透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

生田原2日目

2015-02-02 21:45:19 | 日記

雪時々晴れ。最低気温-6.9℃、最高気温-1.0℃。

朝から断続的に吹雪模様。午後から少し晴れてきたので、生田原町内を車窓から少し見ることができた。雪に埋もれた空家はメインストリートにも目立っていた。昔、ここに住んでいたころ、よく利用していたスーパーもシャッターが降りていた。冬は空家がすぐに分かる。玄関前の雪がそのまま手つかず状態だからだ。中には屋根まですっぽり雪に埋まっている家屋もあった。

鴨長明の「方丈記」の一節を思い出す。「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。 」何だか寂しくもあるが、今はそんな感傷に浸っている場合ではなさそうだ。

                                         

                                                 《パイナップル2015.2.2撮影》

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