曇り。最低気温8.1℃、最高気温17.0℃。
病気がちの我が家の桜が満開となりました。冬が来るたびにどっさり降る雪。その重みに耐えられず枝が折れ、一部は枯れました。かなり切ることになり、半分ほどの大きさになってしまったのですが、きれいな花を咲かせてくれました。
痛々しい気もしますが、今年も桜が咲いたことに感謝しつつ、来年に希望をつないでいます。
我が家の桜は半分ほどになってしまったのですが、この国の自由度も狭まってきているようです。国際的なジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)の発表によると、2016年の「報道ランキング」で180カ国・地域の中で72位となり、前年より順位を11ランク下げたということです。
「『自由度72位』が示すもの」という見出しで、北海道新聞2016年5月15日付の「異聞風聞」というコラムで取り上げられていました。
我が家の桜の花が「今年はなんだか世の中窮屈になりましたね。来年は大丈夫ですか?」と言っているかもしれません。
先日読んだ児童向けの本を思い浮かべてしまいました。『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(タミ・シェム=トヴ/母袋夏生 訳)です。
タミ・シェム=トヴは『ぼくたちに翼があったころ』の執筆もされています。