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加藤陽子のノンフィクション100選:和書その1
※コメントは選者ご本人によるものです

歴史は生きている 東アジアの近現代がわかる10のテーマ
朝日新聞取材班
朝日新聞出版/2008年
日、中、韓、台湾の歴史教科書に描かれた東アジアを、歴史家の目、記者の足で再構成した力作

「中立」新聞の形成
有山輝雄
世界思想社/2008年
学術書だが、新聞研究の最も良質のもの。明治にあって新聞の中立性がいかに確立されたか

わが異端の昭和史〈上〉 (平凡社ライブラリー)
わが異端の昭和史〈下〉 (平凡社ライブラリー)
石堂清倫
平凡社ライブラリー/2001年
知識人の自伝の白眉。新人会、共産党入党、満鉄調査部。広田弘毅、近衛文麿の意外な一面も

完全版 年金大崩壊 (講談社文庫)
岩瀬達哉
講談社文庫/2007年
自民党政権を揺るがせた一大問題を最初に暴いた人間の一人。問題の存在に気づいたことの勝利

天皇陛下萬歳―爆弾三勇士序説 (洋泉社MC新書)
上野英信
洋泉社新書/2007年
1932年、謀略から起こされた上海事変で爆死した3人の工兵。国家と民衆心理の裏面に迫る

特捜検察の闇 (文春文庫)
魚住昭
文春文庫/2003年
東京地検、住管機構という「正義」と対峙する異色の弁護士二人の戦いの軌跡を追う。何を対象とすべきかの点で最も筋の良いノンフィクション

ハシムラ東郷
宇沢美子
東京大学出版会/2008年
1907年、白人諷刺作家により米紙に誕生した謎の日本人・ハシムラ東郷のイメージ像を分析

日本の選択〈1〉理念なき外交「パリ講和会議」 (角川文庫)
日本の選択〈2〉魔都上海 十万の日本人 (角川文庫)
日本の選択〈3〉フォードの野望を砕いた軍産体制 (角川文庫)
日本の選択〈4〉プロパガンダ映画のたどった道 (角川文庫)
日本の選択〈5〉対日仮想戦略「オレンジ作戦」 (角川文庫)
日本の選択〈6〉金融小国ニッポンの悲劇 (角川文庫)
日本の選択〈7〉「満州国」ラストエンペラー (角川文庫)
日本の選択 (8) 満州事変 世界の孤児へ
日本の選択〈9〉「ヒトラー」に派遣されたスパイ (角川書店)
NHK取材班
角川文庫/1995年
元シリーズは『ドキュメント昭和』。殊に1巻目のパリ講和会議は圧巻。NHK取材班物の白眉

戦争 (岩波現代文庫)
大岡昇平
岩波現代文庫/2007年
歴史は繰り返さない。「この道はいつか来た道」と考えること自体が敗北主義、と断ずる潔さ

神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫)
神聖喜劇〈第2巻〉 (光文社文庫)
神聖喜劇 (第3巻) (光文社文庫)
神聖喜劇〈第4巻〉 (光文社文庫)
神聖喜劇 (第5巻) (光文社文庫)
大西巨人
光文社文庫/2002年
下級者への上級者の責任を絶対に認めない帝国軍隊の特質について明晰なテンポで執拗に迫る

慰安婦問題という問い―東大ゼミで「人間と歴史と社会」を考える
大沼保昭・岸俊光編
勁草書房/2007年
アジア女性基金の理論的支柱・大沼保昭による、東大法学部ゼミにおける慰安婦問題総括

折口信夫伝―その思想と学問
岡野弘彦
中央公論新社/2000年
歌会始の選者として知られる岡野が若き日に学び、最期を看取った折口についての伝記の決定版


「和書その2」に続く


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加藤陽子 ノンフィクション100選:ベスト10
※コメントは選者ご本人によるものです

野中広務 差別と権力 (講談社文庫)
魚住昭
講談社文庫/2006年
田中角栄により確立された日本型所得再分配のシステム、それを支えた野中広務伝の決定版。法律の裏面を読み抜き、相手陣営の切り崩しに果敢に挑む野中の行動と倫理に対し深い共感を覚えている自分に驚く

レイテ戦記 (上巻) (中公文庫)
レイテ戦記 (中巻) (中公文庫)
レイテ戦記 下  中公文庫 A 33-4
大岡昇平
中公文庫/1974年
35歳で召集されフィリピンはミンドロ島に連れていかれた老兵が日米の史料を駆使して描いた戦。愚かな作戦であったとは書いても、愚かな日本軍であったとは書けない作者のまなざしもまた魅力的

アメリカの影―戦後再見 (講談社学術文庫)
加藤典洋
講談社学術文庫/1995年
アメリカの原爆製造計画が実のところ日本への投下を当初から織り込み済みであったのではないか、との問いは衝撃的であった。日本の知識人は高齢化すると何故右への情熱の虜となるのかとの問いも今なお新鮮

淋しき越山会の女王―他六編 (岩波現代文庫―社会)
児玉隆也
岩波現代文庫/2001年
表題作は、同時に発表された立花隆「田中角栄研究 その金脈と人脈」に比べ、湿度を感じさせる文体。佐藤昭の故郷・新潟県柏崎の風土を思わせる。著者の38歳での早逝が惜しまれる

