１号線から遠州灘の１５０号線に 兄が過ごした静岡をたっぷり味わいました

自分の写真は100均ショップで買った三脚を利用しました。





　豊橋市のグリーンホテルを６時前に出発。今日の目標は翌日に箱根峠を越えきるために、できれば静岡市まで到達すること。豊橋市は路面電車が今も走っていて、市民の貴重な足になっています。７時に伝馬町のセブンイレブンでパンとコーヒーで腹ごしらえ。徐々に坂道が始まり通勤の車が増えていきます。７時半ぐらいになると子どもたちの通学時間帯。茨木同様、こちらの「おはようございます」に応えてくれる子どももいっぱいいて元気になります。



　視界に畑が続く坂道を何とか登り終えると、これまた自転車通行禁止の標識が（潮見バイパスでした）。わき道を走ることに。急な下りを行くと右手に道の駅もあるのですがまだ開店前。そのまま行くと道が分かれていて判断できません。近くのお家をピンポンして旧１号線への道を確認。

















　それなりにきれいな道をたどっていくとそこは湖西市、そして新居町。観光地の浜名湖周辺は釣り客などの店が並んでいます。新幹線も近くを走っていてのぞみやひかりが過ぎていきます。

　浜名湖を過ぎるともう浜松市。亡くなった私の兄が人生の半分を過ごした街です。兄は中卒後、鹿児島の職業訓練校を経て、焼津の白石工業所、御殿場の自衛隊で高卒や各種取扱いの資格を取りました。その後は浜松のホンダで長年働くことになります。残念なことに定年直前に会社のロッカーで意識を失い、半年後に亡くなりました。静岡は兄の人生の大半が詰まった土地でもあります。



　平坦な道がしばらく続き、天神屋小沢渡店で休憩。
１号線から別れ３１６号線を経由して１５０号線に。理由は遠州灘に近い１５０号線が田舎の吹上浜を思わす光景が重なったのと、御前崎市にある浜岡原発の近くを通りたい、さらには１号線よりは起伏が少ないこと。







　信号待ちの車に少しだけ私より年配の女性二人。念のため道の確認と脱原発のぼりなど結構話しできました。「頑張って」の声援をもらい、やがて天竜川そして磐田市に入ります。



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