写真は平田台カーニバル
以下のメールをいただきました。発信された方は反原発議員・市民連盟の方です。
新幹線を使って、神戸まで行きました。新幹線車内の空間放射線量数値は
行き(7月8日 20:30) 帰り(7月9日新神戸発 20:02)
単位:マイクロシーベルト毎時(μSv/h)
東京駅 0.11 。0.10
品川 0.07 。0.11
新横浜 0.14 。0.13
名古屋 0.12 。0.13
京都 0.11 。0.13
新大阪 0.13 。0.13
新神戸 0.07 。0.11
携帯型デジタルβ&γ放射線測定器ラデックス(RADEX RD1503)で測定。
結論、兵庫県も埼玉県や東京都、神奈川県と同じような空間放射線量です。これは、
僕にとって驚くべきことでした。神戸に行ったら、屋外でマスクを外そう、神戸牛も食
べようと思っていたのですが……。高濃度放射能汚染地帯、東京(山本太郎氏のことば
です)と同じ放射線量であったとは。
詳しくは、写真の1,2を見て下さい。兵庫県灘区六甲道のあたりの空間放射線量は
0.11~0.17くらいです。これは、僕の住んでいる川口市とまったく変わりません。
(写真1) 兵庫県神戸市六甲道あたりの空間放射線量 昼ごはん 20110709
(写真2) 兵庫県神戸市六甲道あたりの空間放射線量 コーナン 20110709
ツィッターで「福島第一原発は毎日、広島原爆1個分の放射能を出している」と書か
れたかたがいました。この裏づけを今、調べています。もし、これが正しければ、日本
全体は常に放射能雲で覆われていて当然です。農作物、海水産物に影響が出るのは必死
です。日本全体のみならず、北半球全体でしょう。北半球全体で小児甲状腺がんやさま
ざまなガンが増えることになるでしょう。
新聞には、関西、九州地方の空間放射線量は載っていません。福島第一から放出され
る放射線量について、関東・東北に住んでいる人々と関西・九州に住んでいる人々との
、温度差は非常に大きいです。これは、新聞やテレビが悪いのではないでしょうか。日
本がまっぷたつに分かれています。福島第一の問題が東日本だけの問題になり、西日本
は安全だ!というデマが作られています。北海道の牛乳も心配になってきました。おそ
らく、関西地方でものどが痛い人が増えているのではないでしょうか。
神戸・三宮地下鉄ホームでは、0.15マイクロシーベルト毎時(μSv/h)でした。
(写真3)
神戸・六甲本通商店街にあるCOOPでは、茨城県産のキャベツが売られていました。産
地を気にするお客さんがいるようには見えませんでした。いたのかなぁ?
ツイッターでdokirichanさんがこう書いています。
「野菜ジュース、4月にkagomeに問合せたときは、約半年前に収穫しプールしているも
のが今製品に使用されると。安心して野菜生活シリーズを飲んでいたが、タイムリミッ
トは近い。。。」
「前述KAGOMEの他、MEGMILKと農協が一緒に出している野菜ジュースのシリーズもある
がこちらはKAGOMEと違って小松菜以外の野菜は全て海外産だから放射性物質は大丈夫と
担当者に言われた。今までなら微妙だが!」
ツィッターでkazukazu721さんがこう書いています。
「牛乳がヤバイな。RT @GeorgeBowWow: 北海道は距離的に近いし、風向きに… @adicti
on0 札幌市内も計算上0.144μSv/hもあったりして気が抜けません。これにβが加わる
とどんなことになるのか。4~5月にかけては親子で鼻血出しまくり。水下痢。倒れ寝
。頭痛。」
「今はどこの牛乳も厳しいですね。RT @mayang_island @georgebowwow @adiction0 チ
ェルノブイリ内部被曝は、牛乳が一因とも言われてますね。宮崎の牛乳を取り寄せたけ
ど、去年12月に玄海原発プルサーマル放射能漏れレベル6を知ったのが買った後で…」
ツィッターで木下黄太さんがこう書いています。
「南相馬の牛は十一頭全部暫定基準すら超えたセシウム。福島から県外に移動した全て
の牛は、国は全頭行き先を明確化し、その全ての牛に放射能検査をせよ。これは、豚も
鳥もだ。福島から動かした家畜を放射能について完全に管理せよ。あたりまえの事だ。
」
香川県で大気中の粉塵から微量のセシウム134、セシウム137が計測されています。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20110707000116
放射性セシウムが1000ベクレル毎キロ(Bq/kg)以下なら汚泥を肥料にしてもい
いと農林水産省が言っている問題の日刊ゲンダイの記事
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0By9RUfrZ48I
tN2VjNDIwZmYtM2EwNi00OTgyLTk0MTEtZmQ4YWRjMGM3NGU5&hl=en_US
日本の食品の安全性が根本から揺らいでいます。今考えていることは、安心できる畑
を探すことです。定期的に畑の土壌汚染を市民レベルで測定できる体制を作る必要があ
ります。今の日本はチェルノブイリ原発事故を起こしたソ連よりもひどいです。1人1
万円で400万円を集め、食品、土壌、水道水の放射性物質の量を検出できる、ゲルマニ
ウム半導体検出器を買いたい、くらいに思っています。もはや安心なのは九州くらいで
しょうか。ただし、玄海原発が動かないことが前提です。
また、飲料メーカーなどで、政府の基準の300ベクレル毎リットル(Bq/L)なんて
デタラメな基準ではなく、せめてチェルノブイリ原発事故に苦しむベラルーシ共和国の
基準、10ベクレル毎リットル(Bq/L)を守る飲料メーカーを育てたい。僕は特にビー
ルメーカーを1つ是非とも希望。(笑)
政府や放射線の専門家という人間たちが、外部被ばくだけを問題にして、内部被ばく
を軽視しています。政府の基準では、呼吸、飲料水、食品の合計の内部被ばくは年間1
7ミリシーベルト(mSv)までOKだそうです。とんでもない!!!
セシウム 5ミリシーベルト(mSv)
ヨウ素 2ミリシーベルト(mSv)
ウラン 5ミリシーベルト(mSv)
プルトニウムなど 5ミリシーベルト(mSv)
合計 17ミリシーベルト(mSv)
国際放射線防護委員会(ICRP)の基準は、外部被ばくと内部被ばくとの合計で年
間1ミリシーベルト(mSv)。日本はその17倍以上。だって、外部被ばくの量がこの
17ミリシーベルト(mSv)には入っていないから。
現在の日本で外部被ばくはどれくらいか?以前紹介した、セシウム134、セシウム
137からもとめた住民の外部被ばくレベルでは実線内の赤、オレンジ、黄色の一部が
年間20ミリシーベルト(mSv)被ばくします。点線内の黄色および緑色の一部は年間
10ミリシーベルト(mSv)被ばく、その外側の実線内の緑色の一部と青いの部分、水
色の部分は年間5ミリシーベルト(mSv)被ばくします。
(写真4)セシウム134およびセシウム137の蓄積とそれによる外部被ばくから求めた住
民の外部被ばくレベル IRSN 20110523
ところが、火山学者の早川由紀夫さんがまとめた、空間線量による放射能汚染マップ
では、福島第一原発から200km離れた各地にホットスポットがあることが分かっていま
す。
岩手県一関市(170km)、栃木県那須塩原市(100km)、千葉県柏市、流山市、松戸
市(200km)、茨城県土浦市、阿見市、守屋市(170~190km)、群馬県沼田市(20
0km)、埼玉県三郷市(200km)これらは空間線量が0.5マイクロシーベルト毎時(μ
Sv/h)を超えるエリアですから、年間被ばくは4ミリシーベルト(mSv)になる危険性
があります。
(写真5)群馬大学 早川由紀夫教授 半径300kmの汚染地図を作成 2011年6月1
8日改訂版
アメリカが湾岸戦争時にイラクで使った、劣化ウラン弾による、白血病や小児がんが
イラクの子どもたちの間で多発しています。現地で治療にあたっている、井下俊医師は
、0.5マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超えると奇形児が産まれる危険性がある
、と教えてくれました。チェルノブイリ原発事故以来、食品の放射線量を測定している
民間団体たんぽぽ舎の山崎久隆氏は、0.6マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超え
ると奇形児が生まれる可能性があると思うと言っていました。0.5という数字がもう
そこにいてはいけないボーダーであると思います。それより低い数値でどうなのか?今
、調べているところです。ただ、チェルノブイリ原発事故のベラルーシを事故後4年後
訪問した「汚染地帯からの報告 チェルノブイリ救援調査団編」を読んでいます。その
中に高濃度に汚染された場所の空間線量が0.1マイクロシーベルト毎時(μSv/h)と
いう記述が。0.1でも危ない、ということを知るべきだと僕は思っています。
先にあげた、一関市、那須塩原市、柏市、流山市、松戸市、土浦市、阿見市、守屋市