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
佐藤優
新潮文庫/2007年
外務省欧亜局とは別の筋で対ロ情報活動に従事してきた著者逮捕劇の政治的な舞台裏を活写。情報に関わってきた著者の力の程は、この本一冊で世の中の見方を一変させた手腕からも折り紙付

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)
佐野眞一
新潮文庫/2007年
上海をベースとする阿片取引で軍機密費を一人叩き出していた魔王・里見甫の生涯を追った評伝。里見が敗戦後直ちに中華航空機で日本に舞い戻れた一件自体、開拓団の悲惨さを考える時、感無量

昭和天皇〈第1部〉日露戦争と乃木希典の死
昭和天皇〈第2部〉英国王室と関東大震災
福田和也
文藝春秋/2008年
「彼の人」という主語を編み出すことで、天皇にまつわる敬語表現の桎梏を脱し、史料の博捜から昭和天皇の「さびしさ」を描く。いまだ連載中だが、昭和天皇ものの決定版となるのではないか

不当逮捕 (講談社文庫)
本田靖春
講談社文庫/1986年
検察・政界に手を突っ込み大胆に情報を得て昭電疑獄などの特ダネをものにした読売新聞社会部の伝説の記者・立松和博の栄光とその死を追う。読者は立松の姿が本田自身の姿と重なるのに気づかざるをえない

昭和史発掘〈1〉 (文春文庫)
昭和史発掘〈2〉 (文春文庫)
昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)
昭和史発掘 (4) [新装版] (文春文庫)
昭和史発掘 (5) [新装版] (文春文庫)
昭和史発掘 <新装版> 6 (文春文庫)
昭和史発掘 (7) [新装版] (文春文庫)
昭和史発掘 <新装版> 8 (文春文庫)
昭和史発掘 <新装版> 9 (文春文庫)
松本清張
文春文庫/2005年
蹶起将校側、鎮圧側双方の新史料を博捜し、透徹した人間観察に裏打ちされた目で斬った二・二六事件像は他の追随を許さない。佐分利貞男公使の怪死、スパイMの謀略等についても秀逸(新装版)

夜の食国(よるのおすくに)
吉田司
白水社/1987年
日本という国が東アジアにあることの重さと宿命を、海の民・山の民の守護神・月讀命(つくよみのみこと)の系列の思想を、古典に遡りつつ、古層に沈んだ日本の周辺地域の語りから蘇らせた傑作


「和書その1」に続く
加藤陽子
Profile
かとう ようこ
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。2007年より東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近現代史。『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書)、『シリーズ日本近現代史(5) 満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)など著書多数

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人名 ニ宮 清純
よみがな にのみや せいじゅん
プロフィール 1960年生まれ。2000年、(株)スポーツコミュニケーションズ設立。
オリンピックは88年ソウル大会から、サッカーワールドカップは90年イタリア大会から取材。
講談社の『月刊現代』では19年間にわたり、ノンフィクション・評論を連載した。
主な作品 スポーツ人健康管理学―プロが勧めるトレーニング法 (ライト・ブックス―おもしろ情報百科)
ライト・ブックス おもしろ情報百科、1986年1月
闘いか、しからずんば無…―UWF選ばれし者たちの軌跡
池田書店、1988年12月
平成プロ野球改造論
芸文社、1990年7月
勝ち方の美学
講談社、1994年9月
夢と闘争―ベースボール・ギャップ 野茂英雄の反骨人生
ザマサダ、1996年6月
奇跡のリーダーシップ―チームをNO.1にした男たち
小学館、1997年5月
スポーツ名勝負物語
講談社現代新書、1997年11月
Do or Die―スポーツは誰のもの!?21世紀への提言集
KSS出版、1999年1月
元祖プロ野球100の謎〈’99〉
KSS出版、1999年3月
最強のプロ野球論
講談社現代新書、2000年6月
1ミリの大河―新スポーツ論
マガジンハウス、2000年10月
600字の風景
光進社、2000年12月
勝者の思考法
PHP新書、2001年3月
■『ザ・甲子園 ヒーロー最強列伝』
学研、2001年7月
メジャーリーグを10倍楽しむ方法
ベストセラーズ、2001年8月
ワールドカップを読む
ベストセラーズ、2002年3月
「超」一流の自己再生術
PHP新書、2002年4月
プロ野球裁判―プロ野球の未来のために
学陽書房、2002年4月
人を動かす勝者の言葉
東京書籍、2002年7月
スポーツを「視る」技術
講談社現代新書、2002年10月
天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)
新潮社、2003年3月
摩天楼のダグアウト―メジャーリーグの流儀
ぴあ、2003年4月
ニッポンが生んだ「ゴジラ(松井秀喜)」の実力
小学館、2003年4月
プロ野球「人生の選択」
廣済堂出版 、2003年5月
プロ野球「人生の選択」
(廣済堂文庫、2005年1月)
失敗を生かす12の物語
光文社、2003年9月
悪漢たちのプロ野球―超個性派ヒーローの系譜
オークラ出版、2004年4月
勝者の組織改革
PHP新書、2004年7月
スポーツ選手名語録―彼らの強さと魅力はどこから生まれるか
王様文庫、2004年11月
プロ野球戦略会議
廣済堂出版、2006年4月
負け組の奇跡 TDK野球部 栄冠への321日
ソフトバンククリエイティブ、2007年7月
プロ野球の一流たち
講談社現代新書、2008年5月

