今滞在中の中米諸国でも、連日のように報道されています。
僕が日本人とわかると、道行く人が話しかけてきて日本のことを気遣ってくれたりもします。
さらに、口だけではなく、様々な活動で日本を応援してくれているんです。
日本へ救援隊を派遣してくれたメキシコでは、野球のプロリーグ開幕に合わせて、カンクンのスタジアムで、日本の復興支援のためのチャリティイベントが開催されました。
試合開始前、
日本国旗とともに行進が行われ、観客全員が1分間黙祷しました。
その光景はメキシコのテレビでも放映されたようです。「ANIMO JAPON!! 頑張れ! 日本!」と書かれたチャリティTシャツも100ペソ(約700円)で販売され、収益金は大使館を通じて日本へ寄付されるとのこと。カンクンのチーム「Tigers」のプロ野球選手の多くも購入してくれているようです。また、「100ペソのTシャツは買えないけど、10ペソなら寄付できる」と、募金をしてくれている方も多くいるんだとか。
その後移動したジャマイカでも、同じくチャリティイベントが催されていました。現地在住の日本人が中心となって、「Pray 4 Japan」と銘打ったダンスイベントが開催され、その収益金は全額寄付されるとのこと。レゲエ界の大御所、フレディ・マクレガーのライブイベントでは、アカペラで日本語の歌が披露され、会場は日本を応援する歓声に包まれました。それらの様子は、翌日の全国紙で紹介され、遠くジャマイカにおいても今回の震災に対する関心の高さがうかがえました。
聞いたところでは、アメリカのウィスコンシン大学マディソン校で、日本人留学生が中心となって募金活動を実施した結果、3月28日の時点で1万2000ドル以上(約100万円)の募金が集まったとか。日本で報じられないような規模であっても、きっと世界各地で日本は応援されているんだと思います。原発のニュースなどで不安は尽きませんが、今が踏ん張り時。頑張れ! 日本!!