、沼田市、三郷市は、空間放射線量が0.5マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超え
ます。妊婦と乳幼児、妊娠の可能性のある方は即刻避難すべきです。その家族とともに
。各自治体はこうした年間4ミリシーベルト(mSv)を超える地域の人々の移転先で就
労先や居住先を保障すべきです。
そのために、長崎大学の山下俊一(今度、福島県立医科大学副学長に就任する!)や
、来週さいたま市で「放射線・放射能の健康影響を知る」と題する緊急セミナー(7月
13日市民会館うらわ、7月19日は市民会館おおみや いずれも午後二時から)で講
演する自治医科大学の菊池透などを即刻その職から解任する必要があります。彼らは、
年間100ミリシーベルト(mSv)以上の被ばくからだけ、健康に影響があるといいま
す。さらに、100ミリシーベルト(mSv)以上でも日本人がガンで死ぬ確率が30%
だったのが、30.5%になるくらいだから、福島第一原発の放射能の影響かどうかわ
からない、と言い切っています。
(続く)また、低い放射線被ばくはかえって健康にいい、とまで言っています。彼らは内部被ば
くの危険性を認めていません。広島、長崎で遺伝的な影響はなかったと結論づけていま
す。
しかし、日本人のがん死が30%が30.5%になるということは、200人のうち
60人がガンでなくなっていたのが、61人になる、ということです。つまり、200
人あたり1人の死者が増えるレベルなのです。これを山下俊一と菊池俊はたいしたこと
はない、と言っているのです。
広島、長崎で被ばく後、爆心地付近に入った人も含めて、妊婦が流産を多く経験して
います。指がつながっていたり、水頭症と言われる脳のない赤ちゃんも産まれています
。これは彼らが「原爆での影響は何もなかった」と何百回言おうが事実です。一度でも
、長崎原爆資料館(元 長崎国際文化会館)を訪れた方は目にされている事実です。こ
れは、年間100ミリシーベルト(mSv)を浴びた人たちに起きたことではなく、低レ
ベルでの被ばくによるものです。
広島の爆心地から35km離れた呉にも「黒い雨」は降っていました。
当初、国は、広島原爆の爆心地の北西部に1時間以上降った「大雨地域」(南北19km
、東西11km)と1時間未満の「小雨地域」(南北29km、東西15km)とし、国はそれに基
づき「大雨地域」在住の被爆者にのみ健康診断やがんなどの特定疾患発病時の被爆者健
康手帳の交付を行ってきました。
ところが、2010年3月29日、広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授は、
黒い雨が降った範囲は、国による降雨域(「小雨地域」も含む)の約3倍になると報告
しています。この範囲で、「奇形児」を出産した妊婦がいました。この記録を僕は今、
探しています。今のところ、伝聞でしかありませんが。
胎児は妊娠8週から25週の間に「オープン・ウィンドウ」という外界の物質や免疫
を受け入れる時期があり、その期間に低レベルの放射線量を妊婦が被ばくした場合、「
奇形」となる危険性があるといわれています。これは、2011年3月13日のニューヨーク
タイムズに、「Radiation and Pregnancy」(放射線と妊娠)という記事が掲載されま
した。この記事では、米コロンビア大学のDouglas Almond准教授(研究用ウェブサイト
はこちら)らによる学術論文(後述)を引用しながら,
・成人への健康被害が生じないとされている微量の放射線であっても、胎児に影響が生
じる危険性がある
・この科学的知見を踏まえて、日本政府が妊婦の放射線被害に対してより強い警鐘を鳴
らすべきと訴えています。
僕は「内部被ばくを考える市民研究会」を立ち上げるべきだと考えています。賛同さ
れる方のメールをお待ちしています。
これまでの福島原発関連情報
◆今日も拡がる福島原発放射能汚染 さて大阪は ドイツ 気象局
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
山下HP・「お元気ですか」 今日もビラニック(山下ブログ別館)
下記のblogランキングに参加しています。(←1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの1クリックが山ちゃんの元気になります。
にほんブログ村
鹿児島の表情をリアルタイムで伝えるホームページ・今日の桜島です。桜島、錦江湾、天文館、知覧などご覧になれます。時々ご覧いただければありがたいです。です。
