貴重なコウノトリが日本のどこでものびのびと生きてゆけるように放射能のない環境を Ｓさんのレポートから

写真はＳさんからいただいたものです。

【今日のメモ】　早朝は連休明けで子どもたちの集団登校見守り。だんだんと半袖から長袖になっています。「お元気ですか」秋号の印刷。ぼつぼつと来春一月の市議選の準備です。100ｍ大会のトロフィー到着。

　以下、和歌山県の新社会党のＳさんのレポートから。和歌山・岩出市長選の際、コウノトリに会えるかと思って訪問したのですが飛び立っており残念でした。


Ｓさんのレポートから

　9月20日の朝日新聞を読んでいた妻から「うちの横の田んぼの鳥はコウノトリと書いてある」と言われ、新聞を見ると、5月に京都府京丹後市の人口巣塔に生まれた雄であると紹介されており、思わず「ヘェー」と感心してしまいました。

そう言われればこの2～3日、写真撮影に来る人が増えており、そうとはとは知らない私は「サギのような鳥を撮影しに来るとは、ずいぶん暇な人もいるもんだ」くらいにしか思っていませんでした。と言いますのも、この田んぼはかれこれ5～6年前から休耕田となっていてエサの類もたくさんあるらしく、サギのような鳥が日常的に降りてきていましたので、なんら珍しいことではなく、観察力のない私は今回も少し大きめのサギくらいにしか思っていませんでした。

　ところがサギではなくコウノトリと聞いたものですから、朝から早速写真撮影をすることになりました。近くから見るコウノトリはツルを一回り大きくしたような姿で、さすがサギとは違って上品さを感じます。

　コウノトリは人工飼育されたせいか人間が近くにいても警戒心がなく、2～3メートル近くでも逃げることはありません。エサを求めて広い田んぼを巡回していますから、1～2時間もすれば真近で見ることができます。納得のいく写真を撮ることに熱中していますと、そのうち人も徐々に増えてきて、皆さんは「こんな近くから写真が撮れるとは」と喜ぶ人や「もう5日～6日ここで休んでいる、次にうまく飛べるのだろうか？」「自然の中で本当に生きていけるのか？」「足の鑑札は重たくないのか？」など心配する声もありますが、通りがかりの老人ホームの車に乗ったおばあちゃんは「見た、見た」と大喜びでした。

一目見たい方、コウノトリ君はまだ2～3日は滞在すると思いますので(保証は全くできませんが)是非ご覧になってはいかがですか。。貴重なコウノトリが日本のどこでものびのびと生きてゆけるように放射能のない環境を何としてでも取り返さなければなりません。そのような思いを胸に秘めて、明日(9月21日・金)も元気よく関電前アクションに参加します。　

【当面の動き】
●「再稼動反対、全ての原発をゼロに」茨木金曜日行動（毎週金曜日午後６時から１時間、阪急茨木市駅東口）
●「内部被ばくを生き抜く」連続上映 茨木キャラバン
●原発を考える市民の集い　中嶌哲演（なかじま・てつえん）講演会
・中嶌哲演さんは福井県小浜市明通寺住職で長年原発問題に取り組んでこられました。
・日時：１０月２６日（金）１８：００～
・茨木市民会館　大ホール
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