共著( )内は共著・対談者など
スポーツうるぐす 夢野球
(江川卓、高橋源一郎)
日本テレビ放送網、1996年5月
都並敏史の世界を削った男たち―狂気と熱気の現場から
(都並敏史)、
ザマサダ、1998年5月
確実にワンランクアップする! 野球が突然、うまくなる―技術、戦略・精神論から体力トレーニングまで
(近藤隆夫)
成美堂出版 2000年7月
メジャーリーグプレイヤーズファイル〈2001〉
(長谷川滋利)
ザマサダ、2001年4月
人を見つけ人を伸ばす―個性を発掘する人材活用
(仰木彬)
カッパ・ブックス、2002年6月
現場を動かすリーダー力
(伊佐山建志、瀧野隆浩)
虎ノ門DOJOブックス、2003年4月
野球と銀行―なぜ日本は失敗したか
(木村剛)
東洋経済新報社、2003年7月
アスリート~金メダルへの道
(画・井上正治)
秋田書店、2004年8月
日本プロ野球改造計画
(樋口美雄)
日本評論社、2005年3月
フォワードなき日本格差社会
(木村剛)
ナレッジフォア、2006年9月
歩を「と金」に変える人材活用術―盤上の組織論
(羽生善治)
日本経済新聞出版社、2007年10月

プロデュース・監修( )内は編者・著者など
長嶋さんへの200通の手紙
(編・ねじめ正一)
ザマサダ、1998年10月
日韓サッカー文化論
(著・盧廷潤)
講談社現代新書、2002年4月
二宮清純完全監修 最強のワールドカップ観戦ノート
NTT出版、2006年3月
超常識のメジャーリーグ論
(著・烏賀陽正弘)
PHP新書、2006年7月
HP SPORTS COMMUNICATIONS
備考 現代プレミアブログ>近況通信
更新日 09/05/29



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人名 野村 進
よみがな のむら すすむ
プロフィール 1956年生まれ。上智大学中退。アテネオ・デ・マニラ大学留学中に取材・執筆活動をはじめる。 97年、コリアン世界の旅(講談社+α文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。現在、拓殖大学国際学部教授も務める。
主な作品 フィリピン新人民軍従軍記 (1981年)
晩声社ルポルタージュ叢書<24>、1981年8月
フィリピン新人民軍従軍記―ナショナリズムとテロリズム
(講談社+α文庫、2003年12月)
海の果ての祖国
時事通信社、1987年7月
海の果ての祖国―南の島に「楽園」を求めた日本人
(講談社文庫、1991年3月)
天才たち
文藝春秋、1992年3月
死なない身体(からだ)―いま医学で起きていること
文藝春秋、1993年2月
ニッポンの現場―現代を読み解く10の事件
講談社、1993年12月
コリアン世界の旅
講談社、1996年12月
コリアン世界の旅
(講談社+α文庫、1999年1月)
コリアン世界の旅
(講談社文庫、2009年5月)
アジア 新しい物語
文藝春秋、1999年1月
アジア新しい物語
(文春文庫、2002年1月)
脳を知りたい!
新潮社、2001年3月
脳を知りたい!
(講談社+α文庫、2004年5月)
脳の欲望 死なない身体―医学は神を超えるか
講談社+α文庫、2001年7月
事件記者をやってみた―ニッポンが見えた10の現場
日経ビジネス人文庫、2001年8月
アジアの歩き方
講談社現代新書、2001年11月
救急精神病棟
講談社、2003年10月
救急精神病棟
(講談社+α文庫、2007年4月)
日本領サイパン島の一万日
岩波書店、2005年8月
千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン
角川oneテーマ21、2006年11月
この人この世界 2007年12月-2008年1月 (NHK知るを楽しむ/月)
日本放送出版協会、2007年11月
調べる技術・書く技術
講談社現代新書、2008年4月

共著( )内は共著・対談者など
アジア定住―11ヵ国18人の日本人
(井上和博)
めこん、1996年10月
アジア定住
(講談社+α文庫、2000年1月 )
ノンフィクションを書く!
(井田真木子、中村智志、吉田司、加賀孝英、小林紀晴 、永沢光雄 、江口まゆみ、金子達仁、高山文彦、藤吉雅春)
ビレッジセンター出版局 、1999年6月
HP 野村進のホームページ
備考 現代プレミアブログ>近況通信
更新日 09/05/29



