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特撮「人造人間キカイダー」石ノ森章太郎

2012-07-12 16:58:01 | 映画・テレビ
最初にお断りしておきますね。

この文章は、童心に帰って書いてますので、どうぞよろしく♪


あのね、私、最近、昭和三十年代の特撮ヒーローものを書いてるでしょう?
そうしたら、私が子供の頃に観ていた昭和四十年代から、五十年代にかけての特撮ヒーローものも書きたくなっちゃたの。

だってさ、今の私を形作ったのは、まぎれもなく、その頃の特撮ヒーローを観ていたからに違いないからなの。

あ、でも、「花の子ルンルン」とか「キャンディキャンディ」とか「おはようスパンク」とか女の子っぽいものも、ちゃんと観てたので、特撮番組ばかり観てた訳じゃないのよ。

そこで、どらごりーさんよりリクエストのあった「人造人間キカイダー」を書いてみたいな~と思っちゃった訳♪

だけど、う~ん、何て言ったらいいかな~?
この「人造人間キカイダー」って、体が半分透けて、メカが見えてて、それが何だか痛々しくってね、私、最初のうちしか観てなかったの。

でも、世間的には続編も作られて、結構、人気があったみたいです。

私が、この番組でまず印象的だったのは、キカイダーが運転するオートバイの横にくっついたサイドカーがまず挙げられます♪

サイドカーを見たのは、この番組が初めてで、とてもかっこよく見えたのを覚えています。

次に、キカイダーに変身するジローが着ていたジーンズですね~。

この頃はまだジーンズが一般的でなく、流行り始めだったんじゃないかな?

そういえばジローって、結構お洒落だったんですよね。

いつも、サングラスを頭にちょこんとのせて、赤いギターを背負っていて。

そして、そのギターは敵と戦う前に弾くだけだったの。
そのメロディーの物悲しいことと言ったら…

きっと、あのメロディーは本当は戦いたくないという、ジローの意思表示だったのかも?

そう考えると、何だか悲しくなっちゃう…


でも、ジローのそんな思いとは関係なく、プロフェッサー・ギル率いる悪の組織、ダークは世界征服を目差して、悪行の限りを尽くすのです!

だいたい、キカイダーって、ダークに捕われて、悪に加担させられていた光明寺博士が、ダークに対抗するために、ひそかに作っていた人造人間なの。
ところが、完成直前に、プロフェッサー・ギルに見つかってしまい、不完全なままで戦う事を余儀なくされちゃた可哀相なヒーローなの。

だから、キカイダーに変身する前のジローの姿だと良心回路が不完全なために、プロフェッサー・ギルの悪魔の笛の音を聴くと、たちまち苦しんじゃうんです!

ジロー、しっかり!

良心を忘れちゃダメ!

この世を動かしてるのは悪じゃなく、良心なんだからね!!!


不完全さゆえに、苦しみながらも正義を守り抜こうと戦うキカイダー。


その姿は、私達人間も見習うところがあるかも?

お金や利益が絡んだとたん、目の色を変える人って、あなたのそばにいません?(笑)



この特撮番組「人造人間キカイダー」は、その後、海を渡ってハワイでも放送され、大人気になって、今も再放送されて、熱狂的なファンがあとを絶たないとか。

その理由は、もしかしたら不完全ながらも正義の心を失わず、悪と戦う人間らしい姿が支持されているのかも知れませんね?


「人造人間キカイダー」

子供の頃、グロくて恐いイメージがあって、すぐに観なくなった私でしたが、素晴らしい特撮番組だったのですね♪












 

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