ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

伊豆の富士山撮影と温泉の旅(3)

2005年12月25日 | 旅行
朝早起きして、明るくなり始めた6時半過ぎから、富士山の写真を撮りに散策へ出た。天気は良く、はっきり姿を現してはいるんだけど、ちと寒い。それをがまんして、海岸線を西へ歩き、所々で立ち止まって、シャッターを切っていった。しかし、ここから見る富士山は、岬の山がじゃまをしていて、右下3分の1ほどが隠されている。もう少し高いところで撮影したら、全貌が見えるかと期待して、丸山へと登ることにした。頂上は昔の城跡となっていて、平らではあるが、木々がじゃまをして充分な視界が得られなかったのは残念だ。
 
 丸山山頂からの富士山

 その後、山を下り、さらに西へ歩いて、断崖上からも富士山をねらってみた。そうこうしているうちに1時間近い時を過ごしてしまったので、宿へと戻っていった。
 前日に予約してあった、露天風呂へ貸切で入浴してから、朝食をすませ、出立の準備を整え、8時半には宿を立った。土肥から国道136号線の峠道を上がり、西伊豆スカイラインへと出た。心配していた路面凍結もたいしたことなく、北へと走って、達磨山下の駐車場へと車を入れた。山頂まで、600mと出ていたので、登り始めたんだけど、坂がきつくて、息が切れる。しかし、駿河湾を望む眺望はすばらしく、みごとな富士山を期待して、頂上までがんばった。頂から見渡す富士山は、すばらしいの一語に尽きる。しばし、シャッターを切るのも忘れて、見とれていた。今までにも、このコースは何度か通ったことはあるが、これほどみごとな富士山を見たのは初めてだ。望遠、広角様々な角度から、カメラに撮し込んでおいた。
 
 達磨山山頂からの富士山

 撮影後、山を下り、車に戻ってさらに北上した。途中のだるま山高原レストハウスからも駿河湾越しにすばらしい富士山が望めたので、撮影したんだけど、立ち去りがたくって、レストハウスに入って、コーヒーを飲みながら富士山を眺めていた。
 その後は、修善寺の街を過ぎ、大仁温泉「一二三荘」で立ち寄り入浴(300円)したんだけど、源泉掛け流しの湯が心地よかった。
 浴後は、国道136号線を北に走り、三島市街を抜けて、裾野インターへと向かった。昼時になっていたので、インター近くのコンビニで食事の出来るところを訪ねたら、「蕎仙坊」という蕎麦屋を教えてくれたので、行ってみることにした。
 富士山麓の林の中に、古民家がポツンと立っていたのだが、とても落ち着いたたたずまいが気に入った。出てきた蕎麦もとても美味しく、意外なところに良い店があるものだと感心した。
 昼食後は、裾野インターまで戻って、東名高速に乗り、帰途に着いたが、ほとんど渋滞もなく、スムーズに走り、都内の環状8号線も混んでいなかったので、予想以上に早く帰宅することが出来た。
 今回の旅は、少し寒かったものの天気には恵まれ、たくさんの富士山の写真を撮ることが出来たし、美味しい海の幸や蕎麦も食べられたので、まずまずだったかな...。