以下のメールをいただきました。発信された方は反原発議員・市民連盟の方です。
新幹線を使って、神戸まで行きました。新幹線車内の空間放射線量数値は
行き(7月8日 20:30) 帰り(7月9日新神戸発 20:02)
単位:マイクロシーベルト毎時(μSv/h)
東京駅 0.11 。0.10
品川 0.07 。0.11
新横浜 0.14 。0.13
名古屋 0.12 。0.13
京都 0.11 。0.13
新大阪 0.13 。0.13
新神戸 0.07 。0.11
携帯型デジタルβ&γ放射線測定器ラデックス(RADEX RD1503)で測定。
結論、兵庫県も埼玉県や東京都、神奈川県と同じような空間放射線量です。これは、
僕にとって驚くべきことでした。神戸に行ったら、屋外でマスクを外そう、神戸牛も食
べようと思っていたのですが……。高濃度放射能汚染地帯、東京(山本太郎氏のことば
です)と同じ放射線量であったとは。
詳しくは、写真の1,2を見て下さい。兵庫県灘区六甲道のあたりの空間放射線量は
0.11~0.17くらいです。これは、僕の住んでいる川口市とまったく変わりません。
(写真1) 兵庫県神戸市六甲道あたりの空間放射線量 昼ごはん 20110709
(写真2) 兵庫県神戸市六甲道あたりの空間放射線量 コーナン 20110709
ツィッターで「福島第一原発は毎日、広島原爆1個分の放射能を出している」と書か
れたかたがいました。この裏づけを今、調べています。もし、これが正しければ、日本
全体は常に放射能雲で覆われていて当然です。農作物、海水産物に影響が出るのは必死
です。日本全体のみならず、北半球全体でしょう。北半球全体で小児甲状腺がんやさま
ざまなガンが増えることになるでしょう。
新聞には、関西、九州地方の空間放射線量は載っていません。福島第一から放出され
る放射線量について、関東・東北に住んでいる人々と関西・九州に住んでいる人々との
、温度差は非常に大きいです。これは、新聞やテレビが悪いのではないでしょうか。日
本がまっぷたつに分かれています。福島第一の問題が東日本だけの問題になり、西日本
は安全だ!というデマが作られています。北海道の牛乳も心配になってきました。おそ
らく、関西地方でものどが痛い人が増えているのではないでしょうか。
神戸・三宮地下鉄ホームでは、0.15マイクロシーベルト毎時(μSv/h)でした。
(写真3)
神戸・六甲本通商店街にあるCOOPでは、茨城県産のキャベツが売られていました。産
地を気にするお客さんがいるようには見えませんでした。いたのかなぁ?
ツイッターでdokirichanさんがこう書いています。
「野菜ジュース、4月にkagomeに問合せたときは、約半年前に収穫しプールしているも
のが今製品に使用されると。安心して野菜生活シリーズを飲んでいたが、タイムリミッ
トは近い。。。」
「前述KAGOMEの他、MEGMILKと農協が一緒に出している野菜ジュースのシリーズもある
がこちらはKAGOMEと違って小松菜以外の野菜は全て海外産だから放射性物質は大丈夫と
担当者に言われた。今までなら微妙だが!」
ツィッターでkazukazu721さんがこう書いています。
「牛乳がヤバイな。RT @GeorgeBowWow: 北海道は距離的に近いし、風向きに… @adicti
on0 札幌市内も計算上0.144μSv/hもあったりして気が抜けません。これにβが加わる
とどんなことになるのか。4~5月にかけては親子で鼻血出しまくり。水下痢。倒れ寝
。頭痛。」
「今はどこの牛乳も厳しいですね。RT @mayang_island @georgebowwow @adiction0 チ
ェルノブイリ内部被曝は、牛乳が一因とも言われてますね。宮崎の牛乳を取り寄せたけ
ど、去年12月に玄海原発プルサーマル放射能漏れレベル6を知ったのが買った後で…」
ツィッターで木下黄太さんがこう書いています。
「南相馬の牛は十一頭全部暫定基準すら超えたセシウム。福島から県外に移動した全て
の牛は、国は全頭行き先を明確化し、その全ての牛に放射能検査をせよ。これは、豚も
鳥もだ。福島から動かした家畜を放射能について完全に管理せよ。あたりまえの事だ。
」
香川県で大気中の粉塵から微量のセシウム134、セシウム137が計測されています。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20110707000116
放射性セシウムが1000ベクレル毎キロ(Bq/kg)以下なら汚泥を肥料にしてもい
