平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

雨の日の情景

2007年07月13日 |  #玉島 #平田 #阪急東 #茨木市議会議員
写真は5月の安威川袖ふれあい駅伝のもの。ポスターはりを手伝ってもらったTさんからいただいた。

「新社会」の配布と集金。夜は新社会党の府本部執行委員会で参議院選挙対策を協議する。

 大型で強い台風が沖縄から九州へ上陸しそう雰囲気である。このままだとふるさとの加世田市(現在は南さつま市)も直撃されそうである。先日の集中豪雨では浸水被害も出ており、大丈夫かと気になる。

終日雨だった。私の好きな青春音楽館の「ある雨の情景」(吉田拓郎)に、雨の歌がいろいろ紹介されている。今日の心境にはどの歌がにあうのだろうか。


以下「青春音楽館」から

 「ある雨の情景」(吉田拓郎)

バスが止まって (並木道に)
   外は雨が降っている

     各駅停車の汽車は今
     想い出の街を出る
     僕の笑いがゆがんでいるのは
     降り出した雨のせいじゃない
               「各駅停車」―猫
 
     窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を
     細い指先で なぞってみる
     くもりとかして すべる指先に
     伝わる冷たさ 心にしみる
              「愛はかげろう」―雅夢

     ガラス窓から後姿が
     雨に煙りかすんで消える
     ただあなたに嫌われないように
     いつか 長い髪も切ったのに
                 「雨降り道玄坂」-ふきのとう


     窓の外は雨 雨が降ってる
     物語の 終わりに
     こんな雨の日 似合いすぎてる
             「雨の物語」―イルカ

     冬だから雨はにあわない
     冬だから君を思い出す
              「雨は似合わない」―N.S.P


     冷たい雨、雨、雨、雨、いまさら
     あなたがこんなに愛しい
     冷たい雨、雨、雨、雨、私を
     あの頃に連れて戻って
              「雨…」―中島みゆき

     雨、雨、ふれふれ、もっとふれ
     私のいい人つれて来い
             「雨の慕情」-八代亜紀


     くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら
     どうぞこのまま どうぞこのまま
     どうぞやまないで
              「どうぞこのまま」―丸山圭子


   ガラス窓に
   いっぱい並んだ雨だれの 

     ひとり 雨だれは淋しすぎて 
     あなた 呼びだしたりしてみたの
               「雨だれ」-太田裕美


     窓の外には雨とから松
     枝にはるりかけす
               「胡桃の日」-さだまさし


     ひざの上に ほほをのせて
     「好き」とつぶやく 雨の調べ
     やめて そのショパン
     想い出なら いらないわ
           「雨音はショパンの調べ」-小林麻美


     軽井沢ホテルの窓から
     雨の日は思い出が見える

           「軽井沢ホテル」-さだまさし

     雨音に気づいて遅く起きた朝は
     まだベッドの中で半分眠りたい
           「12月の雨」- 荒井由実

     波音が響けば雨音が近づく
           「夏をあきらめて」―サザンオールスターズ

     レイン もっと強く降り注いでくれ
     濡れて二人は
     レイン もっと強く求めてくれ
     冷えた体で 雨の音さえ隠せぬ罪
          「ドラマティック・レイン」-稲垣潤一

     雨のようにすなおに
     あの人と私は流れて
     雨のように愛して
     サヨナラの海へ流れついた
            「ひとり上手」―中島みゆき


   向こうで誰かが (肩をすぼめて)
   タバコに火をつけた


     むなしさが夕暮れと雨を連れて来て
     寂しさが夕空と街を闇に塗り
     なんだか涙もでやしない でやしない
            「春の雨はやさしいはずなのに」―小椋佳


     やさしい雨の 祇園町
     加茂の流れにうつる あなたの姿
     あれは 初めての恋
     見つめあう 見つめあう瞳 あなたとふたり
                  「加茂の流れに」―かぐや姫


     雨のステイション 会える気がして
     いくつ人影見送っただろう
                 「雨のステイション」-荒井由実


     空は風色 ため息模様
     人待ち顔の 店じまい
     雨が空を 見限って
     あたしの心に 降りしきる
           「雨が空を捨てる日は」―中島みゆき

     貴方の夢が かなうように
     祈る心に 銀の雨が降る
                   「銀の雨」―松山千春


   それから人は (人はみんな)
   皆傘をさして 


     だからそんな風に
     悲しい顔 今夜だけは止して頂戴
     わかるでしょ雨の日には
     誰だって傘をさすものよ
              「吸殻の風景」-さだまさし


     だけども問題は今日の雨 傘がない
     行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
     君の家に行かなくちゃ 雨にぬれ
              「傘がない」―井上陽水

     しかたがないので 買ったばかりの
     スヌーピーのハンカチ
     貸してあげたけど
     傘の方が良かったかしら
              「雨やどり」―さだまさし

   まるで心を 傘で隠せるみたいに
   そして黙って (黙って雨の)
   雨の中を歩いてる


     五月雨は緑色
     悲しくさせたよ一人の午後は
                    「初恋」―村下孝蔵

     淡い初恋消えた日は
     雨がしとしと降っていた
               「せんせい」- 森 昌子

     雨がしとしと日曜日
     僕は一人で 君の帰りを待っていた
            「モナリザの微笑」-ザ・タイガース

     降りしきる 雨の舗道
     頬つたう 銀のしずく
     傘もささず 歩いてた
     ああ あの人の うしろ姿が
     淋しそうで
            「雨のバラード」-湯原昌幸

