平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

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「爆弾くらいは手で受けよ」 戦前日本にはなぜトンデモ軍歌が溢れていたのか

2016年05月02日 | #自公(維)政治は最低最悪 #茨木市議会議員
 玉島小学校集団登校の見守り。年輩女性の方から「中学校は学校給食にならんのか」と話しかけられ現況を説明。「市長も新しくなったので」と言ったら怪訝そうな顔。どうやら市長選があったことを知らないようで、いかに低調な選挙だったかを思い知らされました。それでも「前市長は悪いことしたからな。良かった」と。

 また低学年の仲良し二人が溝咋神社の祭りのポスター見ながら、「焼きそば、たこ焼きあるんやて」と話しています。雨天決行の文字を見て「これなんて書いてるの」というので「うてんけっこう、雨でもやりますと書いているんだよ」と言ったら「行けたら一緒に行こうな」と。楽しみができたようです。

 なかなか動かない男児も。よく見たら15mほどの道路向かいからお母さんがじっと見守っていました。なにがあったんでしょうか。気にしながら登校中の児童に挨拶している間に児童は歩いて行ったようで、お母さんの姿も消えていました。

【今日のメモ】
戦争法廃止2000万人署名の受け取りもあって郵便局に、そのあとで市役所に。ゴミ収集委託の件で契約検査課と担当課に問い合わせ。委託会社には社員名簿、顔写真、健康保険証の写しなど提出させるように厳格化したとの話でした。

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 安倍首相はじめ反知性が大手を振り、「ウソも百篇」がコントロールされたマスコミで流されています。戦前歌謡を見ると戦意高揚が軍人だけでなくて「銃後」の庶民まで強いられていたのがよくわかります。そこでは理知的姿勢はとことん排除され、利敵行為として攻撃されていたに違いありません。

 今では馬鹿馬鹿しいと一笑に付すような「天皇は現人神」が当時は真顔で真実だと教育されていたのですから以下の歌も違和感なく受け止められていたのかもしれません。

 長崎大学教授から福島県立医科大学副学長になった山下俊一が福島原発事故直後に「ニコニコ笑っている人には放射線の影響は出ません」と講演しひんしゅくを買いましたが、辞職することはありません。

 安倍首相やその取り巻きも息を吐くようにウソをついていますが国民が怒っているまでには至っていません。戦前の反知性を笑えるほどには至っていない現状を憂えずにはいられません。

戦前日本にはなぜトンデモ軍歌が溢れていたのか

今日、軍歌というと、軍部が民衆に押し付けた退屈な音楽だと思うのではないでしょうか。街宣車から鳴り響く物々しい音楽を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、実際は、軍歌は戦前の生活に根付いた娯楽だったのです。『日本の軍歌』の著者が軍歌の知られざる一面を紹介します。


「決戦盆踊り」「爆弾位は手で受けよ」

「日本は右傾化している」という議論が、最近ではエンタメ業界にも押し寄せています。昨年6月には、NHKのサッカーワールドカップ放送のテーマ曲として作られた、椎名林檎の「NIPPON」が物議を醸しました。その歌詞が純血や死を賛美していて、軍歌みたいだというのです。また7月には、AKB48の島崎遥香が出演した自衛官募集CMが注目を集めました。こちらも、「アイドルが軍歌を歌う日も近い」というような意見を巻き起こしました。

 このように、エンタメの「右傾化」が問題になる時には必ずといっていいほど軍歌が引き合いに出されます。どうやら軍歌は「右傾化」の指標のようです。

 しかし、我々は軍歌についてほとんど何も知らないのではないでしょうか。これでは「右傾化」の議論も空回りしかねません。そこで今、軍歌の歴史を振り返ることにも意義があるはずです。戦前の「右傾化」の歴史を知れば、今日の「右傾化」もよりクリアに見えるでしょう。