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人名 佐藤 優
よみがな さとう まさる
プロフィール 1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。
1988年から95年まで在露日本大使館に勤務。
2002年逮捕、現在起訴休職中。
主な作品 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
新潮社、 2005年3月
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて
(新潮文庫、2007年10月)
自壊する帝国
新潮社、 2006年5月
自壊する帝国
(新潮文庫、2008年10月) 
日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く
小学館、2006年7月 
獄中記
岩波書店、2006年12月 
獄中記
(岩波現代文庫、2009年10月)
国家と神とマルクス―「自由主義的保守主義者」かく語りき
太陽企画出版、2007年4月
国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき
(角川文庫、2008年11月) 
地球を斬る
角川学芸出版、2007年6月 
国家の謀略
小学館、2007年12月 
野蛮人のテーブルマナー
講談社、2007年12月 
私のマルクス
文藝春秋、2007年12月 
インテリジェンス人間論
新潮社、2007年12月 
国家論―日本社会をどう強化するか
日本放送出版協会、2007年12月 
世界認識のための情報術
金曜日、2008年7月 
「諜報的生活」の技術 野蛮人のテーブルマナー
講談社、2009年1月
交渉術
文藝春秋、2009年1月
テロリズムの罠 右巻 忍び寄るファシズムの魅力
角川oneテーマ21、2009年2月
テロリズムの罠 左巻 新自由主義社会の行方
角川oneテーマ21、2009年2月
外務省ハレンチ物語
徳間書店、2009年3月
インテリジェンス人生相談 [個人編]
扶桑社、2009年4月
インテリジェンス人生相談 [社会編]
扶桑者、2009年4月


共著( )内は共著者・対談者など
国家の自縛
(斎藤勉)
産経新聞出版、 2005年9月 
国家の崩壊
(宮崎学)
にんげん出版、 2006年3月
インテリジェンス 武器なき戦争
(手嶋龍一)
幻冬舎新書、2006年11月
ナショナリズムという迷宮―ラスプーチンかく語りき
(魚住昭)
朝日新聞社、2006年12月 
アメリカの日本改造計画―マスコミが書けない「日米論」
(関岡英之・小林よしのり・西部邁)
イースト・プレス、2006年12月
佐藤優 国家を斬る
(宮崎学)
同時代社、2007年10月
反省 私たちはなぜ失敗したのか?
(鈴木宗男)
アスコム、2007年6月 
国家情報戦略
(高永)
講談社+α新書、2007年7月 
中国の黒いワナ
(青木直人、西尾幹二)
宝島社、2007年8月
北方領土「特命交渉」
(鈴木宗男)
講談社、2006年9月
北方領土 特命交渉
(講談社+α文庫、2007年12月)
国家と人生―寛容と多元主義が世界を変える
(竹村健一共)
太陽企画出版、2007年12月
国家と人生 寛容と多元主義が世界を変える
(角川文庫、2008年11月) 
正義の正体
(田中森一)
集英社インターナショナル、2008年3月 
大和ごころ入門
(村上正邦)
扶桑社、2008年4月 
ロシア闇と魂の国家
(亀山郁夫)
文春新書、2008年4月 
情報力―情報戦を勝ち抜く“知の技法”
(鈴木琢磨)
イースト・プレス、2008年5月
暴走する国家 恐慌化する世界―迫り来る新統制経済体制(ネオ・コーポラティズム)の罠
(副島隆彦)
日本文芸社、2008年12月
第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!
(田原総一朗)
アスコム、2008年12月
第三次世界大戦 新・帝国主義でこうなる!
(田原総一朗)
アスコム、2008年12月
インテリジェンス戦争―対テロ時代の最新動向
(黒井文太郎)
だいわ文庫、2009年1月
テロルとクーデターの予感 ラスプーチンかく語りき2
(魚住昭)
朝日新聞出版、2009年2月
「子猫殺し」を語る――生き物の生と死を幻想から現実へ
(坂東眞砂子、東琢磨、小林照幸)
双風舎、2009年2月
知の超人対談―岡本行夫・佐藤優の「世界を斬る」
(岡本行夫・高畑昭男)
産経新聞出版、2009年2月
戦後秘史インテリジェンス
(黒井文太郎)
だいわ文庫、2009年4月
HP
更新日 09/05/29



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人名 原 武史
よみがな はら たけし
プロフィール 明治学院大学教授。1962年生まれ。早稲田大学卒。
日本経済新聞社、国立国会図書館勤務の後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。
専攻は日本政治思想史。2001年、『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞受賞。大の鉄道ファンとしても知られる
主な作品 直訴と王権―朝鮮・日本の「一君万民」思想史
朝日新聞社、1996年3月
■(オンデマンド版、朝日新聞社、2003年6月)
「出雲」という思想―近代日本の抹殺された神々
公人社、1996年10月
“出雲”という思想―近代日本の抹殺された神々
(講談社学術文庫、2001年10月)
「民都」大阪対「帝都」東京―思想としての関西私鉄
講談社選書メチエ、1998年6月
大正天皇
朝日選書、2000年11月
可視化された帝国―近代日本の行幸啓
みすず書房、2001年7月
皇居前広場
光文社新書、2003年4月
増補 皇居前広場
(増補版、ちくま学芸文庫、2007年12月)
鉄道ひとつばなし
講談社現代新書、2003年9月
鉄道ひとつばなし 2
講談社現代新書、2007年4月
滝山コミューン一九七四
講談社、2007年5月
昭和天皇
岩波新書、2008年1月
探求この世界 2009年6-7月 (NHK知る楽/月)
日本放送出版協会、講談社、2009年5月


