平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

夏休み といえば吹上浜の思い出

2006年08月08日 |  #自分史 #茨木市議会議員
夏休み

作詞/作曲 吉田拓郎

麦わら帽子は もうきえた
たんぼの蛙は もうきえた
それでも待ってる 夏休み

姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み

絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み

畑のとんぼはどこ行った
あの時逃がしてあげたのに
ひとりで待ってる 夏休み

西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み

ひまわり 夕立 せみの声

 鹿児島の、そのまた南に位置する加世田市(今は合併で南さつま市と無内容な名前となったが)万世で18まで過ごした。

 大阪に出てくるまで夏休みといえば、その田舎にある吹上浜、前浜だった。白砂青松の海岸線は流麗そのもので、40キロに及び日本三大砂丘の一つに数えられている。その砂浜ではアサリはもちろん、マテ貝、ハマグリも採れ、家族連れの潮干狩りもけっこう見られた。昔ほど取れなくなったが今もアサリは楽しめる。海がめの産卵でも知られ、悪童が学校にピンポン玉そっくりの卵を持ってきて見せびらかすこともあった。駅伝部の頃、脚力を鍛えるために砂浜を走った日もある。
 遠浅の海岸は急に深くなることはなく、水はきれいで温かく気持ちよかった。適当に波が打ち寄せ、しぶきが上がる。ここで潮が満ちるまで泳いだ。
 まだまだプールは学校になく、小学校の夏休み前、学校に集合し浜まで歩いて泳ぎの練習をした。近いとはいっても約2キロの道のりは低学年にはきつい。往きはよいよい、帰りは怖くはないがくたくたになり足取りは極端に重たくなっていた。

 これまで幾つかの浜辺で泳いできたが、吹上浜を越える海水浴場はどこにもなかった。もちろん思い入れもあるのかもしれないが。

写真は琵琶湖和邇浜

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