透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

(廃)線路は続くよ

2024-09-04 16:40:35 | 日記

晴れ。最低気温11.0℃、最高気温27.3℃。

 

午後から買い物の帰りに野幌森林公園大沢口まで車を走らせてきました。

しばらくぶりの森のようすです。

乾いた涼しい風が渡っていきました。

9月に入り、掲載された句が二つも鉄道路線の廃止にまつわるものです。

開拓当初は開通されることで賑わいをもたらしたであろう鉄道が、廃止されていくのはただただ淋しいと感じるばかりです。

コロナ禍の時に北海道を鉄道で巡る旅をしたことを思い出しました。

屋台骨から外れた末端の鉄道から消えていくのならば、まだ、あるうちにと編み出したのです。

二つの作品はそれぞれの視点から詠まれていて、その光景が思い浮かび胸に刺さりました。

この後も、廃線の流れは止まることがないような気がします。

「線路は続くよどこまでも♪」と歌われた鉄道は廃線となり、レールに蜻蛉が止まり、レールが剝がされて野の花に覆われていくのでしょう。

時の流れと共に世の中のあれこれも変わっていくのを廃線跡は語らずして語っているのかと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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