農村ライフ 日々是好日

山形・庄内平野でお米を作る太ももの会広報部長の農村日記

褒めて育てる

2010-11-22 23:52:56 | 日記
今年から小学校で始まった出羽人形芝居クラブ。
演目「三枚のお札」が先日の創立記念祝賀会でも発表されました。
今回もとてもすばらしい芝居で、満場の拍手をいただきましたね。

開演に先立ち、顧問のアオヤマ先生がクラブを紹介してくださいました。
その中での印象に残ったお話です。

こどもたちを指導して下さったのが、
伝統芸能庄内出羽人形芝居の継承者で、
当地区在住の津盛柳貳郎さんです。

津盛さんはいつもニコニコ、決して怒らずに
笑顔でこどもたちを指導して下さいました。

プロの人形師として「そこは違う」とか「こうすんなや」とか
言いたいことはいっぱいあったはずなのに、
津盛さんはいつもニコニコ。

うまくいくと「その通り」と褒めたりして、
おかげでこどもたちは少ない練習期間ながら、
どんどん楽しんで上達していきました。

その姿にアオヤマ先生は感銘され、
教師としても勉強になったんだと紹介して下さいました。

なるほど、
決して怒らずいつもニコニコ。
悪いところを厳しく指摘するよりも、
いいところを見つけて褒めてあげる。
まさに子育ての極意を教わった気分です。

まっこと、ありがとうございました。
(でもそれがなかなか出来ねえんだよなあー)