 さて、今日軍歌と聞くと「怖い音楽」というイメージが先行するかと思います。しかし、実際はそんな印象を覆すほど、滑稽でトンデモな軍歌が戦前社会には溢れていました。


リットン調査団の団長を揶揄する歌まで作られた。(保利透氏提供)
 例えば、1943(昭和18)年制作の「決戦盆踊り」。タイトルからして失笑モノです。これが軍歌なのかと思われるかも知れませんが、制作した大日本仏教会はしっかりとその目的を「盆踊りを通じて戦力増強に邁進」するためだと強調しています。「盆踊りを通じて戦力増強」。どう考えても正気の沙汰ではありません。誰か止める人はいなかったのでしょうか。ともかく、死者を供養するという本来の目的もどこへやら、戦時下には、盆踊りまで軍歌に変化してしまったというわけです。

 他にも「愛国子守歌」という歌があります。こちらは子守歌の軍歌バージョンといえるでしょう。「日本は神の国だから安心して眠りなさい」というわけですけれども、このレコードが出たのが1944(昭和19)年末。もう本格的な本土空襲は目の前でして、本当に安心して眠っていては焼け死んでしまうという、ブラックジョークのような歌になってしまいました。

 またタイトルで滑稽なのは、「爆弾位は手で受けよ」(*)。このレコードは日米開戦目前の1941(昭和16)年に作られたもので、音頭のようなリズムと明るいメロディが印象的です。歌詞では「防火の訓練怠るな」とか、「守れこの土、この空を」とか、いろいろ教訓めいたことをいうのですが、最後の結論は「いざという時ゃ体あたり」と投げやりなもの。そして「ソレ!」という合いの手が入って、歌手が総出で「爆弾位は手で受けよ」と締めくくります。控えめにいっても狂っています。

 しかもこの軍歌は10番もあって、9番まで延々と「いざという時ゃ体あたり。ソレ! 爆弾位は手で受けよ」と繰り返すのです。これにはさすがに当時の音楽評論家も呆れて「くどい」と一刀両断しています。ちなみに10番では「いざと言う日はもうすぎた。ソレ! 今こそ一億体あたり」と更に破滅的な歌詞に変化。聴く者を唖然とさせます。この頃の日本はまだそれほど切迫した状況ではなかったはずですが、まるで戦争末期のような絶望感には驚きを禁じ得ません。


爆弾くらいは手で受けよ

1ひとつとや 日ごとに高まる浪の音
 太平洋に危機迫る 用意はできたか 合点か
 いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
 爆弾ぐらいは 手で受けよ

2ふたつとや 不覚をとるな 恥かくな
 心高まりゃ百万の 敵もひとりで受けて立つ
 いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
 爆弾ぐらいは 手で受けよ

3みっつとや 南の護り 国の楯
 我が弟が夫がまた父が いま戦いの真っ最中
 いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
 爆弾ぐらいは 手で受けよ

4よっつとや 翼賛一家 一億の
 意地とゆうのはただひとつ 笑って死ぬこと進むこと
 いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
 爆弾ぐらいは 手で受けよ

5いつつとや いくさに空襲 つきものだ
  さわぐな 家焼くな 防火の訓練おこたるな
 いざとゆう時ゃ 体当たり ソレ!
 爆弾ぐらいは 手で受けよ


なんだ空襲

詞:大木惇夫・曲:山田耕筰
歌:霧島昇・松原操・二葉あき子


警報だ、空襲だ
それがなんだよ備へはできてるぞ
こころ一つの隣組
護る覚悟があるからは
なんの敵機も蚊とんぼ とんぼ
勝つぞ 勝たうぞ
なにがなんだ空襲が
負けてたまるか どんとやるぞ(以下繰返し)


警報だ 空襲だ
焼夷弾なら 護れこの火の粉だよ
最初一秒 ぬれむしろ
かけてかぶせて砂で消す
見ろよ早業どんなもんだ もんだ


警報だ 空襲だ
こわい こわいも瓢箪おばけだよ
さほどでもない毒瓦斯よ
もつとこわいが流言だ
どつこい その手に かゝるな乗るな


警報だ 空襲だ
どんなマスクも防空壕でもよ
心こめなきやそらだのみ
鉄の心と火の意気で
持場 持場に かけよう いのち


警報だ 空襲だ
敵機何台来ようと平気だよ
こゝに頑ばるやまとだま
守るわが家わが町だ
一つ輪になるちからよ ちから

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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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