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原発処理水の海洋放出には「言わずに隠して世間を勘違いさせるウソがある」

2023年09月03日 07時01分54秒 | 政治

8月31日のONE POINT日刊ゲンダイでは、元経産省官僚の古賀茂明氏をゲストに迎えて、8月24日、東京電力がいわゆる「ALPS処理水」の海洋放出を開始したことについて、世間を勘違いさせるウソがまかり通っている趣旨を詳しく解説してくれている。その影響は国内外に広がり、特に中国は日本政府の対応を猛批判し、反日運動や禁輸措置、迷惑行為が相次ぎ、根拠のない偽情報まで出回る始末となっている。

岸田政権は、原子炉の廃炉については、まだ何一つできていない事実を積極的には公にせず、汚染水の処理は安全基準を満たした処理水にして海洋放出するしかないと結論づけて、地元の漁業組合も納得しないまま、海洋放出を強行したことは、極めて問題であろう。廃炉ができない限り、海洋放出は永遠に続くものであり、岸田政権による原子力政策や外交政策の失敗は永遠に語り継がれることになろう。

我々は、薄っぺらな政府や東京電力の説明に騙されないように注意をする必要がある。福島原発の廃炉の見通しが全く立っていないのに、現政権は、日本中の原子炉を増強しようとたくらんでいるのであるから、話にならない。関東大震災が関東を襲った9月1日は、防災の日となっており、テレビでもいろいろな特集をやっていたが、日本に数多くある原子炉を大地震が襲い、福島の事故のようなものが再発したら、政府はどう責任を取るのであろうか?マスメディアも大地震と原発政策に食い込んだ核心の特集は避けているような気がする。原子力問題に詳しい古賀氏の解説は大変参考になる。


ONEPOINT日刊ゲンダイ(8/31): https://youtu.be/lTzoCNScdnM?si=drdaKuUupQcyl1yt

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