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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 463 朝の腰痛

2006-12-12 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の患者さん。定期的に来院されている患者さん。調子はどうですか? 「最近、朝起きるときに腰が痛くて大変だ。」

仕事中や起きているときには痛くない。動いても痛くない。とにかく朝の起床時に起きるのが辛いくらいいたそうだ。さて、伝統的なカイロプラクターの先生方はこれも構造学的な問題から来るものなのか?

臨床的には、寝ていて(仰臥位)腰が痛くなる患者さんは多い。この場合は小生の臨床的経験から言わせていただくと、腸腰筋の過緊張 が悪さをしていることが多い。

中腰(草取り、座位)から立ち上がる(体幹を伸展)際に、腰が伸びずに思わず腰に手をあてた経験者いるだろう。腸要筋が悪さをしてる症状だ。治療はいたって簡単だ。腸要筋の緊張を開放してやれば痛みはない。開放する手法は沢山ある。何でも良い。

さて、話を戻す。朝起きるときに痛い。さて、どうしたものか? 幼稚園の園児が朝ぐずって幼稚園に行く時間になると膝が痛い、お腹が痛いと言い出すことと同じようである。幼稚園でいやな出来事や嫌いなことがあるとぐずる感情である。

幼稚園の園児と同レベルで考えては大の大人が惨めだが、潜在的な感情は幼児も大人も同レベルである。検査をしてみると「仕事へ行くのがいや」「遠い」「交通費がかかる」と言うような感情が出た。しかし、これらの感情を掘り下げていくと、意識できるこれらの感情はそんなに影響していない。

これらの意識できる感情の裏に潜在的な会社組織への不満や、自分だけがどうしてと言った、同僚と差別された感情の言い訳として、「仕事へ行くのがいや」「遠い」「交通費がかかる」と言った理由になっていた。園児も大人も本質的には同じレベルの感情をもっている。

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