家の裏の田んぼ、「はえぬき」の稲穂が花盛りです。
1年に1回、出穂直後に見られる光景なので、
あまり馴染みがない人が多いのかも知れません。
白く見えるのは花弁ではなくおしべ。
天気のいい日の日中数時間だけ開花します。
そして受粉後午後には籾がまた閉じられます。
そして開花の時期は、稲の一生のうちでも一番水分を必要とする時期なのだそうです。
したがって穂が出てくる頃合いを見計らって、
田んぼに入れて穂揃いの頃まで浅い湛水状態で管理します。
昔の人はこの時期の田んぼへの水入れを「花水(はなみず)」と呼んでいます。
さて線状降水帯が発生して雨が降りすぎてしまったのが最上川上流の置賜地方。
床上浸水や橋や道路の決壊など大きな被害が出てしまいました。
お見舞い申し上げます。
実際庄内だって昨日の午前のような大雨が長時間続いたとしたら、
同じような災害が発生してもおかしくありませんでした。