去る5月2日に、大洗のリゾートアウトレット内にガルパンギャラリーなるものがオープンしていたのですね。最近になって初めて知りましたが、いずれこの種の施設は必要とされるだろうと前から思っていましたので、オープン情報を知った時には「やっぱりな」という感を抱きました。
場所はリゾートアウトレットの北側の噴水のある区画だそうですが、あの辺りは未使用のテナントスペースが沢山ありましたね。それらの活用を目指したということでしょうか。以前に大貫商店会の歴史ギャラリーが設置されていた場所とは反対側、ということですが、大貫商店会の歴史ギャラリーは今思うと今度のガルパンギャラリーへの試行だったのかもしれませんね。
上掲のポスターをよく見ると、左下に「大洗町友好都市物産展」とあります。本質的な狙いはこっちの方だな、と気付きました。企業体としての「まいわい市場」の別館であるということは、そこでも何らかの販売活動を主軸にするという意味になります。ガルパンギャラリーは、その付属コーナーとして併設され、観光拠点としても機能させるということでしょう。要するに見学スペースと販売スペースとが一体になっているわけで、これは各地にある類似の商業施設群と似たようなものです。
ガルパンギャラリーですから、これまでのブームの流れを物語るグッズや資料などが網羅される形式になるのだろうと想像されますが、要するにメモリアルコーナーですね。とうとう記録を残しておくという段階に、大洗町のガルパンムーブメントも達したのだな、と感じました。以後はアニメの記念館的な位置づけで観光スポットの一つに数えられてゆくのでしょう。
個人的には、「大洗町友好都市物産展」の方に興味があります。大洗町の友好都市は12ヶ所ありますが、私の好きな街の一つ、鳥取県の三朝町や岡山県の鏡野町が含まれています。
12ヶ所の友好都市は下記の通りです。
北海道苫小牧市、秋田県にかほ市、栃木県日光市、上三川町、那須町
群馬県高崎市、片品村 榛東村
長野県小海町、茨城県大子町、鳥取県三朝町、岡山県鏡野町
鳥取県三朝町の特産品といえば「三朝コシヒカリ」、岡山県鏡野町の特産品といえば姫唐辛子の「辛美人」が思い出されますが、それらを大洗のガルパンギャラリーにて販売しているのでしょうか。次の大洗行きの機会に立ち寄って確かめてみることにしましょう。