いと農林水産省が言っている問題の日刊ゲンダイの記事
https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0By9RUfrZ48I
tN2VjNDIwZmYtM2EwNi00OTgyLTk0MTEtZmQ4YWRjMGM3NGU5&hl=en_US
日本の食品の安全性が根本から揺らいでいます。今考えていることは、安心できる畑
を探すことです。定期的に畑の土壌汚染を市民レベルで測定できる体制を作る必要があ
ります。今の日本はチェルノブイリ原発事故を起こしたソ連よりもひどいです。1人1
万円で400万円を集め、食品、土壌、水道水の放射性物質の量を検出できる、ゲルマニ
ウム半導体検出器を買いたい、くらいに思っています。もはや安心なのは九州くらいで
しょうか。ただし、玄海原発が動かないことが前提です。
また、飲料メーカーなどで、政府の基準の300ベクレル毎リットル(Bq/L)なんて
デタラメな基準ではなく、せめてチェルノブイリ原発事故に苦しむベラルーシ共和国の
基準、10ベクレル毎リットル(Bq/L)を守る飲料メーカーを育てたい。僕は特にビー
ルメーカーを1つ是非とも希望。(笑)
政府や放射線の専門家という人間たちが、外部被ばくだけを問題にして、内部被ばく
を軽視しています。政府の基準では、呼吸、飲料水、食品の合計の内部被ばくは年間1
7ミリシーベルト(mSv)までOKだそうです。とんでもない!!!
セシウム 5ミリシーベルト(mSv)
ヨウ素 2ミリシーベルト(mSv)
ウラン 5ミリシーベルト(mSv)
プルトニウムなど 5ミリシーベルト(mSv)
合計 17ミリシーベルト(mSv)
国際放射線防護委員会(ICRP)の基準は、外部被ばくと内部被ばくとの合計で年
間1ミリシーベルト(mSv)。日本はその17倍以上。だって、外部被ばくの量がこの
17ミリシーベルト(mSv)には入っていないから。
現在の日本で外部被ばくはどれくらいか?以前紹介した、セシウム134、セシウム
137からもとめた住民の外部被ばくレベルでは実線内の赤、オレンジ、黄色の一部が
年間20ミリシーベルト(mSv)被ばくします。点線内の黄色および緑色の一部は年間
10ミリシーベルト(mSv)被ばく、その外側の実線内の緑色の一部と青いの部分、水
色の部分は年間5ミリシーベルト(mSv)被ばくします。
(写真4)セシウム134およびセシウム137の蓄積とそれによる外部被ばくから求めた住
民の外部被ばくレベル IRSN 20110523
ところが、火山学者の早川由紀夫さんがまとめた、空間線量による放射能汚染マップ
では、福島第一原発から200km離れた各地にホットスポットがあることが分かっていま
す。
岩手県一関市(170km)、栃木県那須塩原市(100km)、千葉県柏市、流山市、松戸
市(200km)、茨城県土浦市、阿見市、守屋市(170~190km)、群馬県沼田市(20
0km)、埼玉県三郷市(200km)これらは空間線量が0.5マイクロシーベルト毎時(μ
Sv/h)を超えるエリアですから、年間被ばくは4ミリシーベルト(mSv)になる危険性
があります。
(写真5)群馬大学 早川由紀夫教授 半径300kmの汚染地図を作成 2011年6月1
8日改訂版
アメリカが湾岸戦争時にイラクで使った、劣化ウラン弾による、白血病や小児がんが
イラクの子どもたちの間で多発しています。現地で治療にあたっている、井下俊医師は
、0.5マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超えると奇形児が産まれる危険性がある
、と教えてくれました。チェルノブイリ原発事故以来、食品の放射線量を測定している
民間団体たんぽぽ舎の山崎久隆氏は、0.6マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超え
ると奇形児が生まれる可能性があると思うと言っていました。0.5という数字がもう
そこにいてはいけないボーダーであると思います。それより低い数値でどうなのか?今
、調べているところです。ただ、チェルノブイリ原発事故のベラルーシを事故後4年後
訪問した「汚染地帯からの報告 チェルノブイリ救援調査団編」を読んでいます。その
中に高濃度に汚染された場所の空間線量が0.1マイクロシーベルト毎時(μSv/h)と
いう記述が。0.1でも危ない、ということを知るべきだと僕は思っています。
先にあげた、一関市、那須塩原市、柏市、流山市、松戸市、土浦市、阿見市、守屋市
