農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

酒田6月最高34.2度

2013-06-13 22:53:42 | 季節
台風3号(今日温帯低気圧に)の影響で
この4日間乾燥した東風が吹き続けています。

フェーン現象で東北日本海側では気温がぐんぐん上がり
酒田では昨日31.4度の真夏日に。

そして今日はさらに上がって34.2度!
あと少しで猛暑日を記録するところでした。
これは観測史上6月では酒田の最高気温だそうです。
(全国では猛暑日を観測した地点が33箇所!)

どうりで今日は暑かった!!!
半端でない暑さは体感で分かります。
あまりの暑さに午後田んぼに出る時間を遅らせましたよ。
(中学校で地区総体の壮行式がありました。見に行けば良かったなあ!)

保育園では羽黒山遠足だったそうなのですが、
お山の上もやはり暑かったとか。
皆さんくれぐれも熱中症には気をつけましょう。

幸い(?)なのは湿度の低さ。
だらだら汗が流れることもなく、田んぼにいて
ダシ風に吹かれているとそれなりに仕事も集中できます。
(はえぬき補植中、首の後ろの日焼けには要注意)


雲ひとつかからなくてそびえる鳥海と月山には見惚れてしまいますね。


すっかり夏の陽気になったのでアイちゃんは夜の花火を楽しみにしています。
「今日、花火買える?」
と田んぼにまで催促の電話をよこすのですが、
まだ近所のコンビニには置いてないんですよね。

夜は星空が見事です。
涼みがてらユウちゃんと屋敷西の田んぼに出たら、
今年初めて蛍を見つけました。

夏の楽しみ、これからいろいろありますね。


酒東光陵定期戦

2013-06-13 22:23:15 | 学校行事
酒田東高校と酒田光陵高校との野球定期戦。
これは歴史ある酒東酒商定期戦を引き継ぐ形で
昨年より新たに始まりました。

両高とも全校上げての応援なので、三塁側光陵スタンドは
外野席まで観客が入りました。

グラウンドには真夏のような日差しが降り注ぎ、
乾燥した土がダシ風に乗って舞い上がります。

試合まえのセレモニーでは両校の生徒会長や
応援団長が挨拶。
生徒会長は始球式も行いました。

光陵野球部は3年生オールスターズが特別に作った
28番までの背番号をつけて試合に臨みました。

この3年間(光陵では2年間)苦楽をともにした同学年生が
28人(プラス1名)で戦う最初で最後の試合です。
ベンチ前に集合した29人の勇姿を見てなんだかジーンときましたね。

試合は好投した酒東のエース、コウヤくんのまえに光陵打線は
単発5安打(?)に沈み、9対1の惨敗でした。

最後に両校キャプテンが御礼の言葉を述べて定期戦を閉めました。
イッセイは「夏には光陵らしい泥臭い戦いで勝利を目指します」
と決意を新たにしていました。

暑い中応援してくださった両校関係者お疲れ様でした。
あと1ヶ月にせまった夏の甲子園予選に向けて、
お互いがんばっていきましょう!
応援合戦も素晴らしかったですよ。

救急講習

2013-06-13 14:52:21 | トライアスロン

トライアスロン実行委員会主催で救急講習会を開催しました。
講師はビーチレスキューの高橋豪さん。
会場は23日の大会でスイム会場となる大浜海岸です。

講習の流れは

傷病者の発生
   ↓
周囲の状況の確認
   ↓
全身の観察
   ↓
意識の確認
   ↓
協力者を求める
(119番通報とAEDの依頼)
   ↓
呼吸をみる
   ↓
胸骨圧迫30回
人工呼吸2回
を繰り返す

胸骨圧迫のリズムには「アンパンマンのマーチ」がちょうどいいそうですよ。


AEDが到着しました。
AEDを装着して、除細動と
胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を救急隊が来るまで繰り返します。

AEDのスイッチを入れるときは傷病者から離れるのが原則です。


回復体位。
気道を確保する意味で上部の手のひらを頬の下に入れます。
これ意外と忘れそう。


それから担架がないときの搬送方法。
その1

ブルーシートの両端をくるくると固く巻いて取っ手にします。


その2

両手の手のひらを上に交互に出します。


そのまま、傷病者の下の隙間(首、腰、膝、足首など)に差込み持ち上げます。

救急法は今までも消防団やPTAなどで何度か講習を受けたことがあります。
しかし1年に1回くらいの講習では手順を忘れてしまうんですよね。
社会生活を送る上でもとても大事な知識なので
機会があればなんどでも受講、復習したいものです。



生育調査

2013-06-13 14:17:53 | 田んぼ

農業試験場の安藤研究員が直播した田んぼを見にいらっしゃいました。
最近注目されている栽培技術、水稲の直播。
試験場でも栽培データを集めながら、今後の指導に活かしていきたい意向のようです。

標準的な生育田から元肥の施肥のしかたの違いから、
「通常の化成肥料施肥」「一発肥料施肥」の2枚から
12株(2m分)をそれぞれ2箇所生育調査してくださいました。

調査するのは草丈、茎数、葉令の3点。
今日の結果は以下のとおりです。

播種日 5月10日
(通常区)
草丈 15.8cm
茎数 5.1本
葉令 4.2葉

(一発区)
草丈 13.6cm
茎数 5.3本
葉令 4.1葉

これから10日おきに生育調査を行ってくださる予定です。

生育調査といえば私も以前ササニシキを作付けしていた頃に
毎年行っていました。

今回安藤さんが数字を読み上げたのを、
畦にいる私が書記しましたが、
これを一人でやるのはけっこう大変でした。

茎数などを数えた濡れた手をいちいち拭いて
ポケットから手帳を取り出しては記入する。

これではめんどうと、畦にテープレコーダーを置いて
数えた数字を録音したりもしました。

でも後でテープを再生しながら数字を書き出すのも時間がかかりました。
なにしろ最高分けつ期には茎数が50本をこえることもありましたから。

安藤さんには時間が許す限り
カラスやアオミドロ、イネミズゾウムシなどの被害田も
つぶさに見ていただきました。
長時間どうもありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。