深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

<学校公開> 薬物乱用防止教室(6年生)と、シンポジウム

2010年05月25日 | 安全・安心

学校公開3日目、6年生のセーフティー教室。テーマは「薬物乱用防止」
東京都薬物乱用防止推進協議会の水村さんがお話をして下さいました。

水村さんのお話から―
「薬」は、病気を治すもの。でも「薬物」は、脳にキズをつけ、体や精神を壊すものです。
これから、君たちが大きくなるにつれて、友達、先輩、恋人から薬物を勧められるかもしれません。でも、悪いものを勧めてくる人を友達と呼べますか?そんな人のために、自分の大切な命を台無しにできますか?
薬物の正しい知識を持ち、自分を大切にして、誘われてもきっぱり断る勇気を持って下さい。

子ども達は、大麻を与えられたラットが攻撃的になっていく実験のビデオなどを見て、薬物のもたらす悪影響について学びました。

資料に見入る子ども達。

最近は、お菓子のように見える薬物もあります。
そういったものを誤って口に入れないために、

1.病院で、お医者さんからもらった薬
2.薬局で、薬剤師さんからもらった薬
3.家で、お父さんお母さんからもらった薬

上記の3つ以外のものは、たとえ健康食品、サプリメントと言われても、絶対に口の中に入れてはいけません!


6年生たちは、薬物に誘われた時、どうやって断るかロールプレイをした後、
 「薬物なんかやりません!」と大きな声で2回繰り返しました。

次の4時間目は、保護者を対象に水村さんによる講演がありました。
タイトル「薬物の魔の手から子どもたちを守るには」

芸能人などの薬物事件が多発する中、水村さんをはじめボランティアのみなさんによる薬物乱用防止教室は、学校からの依頼が増えているそうです。


以前は、小学生に薬物のことを教えると、かえって興味を持ってしまうのではないか、寝た子を起こしてしまうのではないか、と言われたそうです。しかし、ネットなどによる情報が氾濫する今、正しい知識を教えないと、子どもたちは自分を守ることができない、というふうに意識が変わってきたそうです。

薬物に関する様々なお話を聞いているうちに、これは他人ごとではないな、と思いました。この先、子どもたちの誰もが、魔の手に誘われる可能性があるのです。
「正しい知識」と「断る勇気」そして、「今ある自分を大切にすること」を伝えたいと思います。

普通ではなかなか聞けないお話だったので、参加者が少なかったのが残念でした。

(author:HPボランティア)



平成22年度校友会総会

2010年05月24日 | 同窓会・卒業生
 5月24日(日)、森下文化センターで年に一度の校友会総会が行われました。                 校友会とは、深川小学校を卒業した又は在学していた20歳以上の方、深川小PTA役員だった方なら、誰でも会員になることができます。                                                                         当日は、戦前に本校を卒業した大先輩や、東京大空襲で当時卒業式ができなかった昭和20年卒業生の方、元PTA会長の方をはじめ、深川小学校をこよなく愛する方が50名以上集まりました。  それぞれの世代から、当時の深川小学校での思い出を語っていただきました。                                    
多くの卒業生やPTAの方々の思いが引き継がれ、支えられて、今の深川小学校があるのです。                   
 ※当日の総会の様子は、校友会役員でもある野島元PTA会長さんのyoutubeのサイトから見ることができます。
                                                            総会で歌われた 深川小学校の校歌の様子も見ることができます。 明治・大正・昭和・平成と100年以上卒業生に歌い継がれています。

  (author:HPボランティア特派員)                                

<学校公開>  5年生 環境教育

2010年05月24日 | 学校生活

5月21日(木)学校公開2日目の5,6校時、5年生のみんなは「地球温暖化と新しいエネルギー」について学びました。
ずらりと並んでおられるのは、左の6名がNPO法人気象キャスターネットワークの気象予報士のみなさん、そして右の2名がシャープ(株)の社員の方です。連携して、環境教育の出前授業に取り組んでいるそうです。

まず最初に、気象予報士で日本テレビのお天気キャスターの藤森さんが、地球の温暖化について話をして下さいました。
・地球の気温は、この100年間で0.7℃上がった。
・東京だけを見ると、なななんと、3℃も上がっている!