、沼田市、三郷市は、空間放射線量が0.5マイクロシーベルト毎時(μSv/h)を超え
ます。妊婦と乳幼児、妊娠の可能性のある方は即刻避難すべきです。その家族とともに
。各自治体はこうした年間4ミリシーベルト(mSv)を超える地域の人々の移転先で就
労先や居住先を保障すべきです。
そのために、長崎大学の山下俊一(今度、福島県立医科大学副学長に就任する!)や
、来週さいたま市で「放射線・放射能の健康影響を知る」と題する緊急セミナー(7月
13日市民会館うらわ、7月19日は市民会館おおみや いずれも午後二時から)で講
演する自治医科大学の菊池透などを即刻その職から解任する必要があります。彼らは、
年間100ミリシーベルト(mSv)以上の被ばくからだけ、健康に影響があるといいま
す。さらに、100ミリシーベルト(mSv)以上でも日本人がガンで死ぬ確率が30%
だったのが、30.5%になるくらいだから、福島第一原発の放射能の影響かどうかわ
からない、と言い切っています。
(続く)また、低い放射線被ばくはかえって健康にいい、とまで言っています。彼らは内部被ば
くの危険性を認めていません。広島、長崎で遺伝的な影響はなかったと結論づけていま
す。
しかし、日本人のがん死が30%が30.5%になるということは、200人のうち
60人がガンでなくなっていたのが、61人になる、ということです。つまり、200
人あたり1人の死者が増えるレベルなのです。これを山下俊一と菊池俊はたいしたこと
はない、と言っているのです。
広島、長崎で被ばく後、爆心地付近に入った人も含めて、妊婦が流産を多く経験して
います。指がつながっていたり、水頭症と言われる脳のない赤ちゃんも産まれています
。これは彼らが「原爆での影響は何もなかった」と何百回言おうが事実です。一度でも
、長崎原爆資料館(元 長崎国際文化会館)を訪れた方は目にされている事実です。こ
れは、年間100ミリシーベルト(mSv)を浴びた人たちに起きたことではなく、低レ
ベルでの被ばくによるものです。
広島の爆心地から35km離れた呉にも「黒い雨」は降っていました。
当初、国は、広島原爆の爆心地の北西部に1時間以上降った「大雨地域」(南北19km
、東西11km)と1時間未満の「小雨地域」(南北29km、東西15km)とし、国はそれに基
づき「大雨地域」在住の被爆者にのみ健康診断やがんなどの特定疾患発病時の被爆者健
康手帳の交付を行ってきました。
ところが、2010年3月29日、広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授は、
黒い雨が降った範囲は、国による降雨域(「小雨地域」も含む)の約3倍になると報告
しています。この範囲で、「奇形児」を出産した妊婦がいました。この記録を僕は今、
探しています。今のところ、伝聞でしかありませんが。
胎児は妊娠8週から25週の間に「オープン・ウィンドウ」という外界の物質や免疫
を受け入れる時期があり、その期間に低レベルの放射線量を妊婦が被ばくした場合、「
奇形」となる危険性があるといわれています。これは、2011年3月13日のニューヨーク
タイムズに、「Radiation and Pregnancy」(放射線と妊娠)という記事が掲載されま
した。この記事では、米コロンビア大学のDouglas Almond准教授(研究用ウェブサイト
はこちら)らによる学術論文(後述)を引用しながら,
・成人への健康被害が生じないとされている微量の放射線であっても、胎児に影響が生
じる危険性がある
・この科学的知見を踏まえて、日本政府が妊婦の放射線被害に対してより強い警鐘を鳴
らすべきと訴えています。
僕は「内部被ばくを考える市民研究会」を立ち上げるべきだと考えています。賛同さ
れる方のメールをお待ちしています。
これまでの福島原発関連情報
◆今日も拡がる福島原発放射能汚染 さて大阪は ドイツ 気象局
◆全国の放射能(水道、雨の放射能)濃度一覧
◆山下HP反核・反原発サイト、放射能情報公開、反原発の歌
山下HP・「お元気ですか」 今日もビラニック(山下ブログ別館)
下記のblogランキングに参加しています。(←1日1クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの1クリックが山ちゃんの元気になります。
にほんブログ村
鹿児島の表情をリアルタイムで伝えるホームページ・今日の桜島です。桜島、錦江湾、天文館、知覧などご覧になれます。時々ご覧いただければありがたいです。