     雨にぬれながら たたずむ人がいる
     傘の花が咲く 土曜の昼さがり
            「雨」- 三善英史

     鈍色の空を 低く飛ぶ鳥が
     短く啼いてゆきます 真昼の雨
            「桐の花」-さだまさし

     温かな昼下がり 通りすぎる雨に
     濡れることを 夢に見るよ
        「さよならをするために」―ビリーバンバン

     思い出通り雨 も一度 降れ降れ
     気まぐれ通り雨 優しく 降ってやれ
             「思い出通り雨」―ふきのとう

     ドライバーズ・シートまで
     横なぐりの雨
     ワイパーきかない夜のハリケーン
             「翼の折れたエンジェル」-中村あゆみ

     ひとしきり 肩濡らした冬の雨
                「狂った果実」-アリス
     
     別れ雨がわたしの 心を濡らす
             「さよならだけは言わないで」-五輪真弓

     雨 潸々と この身に落ちて
            「愛燦燦」-小椋佳


   それから雨は (雨はどこか)
   どこかの風といっしょに
   茶色の葉っぱを 一枚落としていった


     外は今日も雨 やがて雪になって
     僕等の心の中に 降りつもるだろう
              「さよなら」―オフコース

     雨は夜更け過ぎに
     雪へと変わるだろう
              「クリスマス・イブ」―山下達郎

     空と君とのあいだには
     今日も冷たい雨が降る
          「空と君のあいだに」ー中島みゆき

     冷たい雨が降るたび
     あなたを思うでしょう
             「冷たい雨」―ハイ・ファイ・セット

     しょうがない 雨の日はしょうがない
              「雨が空から降れば」―小室等


   それから皆 (みんな雨に)
   雨にぬれて歩いてる


     雨もふりあきて 風もやんだようだね
           「伽草子」―吉田拓郎

     止まない雨も 明けない夜も
     今迄一度もなかった
          「Close Your Eyes -瞳をとじて」-さだまさし


     雨あがりの朝 とどいた短い手紙
       「結婚するって本当ですか」-ダ・カーポ
     
     雨が止んだら お別れなのね
             「雨が止んだら」- 朝丘雪路

     眠れない夜と 雨の日には
     忘れかけてた 愛がよみがえる
              「眠れぬ夜」―オフコース

   雨の中を (中をバスは)
   バスは動きだした

雨は、上空の水蒸気が冷えて、水滴となり、地上に落ちてくる、単なる自然現象に過ぎません。

しかし、日本は、四季がはっきりしており、梅雨や台風のもたらす降雨により、世界的にも降水量の豊富な多雨地帯で、雨とも縁の深い土地柄です。



そのため、四季折々に迎える風景たちとともに、さまざまな人生の折節が重なりあって、人は、その時々に降る雨を見ることになります。

そして人は、そんなある雨の降る日の光景を感情を込めて見つめて、心の中に写し撮るのです。

ある雨の日の情景…。




この曲は、アルバム「人間なんて」、大ヒットした「結婚しようよ」のB面に収められています。

当時は、「よしだたくろう」と表記されていました。

作詞者の伊庭啓子さんは、本名、四角佳子 (よすみけいこ)さんで、小室等さん率いる「六文銭」の後期メンバー、おけいさんと呼ばれていました。

一時は、吉田佳子さんになりましたが、つまり、浅田美代子さん、森下愛子さんの「先輩」、つまりは吉田拓郎さんの前々妻さんですね。(笑)

「六文銭」後は音楽活動を休止されていましたが、現在は、小室等さん、及川恒平さん、「猫」の常富喜雄さんなどとユニットを組んで活動されています。

この曲は、ぼくの記憶では、Am/Dm/Am/Emという、いたってシンプルなコード進行と、ストーローク奏法のギター伴奏はたやすく弾ける半面、ボーカルのメインとコーラスがしっかりしていないと、雨の日の泥んこ遊びのようになる曲でした。(笑)


【追記】
伊庭啓子さんが、本名、四角佳子 (よすみけいこ)さんという記載が、ネット上で多数流布されており、本稿の初稿も上記のとおり、これによっていたのですが、今回、広島の方から、広島で、今年の3月に伊庭啓子さんが四角佳子さんと対面された瞬間を見ており、別人であるので、訂正すべきではないかという指摘をメールで受けました。

再度、調べてみると、作詞者の伊庭啓子さんは、吉田拓郎さんらも参加していた広島のアマチュアフォークサークル「広島フォーク村」のメンバーであり、四角佳子さんの経歴と明らかに異なり、別人であると判断いたしました。

アルバム「伽草子」に収録されている「春の風が吹いていたら」も伊庭さんの作詞ですが、これが、よしだたくろう&よしだけいことなっているので、このよしだけいこさんが、いつのまにか作者の伊庭啓子さんであり、つまり、本名、四角佳子 (よすみけいこ)さんと同一人物であるという誤解になったのかと、思われます。

ここに訂正いたします。


(初稿2006.7 改訂2007.5)


ある雨の情景


作詞 伊庭啓子
補作詞 吉田拓郎
作曲 吉田拓郎


バスが止まって (並木道に) 外は雨が降っている
ガラス窓に いっぱい並んだ雨だれの 
向こうで誰かが (肩をすぼめて) タバコに火をつけた

それから人は (人はみんな) 皆傘をさして 
まるで心を 傘で隠せるみたいに
そして黙って (黙って雨の) 雨の中を歩いてる

それから雨は (雨はどこか) どこかの風といっしょに
茶色の葉っぱを 一枚落としていった
それから皆 (みんな雨に) 雨にぬれて歩いてる

雨の中を (中をバスは) バスは動きだした

1971年(昭和46年)

ここまで青春音楽館より引用


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