浅川マキさん、加川良さん いい歌がいっぱいあります。

鹿児島の安宿、リトルアジア。この山野ビル１階です。多くの外国人ツアー客が利用しています。

最近、歌手の浅川マキさん、プロ野球の小林繁さん、タレントのミッキー安川さんと著名人が相次いで亡くなられました。


以下、中日新聞より
　浅川さんは１９６８年、劇作家・詩人の故寺山修司さんが演出した東京・新宿の舞台公演の歌で注目され、その実況録音である翌年のデビュー曲「夜が明けたら」は、７０年安保闘争が吹き荒れた時代を象徴する歌として若者の記憶に刻まれた。

　以後も日本の音楽のアンダーグラウンドシーンから出ることなく孤高の活動を続けた。基調にジャズやブルースがある音楽は浅川さん独自の美意識に貫かれ、自らの世界に妥協を許さない姿勢は時代を経て変わることがなかった。　ここまで中日新聞より引用


　黒ずくめの服装、長い髪、無表情。浅川マキさんの雰囲気は７０年前後の大学闘争によく合っていた感じがします。「夜が明けたら」、 「かもめ」、「ちっちゃな時から」、「ふしあわせという名の猫」など時々聞いたものです。

　同時代に加川良さんがいますが、加川さんに「赤土の下で」という曲があることを最近知りました。添田唖蝉坊（あぜんぼう 1872 年生まれ）・高田渡の「あきらめ節」と同傾向の唄です。

ごあいさつ　値上げ　深夜　赤土の下で／高田渡・加川良

　なお、加川良さんの「コスモス」」もいい歌です。ほんとうに気持ちよく歌っていてうれしくなります。

「赤土の下で」
詞曲　加川良

奴を埋めるにゃ金はなし
お役人が死体を横目でにらみ
鼻をつまんで　出した金
１万６４２円

３分待ったら　葬儀屋が
ジャンパー姿でやってきた
入ってくるなり　出た言葉
あと　２万円はいりますぜ

葬式にも　いろんな型が　あってね
この死体にゃ悪いけど　霊柩車はつきません
でも　そう　きっと　友達が
花束　送ってくれるでしょうよ

２日たって　坊主がやってきた
光った　自家用車でね
衣のシワを気づかい説教
請求が２０００円

赤土の中に　奴は埋められ
道端の小石が　目印さ
神よ　奴の魂たのみます
墓場の土に請求こねえようにネ

何がどうなり　こんなにも
葬式ってやつは　こんなに高い
俺たち　貧乏人
おちおち死ぬ事にもかかれない

【今日の動き】新社会党近畿ブロック会議。参院選、労働相談などの取り組みについて協議。
　
下記のblogランキングに参加しています。（←１日１クリックでできる山ちゃんへの励まし。みなさんの１クリックが山ちゃんの元気になります。

　　　 にほんブログ村

山下ＨＰ・「お元気ですか」（新鮮さ、写真、リンク充実） 　　　 今日もビラニック（山下ブログ別館）　

鹿児島の表情をリアルタイムで伝えるホームページ・今日の桜島です。桜島、錦江湾、天文館、知覧などご覧になれます。時々ご覧いただければありがたいです。