♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

オペラ座の怪人

2006-07-04 | Tue:推理小説と私
このブログ火曜日は前々からもうすぐ最終回
と言っておきながら、なかなか記事が書けずに
ずるずると延びてしまったのだが、ここまで
延びると別に最終回にする必要もないかと
今は思っている。

最終回に書こうと思っていたのは、表題の
「オペラ座の怪人」。後半はアイリッシュの
作品についてであったが、最終回はなぜか
これで締めくくりたかったのである。

ミュージカルとして名高いこの作品は、
ガストン・ルルーの同名の推理小説が原作で
あることは、推理小説ファンに説明は要らない
であろう。

ただし、私もこの原作は読んでいない。

一昨年の4月、ニューヨークへ旅行したとき
ミュージカルを見るなら、絶対「オペラ座の怪人」
だと思った。

小学生だったか中学生だったか、テレビのチャンネルを
ひねってながら、適当な番組を探していた。そのとき
題名もわからぬままドラマなのか映画なのかさえも
わからなかったのだが、ただ“怪人”の計り知れない、
そしてどうしようもない愛が浮き彫りとなり私の心に
残ったことがあった。

後で、新聞のテレビ欄を見ると「オペラ座の怪人」と
書いてあった。最初からずっと見ていたわけではないので
話の筋書きは全く覚えていなかったのだが、いつか
ちゃんと見たいと思っていたのだ。

それから何十年(?)。ニューヨーク・ブロードウェイの
ミュージカルでその願いが達成された。

演技・踊り・歌唱力・衣装・生演奏・・・ド迫力の
ミュージカルに感極まり、泣いてしまった。最後は
観客すべてスタンディング・オベーションとなった。

1年後、このミュージカルが映画化したことを知った。
もちろん、すぐに見に行った。そこで初めてストーリーの
詳細を知ることになるのだが、愛を語る歌詞が美しいと
感じていたので、なるべく字幕を読まないようにした。
(結果、それは正解だったようだ。後々、この字幕論争の
ことをネットで知ったが、確かに日本語字幕に依存した私の
友人は感動が薄かったようだ。)
わかってはいても涙が止まらなかった。

そもそもこのミュージカルがヒットしたのもアンドリュー・
ロイド=ウェバー氏が手掛けたからで、この映画も
ミュージカルそのものをフィルムに残した(いつでも
再生可能)という価値がある。

原作の「オペラ座の怪人」は話としては複雑でわかりにくく
パッとしないらしいが、ミュージカルは“愛”を中心に
したからこそ、これだけ世界中の人々を魅了してきたのだと
思う。

しかし、原作は読んでおきたいと思っている(実行に移せて
いないのは片腹痛いが・・・)。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
一応、最終回にするつもりだったが、アイリッシュだけでなく
他にも読んで感動した推理小説がないわけではないので、
気が向けば書くかもしれない。

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