「みなさん、体温が平熱より3℃上がったら、もうフラフラで学校にも行けませんね!」
地球も今そんな状態なんですね。

次に、二酸化炭素の実験をしました。テーブルの上の、二つの四角い容器。左には空気、右には二酸化炭素が入っています。この二つの容器をランプで温めます。

子ども達も実験のお手伝い。1分ごとに容器内の温度を測っていきます。

4分後、2.4℃も差をつけて、二酸化炭素の方が高い温度になりました。
温暖化の原因は二酸化炭素、と言葉では知っていた子ども達ですが、この実験を目の当たりにして、衝撃を受けていたようです。

授業の後半は、シャープ(株)の社員の方にバトンタッチ。

人力で電気を起こす実験をしました。
「手伝ってくれる人!」「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ!」
4人の子どもたちが発電機を一生懸命回して、やっと省エネタイプの電球が点灯しました。



次に新エネルギーについてのお話がありました。自然の力を利用する新エネルギーの代表は、太陽光発電ですね。
人間の力で起こせるのはわずかな電気でしたが、地球上にふりそそぐ、1時間の太陽の光のエネルギーは、世界中の電気の1年分と同じ だそうです。1年分!

今日聞いたお話はどれくらい頭に残っているかな?○×クイズで確認しましょう。

最後までクリアできたのは何人?

「地球温暖化を防ぐために私たちができることは、『省エネ』。それに『自然の力(新エネルギー)』を合わせて、地球環境を守ろう。」というお話で今日の授業が締めくくられました。

それぞれの分野の専門家による、最先端のお話は、大変興味深かったです。とても分かりやすく伝えてくださったので、子どもたちは、環境に配慮する気持ちを高めたことと思います。これから大人になる子ども達にとって、大変ためになる授業でした。関係者の皆様、有難うございました。

(author:HPボランティア)



 

 


<学校公開> 1年生の下校と3年生の算数

2010年05月22日 | 学校生活

 時間目が終わったところです。お花で飾られた入り口の中では、1年生が帰りの会で、連絡事項を書き込んだりしていました。

         

 廊下には、フカッキー。その横には、入学式の写真がたくさん貼り出されていました。

帰りの会が終わると、こどもたちは一列に並び、廊下の端を並んで歩きながら玄関に向かいます。先生が連れてゆきます。

の頃、上の階では、まだ授業。3年生は、算数を勉強中でした。
      

2つあるクラスを合同にして、3つに分けています。

どのクラスでも、「おつりは、いくら?」の文章題に取り組んでいました。難しい問題じゃないけれど、計算のしかたを、いろいろ考えて、工夫します。

先生がテープ図を板書してくれたり、こどもたちが前に出てきて、式を書いたり。

数の分け方は、教科書に書いている以外にも、いろいろありました。

出てきたアイデアを、ノートにきちんと書き写すと、先生は、ひとりひとりのノートにチェックを入れました。

(author:HPボランティア)

 

 


<学校公開>3年生の総合学習:グループワーク・コミュニケーション

2010年05月21日 | 学校生活

 3年生の総合学習:グループワーク・コミュニケーションを、ご紹介します。

「コミュニケーションをとろう!」

3年生は、チームに分かれ、この問題に取り組みました。

コミュニケーションは、ひとりでは、できません。相手がいてこそ成り立ちます。

相手に自分をわかってもらい、自分も相手をわかろうとする。

このテーマを実践するために、先生は、3種類のゲームを用意してくれました。

 1 これは、ループ。宙吊りになってます。写真のチームは、このループに、接触せずに、向こう側へくぐりぬける、という課題に取り組みます。

 2 全員で、ボールを、ひとつも落とすことなく、ゴールまで、運ぶ。

 

 3 細い「雨どい」が各々に配られて、「ビー玉」をリレーしながら、ゴールまで運びます。

みんなで意見を出し合います。考えて、提案して、他の人の意見も聞いて・・・

3年生のみんなは、集中して、一生懸命取り組みました。難しくても、あきらめずに、何度もチャレンジしました。

声を掛け合うと、タイミングが一致します。指示する人を決めて、その人にみんなで従うと、チームワークがよくなります。ひとりで暴走しないで、力を合わせると、大きな効果が生まれます。

コミュニケーションを、取り合うのは、簡単なことでは、ありません。だれもが、毎日、していることで、毎日することで、少しずつわかってくるもの。

今回の体験で、3年生は、何かを学ぶことが、きっとできた、と思います。

 授業の終盤。ひとりひとりが、コミュニケーションについて、思ったこと、考えたことなどを書きました。

赤いシャツの先生が、この授業をしてくださった小林龍央先生です。「東京のびのび教室」の皆様、そして3年担任の先生方、ありがとうございました。

                                                                                                             (author:HPボランティア)

※このグループワークコミュニケーションは、子どもたちの人間関係つくりのためにクラス替えした学年を中心に、本校の特色ある教育活動として、「東京のびのび教室」の小林先生のご指導のもと、一昨年度から実施しています。(学校より)