを作ってきた経緯があります。
 それで、きょうは、朝から、その艦船プラモデルの一部を取り出して、しんみりと眺めておりました。上図は、栄光の第三戦隊の高速戦艦四隻、金剛、榛名、霧島、比叡、です。金剛と榛名は昭和19年秋、霧島と比叡は昭和17年の状態に仕上げてあります。


 駆逐艦や小艦艇数隻をまじえて適当に並べて眺めました。今考えても、よく沢山作ったものです。30代までは、こういう軍艦艦艇だけが、私にとってのプラモデルでありました。ガルパン戦車プラモデルに熱中している現在から振り返ってみますと、大げさでなく隔世の感があります。

 こういう自分ですが、模型サークルの仲間たちに「青き鋼のアルペジオ」や「艦隊これくしょん」や「ハイスクール・フリート」の話を振られても、一切の反応を持たず、関連の艦船プラモデルに見向きもしませんでした。
 それで、A氏やT氏らに「星野は稀にみる筋金入りの帝国海軍マニアやな」と笑われていたりします。が、正直言いまして「エンガノ岬沖海戦小澤機動艦隊の孫たち」の一人である身としては、かつての帝国海軍の哀しい日々と、その見果てぬ真実への、敬虔な祈りと鎮魂の気持ちを失いたくないのです・・・。 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガルパンの聖地 ・ 大洗を行... | トップ | 月刊戦車道 完全解析号2 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
忘れていました。 (ナガシマ)
2016-05-27 15:37:13
5月27日、すっかり忘れていました。明日は長女の運動会で、我が家はその話でもちきりです(笑)
陸軍記念日は奉天会戦の日でしたっけ…。

近頃、「少失敗の研究」シリーズを読み返していますが、日本は負けるべくして負けた…と言うのを今更ながら感じます。
連合軍側も結構な少失敗をしているのですが、暗号の解析要員の数や、軍艦のダメコン能力、兵器の統合化、無用なセクショナリズム、予算の使い方などなど、我が国はあちこちでかなりの少失敗をしています。
現代の目で見ればナンセンスなのは仕方ありません。当時の人々は限られた状況の中、精一杯やられたのでしょうが、作戦立案・指導など、もう少しなんとかならなかったのか?と思ってしまいます。

返信する
小失敗の研究 (ホシノ)
2016-05-27 17:34:26
三野さんの本ですね。その少し前に「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」というのが出ていますが、内容的には三野さんの著書のほうが的確に本質を突いていると思います。いい本ですよ。

印象に残っているのは、当時の日本の主な航空機製造工場が飛行場を持っていないために、完成した機体を近くの飛行場まで牛車で運んだ、という辺りです。
初めて読んだ時は信じられず、各務原飛行場の関係者だった方に話を聞いて、本当に終戦まで牛車で運んでいたことを教えられました。

要するに、失敗云々というより、当時の日本のインフラ整備一つすら、対外戦争の備えになっていないのだと理解しましたが、とにかく、読んで色々と茫然とすることが多かった本ですね・・・。国力の差というのも酷ですね。

司馬遼太郎さんが、「元亀天正の武器で戦争した」という表現をしていましたが、要するに近代化が進んでいない中世のような日本が、近代化を成し遂げて国力も充実した大国と戦った、ということです。
それでよく四年半ももったな、と感じます。やっぱり一部の兵器に関してスバ抜けて優れていた点が大きかったのでしょうか。
返信する
下に行くほど優秀? (ナガシマ)
2016-05-28 18:03:57
はい。飛行機工場の隣りに飛行場が無いと言う、驚くべき事実でした。それも一箇所ではないのですよね…。

「ニューヨークで作ったボルトが、ハワイで作られたナットにピタリと合う」と言う例え話があるそうです。ネジの寸法公差の例えなんですが、当時のドイツでさえ実現出来なかったのを、アメリカは実現させていました。
中華製の粗悪な自転車は、ネジの出来がいい加減でネジを切り直したりしますが、今の日本の工業製品でそう言ったことはまずありません。アメリカは70年前にそれが可能だったので、シャーマン戦車を何万両も作れたのでしょう。

日本軍は下に行くほど優秀で、上に行くほどダメ…と言う感じがしてしまいます。指導部はガッツがなく失敗を恐れ優柔不断で、責任を取らず組織を守るような印象です。各指揮官、艦長、兵士たちの能力は素晴らしかったと思います。もし同等の装備だったら、数に勝る敵に勝ったかもしれません。アメリカ軍は逆で、上層部の敢闘精神や戦いぶりは見るべきものがあると思うのです。

今に至るも、アメリカ軍と対等に全面戦争をしたのは日本だけなのではないでしょうか。当時から自国で兵器を開発・生産し、機動部隊を運用していたのですから(現在も自国で戦車を開発出来る国は限られています)。
その辺りについては、ご先祖を誇らしく思ってもバチは当たらないと思います。

日本人の体質は国中焼け野原にされても、変わっていないと思います。ドイツ人が一次大戦のあと、同じような戦をして負けるのもそうですが、我々も同じ失敗をしそうで怖いです。過去の失敗を充分研究して、自分たちの欠点を把握しないとなりませんね。
返信する

過去の模型とか」カテゴリの最新記事