共著( )内は共著・対談者など
対論 昭和天皇
(保阪正康)
文春新書、2004年10月
卜部日記・富田メモで読む 人間・昭和天皇
(半藤一利、御厨貴)
朝日新聞社、2008年3月
日本の鉄道 車窓絶景100選
(今尾恵介、杉崎行恭、矢野直美)
新潮新書、2008年6月
戦争と天皇と三島由紀夫 (朝日文庫)
(保阪正康、 松本健一、半藤一利、冨森 叡児)
朝日文庫、2008年8月
デザイン満開 九州列車の旅 (INAX BOOKLET)
(水戸岡鋭冶、野田隆、矢野直美、渡邉裕之)
INAX BOOKLET、2008年9月

編集( )は共同編者
岩波 天皇・皇室辞典
(吉田裕)
岩波書店、2005年3月
HP
備考 現代プレミアブログ>近況通信
更新日 09/05/29



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人名 魚住 昭
よみがな うおずみ あきら
プロフィール 1951年生まれ。一橋大学卒。
75年、共同通信社入社。
検察担当記者時代に、リクルート事件で数々のスクープを放つ。
96年よりフリーで活躍。
2004年『野中広務 差別と権力』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞。
主な作品 特捜検察
岩波新書、1997年9月
特捜検察の闇
文藝春秋、2001年5月
特捜検察の闇
(文春文庫、2003年5月)
渡邉恒雄 メディアと権力
講談社、2000年6月
渡邊恒雄 メディアと権力
(講談社文庫、2003年8月)
野中広務 差別と権力
講談社、2004年6月
野中広務 差別と権力
(講談社文庫、2006年5月)
国家とメディア―事件の真相に迫る
筑摩文庫、2006年12月
官僚とメディア
角川oneテーマ21、2007年4月
証言 村上正邦 我、国に裏切られようとも
講談社、2007年10月


共著 ( )内は共著者・対談者など
いったい、この国はどうなってしまったのか!
(斎藤貴男)、
日本放送出版協会、2003年4月
おかしいぞ!警察・検察・裁判所―市民社会の自由が危ない
(大谷昭宏、斎藤貴男、三井環)
創出版、2005年8月
戦争と憲法危機の時代に政治をあきらめない―話せば元気がわいてくる福島みずほ対談集
(福島みずほ)
明石書店、2005年10月
安倍晋三の本性
(俵義文、横田一、佐高信)
金曜日、2006年11月
続 いったい、この国はどうなってしまったのか!―メディア時評二〇〇三年四月~二〇〇六年一一月
(斎藤貴男、目取真俊)
日本放送出版協会、2006年11月
ナショナリズムという迷宮―ラスプーチンかく語りき
(佐藤優)
朝日新聞社、2006年12月
豊かで複雑な、僕たちのこの世界 森達也対談集
(森達也)
作品社、2007年8月
だまされることの責任 (角川文庫)
(佐高信)
角川グループパブリッシング 、2008年5月
テロルとクーデターの予感 ラスプーチンかく語りき2
(佐藤優)
朝日新聞出版、2009年1月
HP 魚の目
備考 現代プレミアブログ>近況通信
更新日 09/06/04



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人名 加藤 陽子
よみがな かとう ようこ
プロフィール 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。 2009年より東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近現代史。
主な作品 模索する1930年代―日米関係と陸軍中堅層
山川出版社、 1993年11月
徴兵制と近代日本 1868‐1945
吉川弘文館、1996年10月
戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで
講談社現代新書、2002年2月
戦争の論理―日露戦争から太平洋戦争まで
勁草書房、2005年6月
戦争を読む
勁草書房、2007年6月
満州事変から日中戦争へ―シリーズ日本近現代史〈5〉
岩波新書、2007年6月
それでも、日本人は「戦争」を選んだ
朝日出版社、2009年7月


共著 ( )内は共著者・対談者など
■『「だから、戦争」の論理と心理 女性、国民、アジアの視点から』
(上野千鶴子・姜尚中)アジア女性基金公開フォーラムの記録、2003年
あの戦争になぜ負けたのか
半藤一利・保阪正康・戸高一成・福田和也・中西輝政、(文春新書)、2006年5月


訳書( )は共同訳者
総動員帝国―満洲と戦時帝国主義の文化
(高光桂絵)岩波書店、2001年2月


編集( )は共同編者
日本史文献事典
(黒田日出男、保谷徹、加藤友康)弘文堂 、2003年11月
HP 日本史近代を楽しむ野島研究室のページ
備考 現代プレミアブログ>近況通信
更新日 09/05/29



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人名 岩瀬 達哉
よみがな いわせ たつや
プロフィール 1955年生まれ。東洋大学卒。
編集プロダクション勤務を経て、83年よりフリーで活躍。
2004年、『年金大崩壊』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞。
年金問題や記者クラブ制度に代表されるマスコミの体質ついての報道を中心的に活動中。
年金記録問題作業委員会委員、日本年金機構設立委員会委員も務める
主な作品 新聞が面白くない理由
講談社、1998年6月
新聞が面白くない理由
(講談社文庫、2001年9月)
われ万死に値す―ドキュメント竹下登
新潮社、1999年9月
われ万死に値す―ドキュメント竹下登
(新潮文庫、2002年3月)
年金大崩壊
講談社、2003年9月
年金の悲劇―老後の安心はなぜ消えたか
講談社、2004年
完全版 年金大崩壊
講談社文庫、2007年12月
人事はどこまで知っているのか
講談社、2008年4月

