木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 460 タイムスリップ

2006-12-07 | カイロプラクティック
12月に入って何となく気忙しくなってきた。本来特別なものはないのだが、「師走」と言う言葉の響き(バイブレーション)が一年の締めくくりとして、頭の中が忙しくなってくるのかもしれない。

そんなことで今月はセミナーが全くなく、何となく寂しい気もするが何となくのんびりしていたいところだが、貧乏性のため体を動かしていないと落ちつかない。暇を見て普段できない掃除をしている。

いつもながら掃除をしていると、過去にタイムスリップしたように時間が戻ることがある。新聞、ノート、本、施術録などなど。思わず手を止めて見入ってしまう。わずかだが時間が止まる。なんともいえない時間である。

骨接ぎ時代の流れで、施術録を5年間保存している。その処分が大変である。個人情報漏洩が問題になっているので特に気を使う。施術録は全てシュレッダーで裁断する。

5年前の施術録を一枚一枚みていると、いろいろな患者さんがよみがえってくる。その当時の小生の腕のなさが痛切に思い起こす。当時は悪戦苦闘しながら治療をしていたものが、今思えば「何でこんな症状が治せないのか・・」現在の心境である。

古い名刺がでてきた。年をとると何かしらの肩書きがつく。いろいろな団体に所属し肩書きがついていた。当時はその肩書きに操られ躍起になっていたことを思い出す。そういえば幾つかの業界団体から脱退したら、何となく堅苦しさがなくなり、開放系になった。

最近作った名刺はシンプルである。所属団体なし。肩書きなし。名前と資格と治療院名だけ。掃除は過去を振り返るタイムマシーンみたいなもかもしれない。反省し、進歩を確認し、自分の人生を確認できる。進む方向は間違いなし。


拳骨