4年生の演目は「夢どろぼうウンパッパ」。
夜ごと人々の夢を盗んでいく、夢どろぼうウンパッパと子分たち。
今夜も素敵な夢をいただこう!と町へ繰り出します。
ウンパッパと愉快な子分たち
ところがどうしたことか、誰も夢を見ていません。
これは大変。夢どろぼうたちは町へ調査に出かけました。
朝の市場だというのに辺りはシーンとしています。
「しーっ。」
町の人に訳を聞いてみると、実は・・・。
本当はこの町はとっても元気な楽しい町だったのです。
元気な歌声が響いています。
歌に願いをこーめて歌えば♪
でもそこに王様が現れて楽しいもの、素敵なものを見つけては、
次々に買い取ってしまいました。
「いい音色じゃ。わしにゆずってくれ。」
買い取ったものは王様のもの。
兵隊に監視された人々はもう、することができません。
みんな、夢も見なくなってしまいました。
これを聞いたウンパッパ。「簡単なことさ。」と王様を盗んでくるよう子分に命令を出します。
楽しいことを独り占めの王様。でもなんだかつまらなそう。
ひとりで「だるまさんが転んだ」をする王様。
そうウンパッパの言うとおり。どんなに楽しいこともひとりぼっちじゃつまらないのです。
ひとりぼっちじゃ楽しくないよ♪
みんなと楽しく歌って踊って、みんなの仲間になればいいのだと気付いた王様。
「禁止はもう禁止じゃ。」
喜ぶ町の人々
そして、夢どろぼうたちは「これでまた素敵な夢が盗めるぞ。」とほくそ笑むのでした。
めでたしめでたし。
歌って踊っての楽しい劇を、一人一人役になりきって見事に演じました
照明、効果音の楽器や歌も、練習を繰り返して立派にこなしたこどもたち。
観客に拍手で送られていく顔は、やりきった充実感にあふれていました。
おまけ画像!
紙で作ってある野菜の小道具。
リアルですね。すごいですね。
(author:HPボランティア)