やがてくる日に 歴史が正しく書かれるやがてくる日に 三池の闘い

やがてくる日に

　歴史が正しく書かれる
　やがてくる日に
　私たちは正しい道を
　進んだといわれよう
　私たちは正しく生きたと
　いわれよう

　私たちの肩は労働でよじれ
　指は貧乏で節くれだっていたが
　そのまなざしは
　まっすぐで美しかったといわれよう
　まっすぐに

　美しい未来をゆるぎなく
　みつめていたといわれよう
　はたらくもののその未来のために
　正しく生きたといわれよう

　日本のはたらく者が怒りにもえ
　たくさんの血が
　三池に流されたのだと
　いわれよう
　　　　（三池の闘いの中で読み人知らず）
　　　　　

「安全なくして労働なし」
「抵抗なくして安全なし」
「権利なくして安全なし」

　いずれも三池労組の闘いから生まれたものである。

　三池の闘いは社青同を通じてである。学生時代、社会党に入党、しばらくして社会党の青年組織である社青同に加盟した。誘ってくれたのが高槻の坂上安太郎衆議院議員事務所で党の専従をしていた岡本さん（故人）。社青同は1960年の安保と三池の闘いの中から生まれたこともあって、三池は聖地みたいなもの。三池に学ぶツァーや学習が盛んに取組まれていた。また社会党を支持する三区青年共闘など社会党選挙の一翼を担う一方で、今でも続いている平和友好祭、反核平和の火リレーの中軸として存在していた。

　今日の第42回大阪北摂労災職業病対策会議（略称 北摂労職対）も三池の闘いと茨木にあった宇山カーボンのじん肺闘争から生まれ、今日まで労災職業病根絶に向けて取組んでいる。総会には三池から宮崎さん（三池ＣＯ現地共闘会議代表）、沖さん（大牟田労災病院廃止反対連絡会議副議長）が来られていた。私も来賓挨拶に加えていただき新社会党大阪府本部委員長として連帯のアピールができた。

　懇談の場で話題になったのが後期高齢者医療制度、対象になる方も多く、医師も参加されており、何とか問題にしなければと話されていた。本当にその通りで、最終本会議で私は後期高齢者医療制度条例に反対の討論を予定している。

ご参考になれば
三池闘争
日本社会主義青年同盟

鎌田慧著『去るも地獄　残るも地獄』によせて
闘いの評価を曖昧にした「思い」
神話化された三池闘争と、国鉄闘争の未来

終日雨模様、「新社会」の配布と集金。

　山下けいきＨＰ「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。

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