透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

朝採りのワラビ

2020-05-21 19:43:08 | 日記

晴れ。最低気温0.9℃、最高気温16.1℃。

郊外に車を走らせると、苗が植えられている水田や菜の花畑が遠くまで広がっていました。

本当に、北海道の五月は美しいのです。空はどこまでも青く澄み渡り、水は清らかです。淀みのない光が隅々まで行き渡り、そこいらをきらめかせています。

菜の花畑は集めた光を、空に向かって一斉に放っているようでした。

そんな風景の中で見つけたのがこの幟で、山菜のわらびを販売していたのです。なんでも、朝の3時から採りに出かけ、自宅で燃料にしている薪から採れた自前の灰であく抜きをしたとのこと。陽気な方で、神社の役職などを引き受けているとうことも話しているうちに分かりました。わらびの味付けにはまろやか味ぽんが良いなどと調理の指南も受けて、一束を買ってきました。お値段の割には量が多い気がします。

我家に帰って、とりあえず、めんつゆに浸して夕食の食卓に。程よい苦みと歯ごたえは、癖になりそうな美味しさでした。

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