第19回アジア大会が中国の杭州で9月24日~10月8日の日程で始まり、23日に開会式が行われた。もともと2022年に開催予定であったものが、コロナ禍で1年遅れたようである。45の国と地域から約12000人の選手が参加し、40競技で熱戦が繰り広げられる。中国での開催は、2010年の広州以来3度目で、開会式には習近平国家主席が出席し、開会宣言を行ったようである。日本選手団は過去最多の1100人を超える選手・役員で編成されるが、中国に次ぐメダル数の獲得が期待される。
個人的には、第14回のバンコク大会(1998年)と第15回のプサン大会(2002年)の2回に陸上競技関係の役員として参加したことがあるので、どんな雰囲気かよくわかる。オリンピックのアジア版のような大会で4年に1回開催されているが、中国が常にダントツ1位の成績であるが、日本は、韓国と2位争いを展開するものと思われる。1998年から2014年までは3位、2018年は2位のメダル獲得数であった。地上波テレビでは、TBSが独占的に放送しているようであるが、卓球や陸上競技など好きな競技につぃては、テレビ放送を楽しむこととしたい。
開催地の杭州は、風光明媚な西湖で有名な都市で、1983年6月に中国民航との卓球友好試合で訪れたことがある。今から50年も前のことであるが、西湖周辺の観光スポット(三潭印月、湖心亭、六和塔、霊隠寺、飛来峰石窟、岳王廟等)を訪れたこともよく覚えている。杭州は龍井茶という緑茶が有名で何度も飲ませてもらったと記憶する。今回の参加選手も試合の合間に風光明媚な杭州西湖の文化的景観を楽しむことであろう。一度は行ってみたい世界遺産観光地である。次回2026年の20回大会は愛知・名古屋で開催されるようなので、楽しみでもある。
時事ドットコムニュース(9/23): https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092300410&g=spo