共著( )内は共著者・対談者など
官の錬金術―失業保険1兆円はどこへ消えたか
(保坂展人、大川豊)
WAVE出版、2005年11月
HP
更新日 09/05/29



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魚住昭のノンフィクション100選:翻訳書
※コメントは選者ご本人によるものです

ザ・ハウス・オブ・ノムラ (新潮文庫)
アル・アレツハウザー/佐高信監訳
新潮文庫/1994年
野村証券秘史。歴史を遡らなければ現在は見えてこないということを教えてもらった

定本 想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険2期)
ベネディクト・アンダーソン/白石隆、 白石さや訳
書籍工房早山/2007年
『民族とナショナリズム』と並ぶナショナリズムの最重要文献

カタロニア讃歌 (ちくま学芸文庫)
ジョージ・オーウェル/橋口稔訳
ちくま学芸文庫/2002年
スペイン内戦のルポ。痛切なスターリニズム批判の書

ある革命家の手記 上 (1) (岩波文庫 白 218-2)
ある革命家の手記 下  岩波文庫 白 218-3
ピョートル・クロポトキン/高杉一郎訳
岩波文庫/1979年
最も知的で、最も愛された革命家の冒険譚

ニッポン日記 (ちくま学芸文庫)
マーク・ゲイン/井本威夫訳
ちくま学芸文庫/1998年
敗戦直後の民衆の姿を描いた貴重なドキュメント

民族とナショナリズム
アーネスト・ゲルナー/加藤節監訳
岩波書店/2000年
ナショナリズムの最重要文献

一外交官の見た明治維新〈上〉 (岩波文庫)
一外交官の見た明治維新 下  岩波文庫 青 425-2
アーネスト・サトウ/坂田精一訳
岩波文庫/1960年
明治維新の核心を衝く回想録

インテレクチュアルズ―知の巨人の実像に迫る (講談社学術文庫)
ポール・ジョンソン/別宮貞徳訳
講談社学術文庫/2003年
マルクス神話に痛烈な一撃を与えた書

中国の赤い星〈上〉 (ちくま学芸文庫)
中国の赤い星〈下〉 (ちくま学芸文庫)
エドガー・スノー/松岡洋子訳
ちくま学芸文庫/1995年
若き日の毛沢東の姿がまぶしい

収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察
収容所群島〈2〉
収容所群島〈3〉
収容所群島〈4〉
収容所群島(5)
収容所群島(6)
アレクサンドル・ソルジェニーツィン/木村浩訳
ブッキング/2006年
スターリニズムの恐怖に戦いた

敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人
ジョン・ダワー/三浦陽一、 高杉忠明訳
岩波書店/2004年
優れた占領史。GHQ検閲の凄まじさに驚いた

ジョセフ・フーシェ―陰謀の政治家 (1949年)
シュテファン・ツワイク/高橋禎二、秋山英夫訳
青磁社/1949年
人物評伝の古典的名著

裏切られた革命 (岩波文庫)
レオン・トロツキー/藤井一行訳
岩波文庫/1992年
学生時代に読んだ本の中で忘れられない一冊

メディアの権力〈1〉 (朝日文庫)
メディアの権力〈2〉 (朝日文庫)
メディアの権力〈3〉 (朝日文庫)

メディアの権力〈4〉 (朝日文庫)
デイビッド・ハルバースタム/筑紫哲也、東郷茂彦ほか訳
朝日文庫/1999年
米国のメディア事情についての良質な参考書

完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上
完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下
完訳 ファーブル昆虫記 第2巻 上
完訳 ファーブル昆虫記 第2巻 下
完訳 ファーブル昆虫記 第3巻 上
完訳 ファーブル昆虫記 第3巻 下
完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 上
完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下
完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上
完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下
完訳ファーブル昆虫記 第6巻 上
完訳 ファーブル昆虫記〈第6巻 下〉
完訳 ファーブル昆虫記〈第7巻 上〉
■完訳 ファーブル昆虫記〈第8巻 上下〉
■完訳 ファーブル昆虫記〈第9巻 上下〉
■完訳 ファーブル昆虫記〈第10巻 上下〉
ジャン=アンリ・ファーブル/奥本大三郎訳
集英社/2005年~
我が子に最も読んでもらいたい本。09年3月末で7巻上まで刊行

ヒトラー 最期の12日間
ヨアヒム・フェスト/鈴木直訳
岩波書店/2005年 死が日常化した世界の異様さに鳥肌が立った

コン・ティキ号探検記 (ちくま文庫)
トール・ヘイエルダール/水口志計夫訳
ちくま文庫/1996年
ワクワクドキドキの航海記。高校生のときに読んで夢中になった

ルイ・ボナパルトのブリュメール18日―初版 (平凡社ライブラリー)
カール・マルクス/植村邦彦訳
平凡社/2008年
ジャーナリスト・マルクスの最高傑作

この項了



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魚住昭のノンフィクション100選:和書その6
※コメントは選者ご本人によるものです

