私の大学受験ツァー 「慰安婦」被害者のイム・チョンジャハルモニが１月１３日に亡くなられました。

1/10　枚方ハーフマラソン　新成人のスタート

　今日５８歳の誕生日。元気に迎えられたこと感謝です。

　大変厳しい寒さの中のセンター試験です。４０年前は私も受験生。立命館法学部、同志社政治学科、同志社法学部２部（夜間）を受験しました。南国鹿児島ですが、受験前々日が大変な雪に見舞われました。最初の試験となる立命館の受験場所は熊本商科大学。一緒に受験する仲間に連絡を取り合い１日早く出発したものです。宿の手配はどうしたのかは思い出せません。

　家に帰ることなく、そのまま大阪の親戚宅、旅館に世話になり、同志社今出川校舎で法学部２部、広島の電機大学で同志社政治学科を受験する「受験ツァー」になりました。今出川校舎では万世小学校で毎日一緒に通学していたＳ君（その頃は大阪府田尻町）と偶然出会い、広島では初めてのワンマンバスに戸惑ったものです。

　政治の勉強よりも鹿児島（実際は加世田高校の閉鎖性かもしれません）の保守的な風土から早く自由になりたい、自立したい気持ちの方が勝っていました。一部でも二部でも仕事しながらの学生生活には変わりないということもあって、そんなにこだわりはありませんでした。
　なお鹿児島の大雪はこの時と、小学校時代に一度あったのが記憶にありますが、はたしてどうだったでしょうか。

　韓国も厳しい寒さでしょうか。以下のメールが飛び込んできました。日本政府の誠実な対応の実行が一刻も早く求められます。

以下メールから

イム・チョンジャハルモニが１月１３日に亡くなられたとのこと。
イム・チョンジャさんが話された、連れて行かれた時のこと。
転送します。

　いい働き口があるから一緒に行こう」と誘われ、「親の
　許しがなければ行けない。あなたにも親がいるでしょう？
　どこかに行くときは親の許しをもらうものでしょう？」と
　言ったのに、聞き入れられず、殴られ、荷物のようにトラック
　に放り込まれた・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
訃報には次のように書かれています。

　イム・ジョンジャハルモニは
　1か月前から体調が悪化し重患者室で亡くなられました。
　ハルモニは
　1922年に生まれ
　1938年に17歳で釜山近隣地域から満州へ連行され
　8年間台湾・香港・大連・上海・ハルピンなどで日本軍「慰安婦」生活を強いられました。
　解放（日本敗戦）後は1946年にピョンヤンの避難所を経て釜山に帰ってきました。
　1958年からは馬山で暮らし
　1996年に日本軍「慰安婦」被害者として申告しました。

　昨年11月の東京での院内集会や大阪での集会に参加されたのでご存じの方も
　多いかと思います。

同日に、同じく「慰安婦」被害者のキム・ソニハルモニも亡くなられた由、
（キム・ソニハルモニの経歴は、ご家族の意向により公表されていません。）
韓国の被害女性のうち、去年１月から今年１月にかけて、亡くなった方は１３人
にも達してしまいました。
改めて、私たちに残された時間は少ないことを痛感しています。　　

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