透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春の夕暮れ

2015-04-21 20:00:45 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温5.1℃、最高気温10.3℃。

清少納言は『枕草子』で春から冬に至る四季の情趣についても闊達な筆致で綴っている。春は曙が素敵で、秋は夕暮れがいいのよとしみじみと書いている。なるほどなと思ったものだ。

実の所、感じ方は人それぞれなので、私もそう感じるわと共感したり、自分とは少し違うなと感じたりすることがまたエッセーの面白さでもある。

ところで、曙や夕暮れ時というものは、おそらく、春、夏、秋、冬、一年を通して印象深いものがあるだろう。今日の夕暮れは久しぶりに見るもので、夕焼けの空が赤く染まっていく瞬間は何とも言えず美しかった。春の夕暮れは、秋とは違い、夏へ向かってエネルギーが湧いてくるような気になる。それもまた心に残るもので、春の夕暮れもいいものだ。

               

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