雨のち晴れ。最低気温23.3℃、最高気温29.1℃。
〈農村群の風景〉
今日は開拓の村の「旧田村家北誠館蚕種製造所」の担当。蚕は4齢を迎えていました。
午後からは桑の葉を与える「給桑」と「除沙」の作業を学芸員さんの指導の下に行うことに。
桑は玄関前の畑に育てているものを取ってきました。80枚以上の桑を与えて、様子を見ることに。
お客様もイタリア、香港、タイなどや国内からは大阪、埼玉や近隣からと大勢の方が足を運んでくださいました。
札幌圏からの女子中学生3人組の方たちが熱心に蚕の様子を観察し、お話に耳を傾けてくれたことが印象に残っています。
雨が上がった午後からは気温が上昇したものの、風が涼しさを少しだけ届けてくれたおかげで、熱中症ににもならずに元気に過ごせました。
ほぼ、1年ぶりの蚕のお世話は懐かしさ半分、上記の作業については初めての体験で発見も多かったです。
お客さまとお話する中で、成虫の姿が(乾燥したものでも)見たかったという声もあがっていたりと、学びに繋がることも多々ありました。
そして、八月は忘れてはいけないことを記憶し直す月だったことを思い出させてくれる句でした。
「今年で戦後78年」と解説は結ばれています。
「べた凪の海八月の深い傷」
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。