地震・憲兵・火事・巡査 (岩波文庫)
山崎今朝弥/森長英三郎編
岩波文庫/1982年
抱腹絶倒。破天荒な弁護士の闘いの記録

サンダカン八番娼館 (文春文庫)
山崎朋子
文春文庫/2008年
からゆきさんの足跡を追ったルポ。本当の取材とは、こんなふうにやるのだと若いころ教えられた

社会主義運動半生記 (1976年) (岩波新書)
山辺健太郎
岩波新書/1976年
弾圧にビクともしない強靱な精神。予防拘禁所内での「自由」な生活が面白い

累犯障害者
山本譲司
新潮社/2006年
障害者福祉の暗部を告発したレポート

ドキュメント自治体汚職―福島・木村王国の崩壊 (朝日選書 (267))
吉田慎一
朝日選書/2003年
福島県政汚職の詳細な記録

戦艦大和ノ最期 (講談社文芸文庫)
吉田満
講談社文芸文庫/1994年
戦記文学の傑作。「敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ハレルカ」という言葉が胸に刺さった

「再軍備」の軌跡―昭和戦後史 (1981年)
読売新聞戦後史班編
読売新聞社/1981年
「日本軍」復活の過程を克明に追ったルポ

派閥―保守党の解剖 (1958年)
渡邉恒雄
弘文堂/1958年
自民党という派閥連合体の構造を初めて分析した

歴史としての野坂参三
和田春樹
平凡社/1996年
アカデミズムの良心の結晶

偽りの烙印―伊藤律・スパイ説の崩壊
渡部富哉
五月書房/1998年
伊藤律スパイ・ユダ説を覆す力作

「和書その7」に続く

※掲載順番は一部本書と異なります


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魚住昭のノンフィクション100選:和書その5
※コメントは選者ご本人によるものです

天皇と東大 大日本帝国の生と死 上
天皇と東大 大日本帝国の生と死 下
立花隆
文藝春秋/2005年
立花氏でなくては書けない近代日本精神史

■『田中正造自伝』
田中正造
中外新論社/1925年
民衆のために闘った希有な政治家の回想録

日本の政治―田中角栄・角栄以後
田原総一朗
講談社/2002年
数多ある中で最も優れた田中角栄論

昭和天皇独白録 (文春文庫)
寺崎英成、マリコ・テラサキ・ミラー
文春文庫/1995年
昭和天皇の実像を知るための数少ない手がかり

裁かれる首相の犯罪―ロッキード法廷全記録 (1977年)
東京新聞特別報道部編
東京新聞出版局/1977年
ロッキード裁判の全容を伝える膨大なドキュメント

三酔人経綸問答 (岩波文庫)
中江兆民/桑原武夫、島田虔次訳・校注
岩波文庫/1965年
不朽の名著とはこういう本のことを言うのだろう

紀州 木の国・根の国物語―中上健次選集〈3〉 (小学館文庫)
中上健次
小学館文庫/1999年
野中広務氏の評伝を書くときに繰り返し読んだ。私が読んだ中上作品の中ではこれが一番魅力的

メディアの支配者 上
メディアの支配者 下
中川一徳
講談社/2005年
フジサンケイグループの深奥部に迫ったルポ

中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義
中島岳志
白水社/2005年
「大東亜戦争」への新たな視点を提示した

■『帝人を裁く』
野中盛隆
平凡社/1938年
帝人事件の記録。検察ファッショの恐ろしさよ

坂本龍馬海援隊始末記 (中公文庫 M 37)
平尾道雄
中公文庫/1976年
正確で分かりやすくて面白い歴史ノンフィクション

小沢一郎との二十年―「政界再編」舞台裏
平野貞夫
プレジデント社/1996年
角栄後の日本政治を知るのに欠かせない一冊

もの食う人びと (角川文庫)
辺見庸
角川文庫/1997年
筆力と取材力と志の三つがそろうと、これだけ魅力的なノンフィクションが書けるという見本

我、拗ね者として生涯を閉ず〈上〉 (講談社文庫)
我、拗ね者として生涯を閉ず〈下〉 (講談社文庫)
本田靖春
講談社文庫/2007年
すべての新聞記者に読まれるべき本

定本 育児の百科〈上〉5カ月まで (岩波文庫)
定本 育児の百科〈中〉5ヵ月から1歳6ヵ月まで (岩波文庫)
定本 育児の百科〈下〉1歳6カ月から (岩波文庫)
松田道雄
岩波文庫/2007年
子供が病気になるたびに開いた。著者に感謝

日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)
日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
松本清張
文春文庫/2004年
史観の是非はともかく、戦後史はやっぱり面白い

現代政治の思想と行動 増補版「超国家主義の論理と心理」
丸山眞男
未來社/1964年
われわれの「戦後」はこの論文から始まった

近代の奈落 (幻冬舎アウトロー文庫)
宮崎学
幻冬舎アウトロー文庫/2005年
差別のタブーを見事に、そして軽々と乗りこえたルポ

渋江抽斎 岩波文庫
森鴎外
岩波文庫/1999年
人物評伝の傑作

山川均自伝―ある凡人の記録・その他 (1961年)
山川均/山川菊栄、向坂逸郎編
岩波書店/1961年
労農派社会主義の知的誠実さを示す回想記

スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))「江夏の21球」
山際淳司
角川文庫/1985年
スポーツノンフィクションの秀作


「和書その6」に続く


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魚住昭のノンフィクション100選:和書その4
※コメントは選者ご本人によるものです

佐藤栄作日記〈第1巻〉
佐藤栄作日記〈第2巻〉
佐藤栄作日記〈第3巻〉
佐藤栄作日記〈第4巻〉
佐藤栄作日記〈第5巻〉
佐藤栄作日記 (第6巻)
佐藤榮作
朝日新聞社/1998年
戦後政治史の基本文献

自壊する帝国 (新潮文庫)
佐藤優
新潮文庫/2008年
作品の完成度では『国家の罠』を上回るかも

巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)
巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)
佐野眞一
文春文庫/2000年
正力松太郎という怪物をリアルに描いた評伝。ナベツネさんの評伝を書くとき最も参考になった

検察の疲労 (角川文庫)
産経新聞特集部
角川文庫/2002年
現代検察の暗部に初めてメスを入れた労作

ロシヤにおける広瀬武夫〈上巻〉 (1976年) (朝日選書〈57〉)
ロシヤにおける広瀬武夫 (下) (朝日選書 (58))
島田謹二
朝日選書/1976年
軍神広瀬中佐のロシア留学時代を描いた評伝

指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)
城山三郎
新潮文庫/2004年
作家・城山三郎の思いが凝縮された作品

メディアの興亡〈上〉 (文春文庫)
メディアの興亡〈下〉 (文春文庫)
杉山隆男
文春文庫/1998年
これもノンフィクションの教科書。取材力・筆力・構成力に感嘆した

マッカーサーの二千日 (中公文庫)
袖井林二郎
中公文庫/2004年
GHQ占領史への最良の入門書

密約―外務省機密漏洩事件 (岩波現代文庫)
澤地久枝
岩波現代文庫/2006年
ノンフィクションの歴史に欠かせない一冊

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)高沢皓司
新潮文庫/2000年
北朝鮮に飛んだ赤軍派の物語。次々と出てくる新事実に圧倒された

火花―北条民雄の生涯 (角川文庫)
高山文彦
角川文庫/2003年
北条民雄の生涯を描いた評伝

秋風秋雨人を愁殺す―秋瑾女士伝 (1976年) (筑摩叢書)
武田泰淳
筑摩叢書/1976年
清朝末期に刑死した女性革命家・秋瑾の伝記

聞書 庶民烈伝 (上) 牧口常三郎とその時代
■『聞書庶民烈伝』(下)
竹中労
三一書房/2008年
創価学会の歴史と風土をこれだけ深く掘り下げた本はない

竹下派死闘の七十日 (文春文庫)
田崎史郎
文春文庫/2000年
『自民党戦国史』に次ぐ傑作政治ドキュメント。梶山静六の個性が際立つ

日本共産党の研究 (1) (講談社文庫)
日本共産党の研究 (2) (講談社文庫)
日本共産党の研究 (3) (講談社文庫)
立花隆
講談社文庫/1983年
コミンテルン共産党の克明な調査報告


「和書その5」に続く


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▼まえがき「ブログ版『ニッポン食の安全ランキング555』を読むにあたって」
このブログでは本書より、順次「安全な食品」を紹介しますのでお楽しみに。紹介ジャンルについては下のリンクから、各ページでのランキングの基準などは上の「まえがき」をご覧ください。

<紹介>
現代プレミアブックシリーズ第1弾!!
これが安全ランキング555!
醤油(09/06/01UP)/味噌(09/06/06UP)/砂糖(09/06/06UP)/食酢(09/06/08UP)/みりん(09/06/08UP)/ソース(09/06/08UP)/ケチャップ(09/06/10UP)/タレ(09/06/10UP)/マヨネーズ(09/06/10UP)/(09/06/10UP)/ドレッシング(09/06/10UP)/(09/06/11UP)/生クリーム(09/06/12UP)/チーズ(09/06/12UP)/バター(09/06/12UP)/マーガリン(09/06/12UP)/ヨーグルト(09/06/12UP)/牛乳(09/06/13UP)/豆乳(09/06/13UP)/レトルト食品(09/06/13UP)/みそ汁(09/06/15UP)/冷凍食品(09/06/16UP)/缶詰(09/06/17UP)/小麦粉(09/06/18UP)/天ぷら粉(09/06/18UP)/ハチミツ(09/06/19UP)/麺類(09/06/20UP)/パン(09/06/23UP)/シリアル(09/06/24UP)/ソーセージ(09/06/25UP)/ハンバーグ(09/06/25UP)/ミートボール(09/06/26UP)/ハム(09/06/26UP)/ベーコン(09/06/27UP)/鶏肉(09/06/27UP)/ちくわ・はんぺん(09/06/28UP)/とうふ(09/06/28UP)/こんにゃく(09/06/29UP)/油揚げ(09/06/30UP)/納豆(09/06/30UP)/ビール(09/07/01UP)/ワイン(09/07/03UP)/ジュース(09/07/04UP)/ベビーフード(09/07/06UP)/お茶(09/07/07UP)/コーヒー(09/07/08UP)……
これ1冊で安心推薦品がわかる
ついに出た!日本のフードリテラシーを高める「食」の安全マニュアル


▼著者インタビュー動画その1 その2 その3

<概要>
■書名:2009-2010年版 ニッポン食の安全ランキング555
■著者: マーティン・フリッド
■発行年月日:2009/05/26
■サイズ:A6変型
■ページ数:155
■ISBN:978-4-06-214970-9
■定価(税込):1,260円




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