農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

国道47号の状況

2024-08-29 22:58:05 | 日記
来春使う育苗用の床土を大蔵村から運びました。
片道45km、国道をトラックで3往復。

心配していたのが高屋地区の道路が崩壊して
片側交互通行になっている部分の状況です。

場所は高屋駅下の蕎麦屋を過ぎて間もない坂の頂上付近でした。
ちょうど対岸に仙人堂がある辺りです。
川側のおよそ20mくらいの道路が崩れています。
恐ろしやー

交互通行ですが、こまめに上下線の通行指示が切り替わっていたので、
思ったより待ち時間は少なく通過できました。

国道47号線沿いにはそこかしこに増水や越水の痕跡が残っていました。
橋脚や電柱には倒木などの残骸が引っ掛かったままです。
今は最上川の水位は下がって安定していますが、
濁流が流れた跡が川岸に茶色く残っていました。

床土は大蔵村大坪の野崎さんから購入していますが、
パトカーが濁流に吞まれたあの痛ましい事故現場は
すぐそばの新田川での惨事でした。

山間の集落が多い山形県。
ポンプが流されて田んぼに掛ける水も引けない、
という困り果てた話がそこここで聞こえてくる中で、
なんとか普通に稲刈りできる有難さを実感しています。

国道47号バイパスがトンネルや高架で繋がり、
安全に通行できる日が早く訪れることを願っています。