投票所まで送迎 / 貴重な12166票の重さを受け止めてがんばります

　市長選の投開票日。夕方近くになって知人の年配（80歳前後）女性から電話。「投票は何時までですか」の問い合わせ。「まだ十分間に合いますよ」と私。足の調子が悪く投票所まで行けないとのことで、急遽送迎することに。

「投票に行かないと自分が納得できないのでこれまで棄権したことはなかった。申しわけないけど候補者に運転してもらってこんなにありがたいことはない」と何度も繰り返します。

　私にしても投票所までの送迎は初めてのこと。身体が大変なのに１票を無駄にしたくない、有権者としての義務を果たしたいという思いに心を打たれました。ありがたいことです。

　９時から開票。気になってと駆けつけてくれた人など、みんなで見守ります。残念ながら当選には至りませんでした。ただ大きな政党や団体に加え１０名を超す市議の応援を受け、駅前の一等地に事務所を構え、潤沢な資金に恵まれた木本候補や桂候補とは比べようもない体制と資金力でありながら１２１６６票を獲得したことは善戦と見ることもできます。

　それをもたらしたのは運動員の質の高さとひたむきさです。その根底には橋下・維新と原発ムラに明確に対抗してきた、また持てる１％ではなく、普通に汗して働いている９９％の側にいる山下への共感があったように思います。

　一市民となりましたが貴重な１２１６６票の重さを受け止め、木本市政のチェック役を果たしたいと思います。

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