平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

中野勇人さんの新たな闘い / 本多立太郎さんの思い/ 日本維新の会のこれから / 石原慎太郎批判

2012年10月19日 |  #脱原発 #茨金 #11行動 #茨木市議会議員
 昨日、国鉄闘争センター四国の中野勇人さんから、転居を知らせる葉書が届きました。中野さんとは国鉄闘争を通じて長年の仲間です。国会へのアピール54日間連続マラソン、反核平和の火リレーなど一緒に走ってきました。とりあえず国鉄の分割民営化については一定の決着がついていますが、納得できない人も多くいます。中野さんもその一人。

 非道な国家とJR(国鉄)により、職場の仲間が分断され、心身のストレスで200名の労働者が自死するという痛ましい出来事も起きました。国民のものであった国鉄、その土地や資産を大企業が剥ぎ取り、一方で国労を弱体化するのが大きな狙いでした。

 ウィキペディアには以下の記述があります。

 巨額の累積債務を、民営化して経営改善したJR各社の負担や国鉄資産の売却、これに国からの税金投入などで処理することは、国鉄分割民営化の大きな目的であった。ただし、中曽根首相はその後、国鉄分割民営化の真の目的は、労働組合の解体にあったと述べている。

 一方、当時は累積債務37兆円といった数字や巨額赤字といった見出しが各大手マスコミによって喧伝されたが、この数字の根拠となる具体的な債務内容は公開されておらず、国鉄が持っていた同様に巨額の資産や債権を一切考慮していないことから、意図的な虚報であるという主張も労働組合側からなされている。[3]このようなバランスシートを無視した表現をとれば、どのような大企業も巨額債務を抱えているということになるという。

 国労を解体することで国労内部に入り込んだ過激派を排除するとともに、総評を弱体化させ、それによって左右両派の微妙な力関係の上に立つ社会党のバランスを崩し、左右対立に持ち込ませて組織を疲弊させることが国鉄分割民営化の一つの目的であったとされる。特定組合を潰すことを目的とするのは不当労働行為に該当するため、これらを総称して、分割民営化を批判する側からは「国家的不当労働行為」と呼ばれている。

 引用ここまで

 なお、「かくも長き良心の不在」は、戦争の語り部として活動された本多立太郎(故人)さんの原稿集ですが、国鉄闘争に関連して以下の原稿があります。
最近、思うこと(11号 2002年7/1)

 大阪にM君という若い友人がいる。若いといっても、八十八から見ればだから、多分団塊の世代くらいだろう。気の許せるいい仲間のひとりである。そのM君から最近届いた手紙の一節。
 「国家的不当労働行為によって1047名の労働者が解雇された国鉄分割民営化から、はや十五年、解雇撤回を求める闘いは未だにその解決の糸口を見出していません」
 と始まる長文の手紙の主旨は、いわゆる四党合意の名のもとに国労に対して行なわれた不当な政治介入に対して、あろうことか国労指導部自身が積極的にこれを受け入れようとして、機動隊の導入までして開催した大会で、これを決議してしまった。もちろん、闘争団とその家族がこれに服するはずがない。「人生の否定だ」という彼らの叫びに呼応して、新しい支援組織を作りたいということである。

 私自身、この問題に関しては国労とは全く無縁、一乗客に過ぎない。ただ十五年前、何故分割民営化なのか、という公開質問状をその筋に出した縁で、M君らから推されて支援組繊の代表人を引きうけた経緯はあるが、これも近頃の国労、ひいては日本の労働組合のだらしなさに呆れてきっぱり手を切ったつもりでいたのだが、このM君の手紙に、こうしてはいられないぞ、と考え始めた。

 一五年の風雪を耐え忍んだ闘争団員、その家族は自らその道を選んだのではない。
偶々、その時期に組合運動の第一線に身を置いたというに過ぎない。彼らの持つ強靭な信念は、十五年の風雪、十五年の過酷な日常、弾圧から自然と身につかざるを得なかった強さであり力である。同じ国労組合員でも、有給の職場でぬくぬくと過した十五年とは比較にならない。まさに、白と黒の違いが、両者にはある。

 同時に、我々市民にも、こうした政治介入を平然と行なう議員どもを選んだ責任は大きくある。この闘いは決して闘争団員とその家族だけの闘いではない。まさに、良心が問われているのだ。

また、始めるか、私は腰を叩いて立ちあがった。

【今日の動き】「新社会」の配布、「再稼動反対、全ての原発をゼロに」茨木金曜日行動、印刷屋さんとの打ち合わせ。

【今日のネット情報】

日本維新の会のこれから

英エコノミスト誌の石原慎太郎批判 - 「右翼のゴロツキ」

【当面の動き】
「再稼動反対、全ての原発をゼロに」茨木金曜日行動(毎週金曜日午後6時から1時間、阪急茨木市駅東口)26日(金)は下の原発を考える市民の集い 中嶌哲演(なかじま・てつえん)講演会に集中します

「内部被ばくを生き抜く」連続上映 茨木キャラバン
原発を考える市民の集い 中嶌哲演(なかじま・てつえん)さんの講演会
・中嶌哲演さんは福井県小浜市明通寺住職で長年原発問題に取り組んでこられました。
・日時:10月26日(金)18:00~
・茨木市民会館 大ホール
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