透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

ぼたん雪の日に

2024-03-10 19:59:10 | 日記

雪のち晴れ。最低気温-7.7℃、最高気温0.2℃。

まとまった雪が積もっていた朝。

午後からはぼたん雪が舞い始めました。

風もなかったので、雪の結晶はほぼ美しい六角形を留めています。

雪の結晶が重なり合う様子は神秘的でさえあります。

春を目前に控えて降る雪ははかない運命を知ってか知らずか、ただ黙々と降ることに精一杯でした。

雪解川に背中を押されるように、冬の間に積もり積もったうっぷんがあれば、「声に出してみようと自身に呼びかけている」と解説にあります。

野山に雪が残るこの時期、川の流れは雪解け水を含んで勢いがあり、その流れの音も大きくなり、何でも受け止め、流し去ってくれそうです。

「 言ひたきは声に出すべし雪解川」

読み返すたびに励まされているような気もします。

郊外に車を走らせて、雪解川を見てみたくなりました・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする