BS日テレ、9月11日の「歌謡プレミアム」は、結成50周年を迎えた夫婦デュオのダ・カーポの特集をやっていた。ダ・カーポは女性の透き通るような声が印象的だった「宗谷岬」という楽曲をよく聴いていた。1976年発売の曲だが、北海道に住んでいた時、宗谷岬にも足を運んだことがあったので、親しみを感じたのをよく覚えてぃる。北極星の一稜をモチーフに、中央部に「N」の文字が施された「日本最北端の地」の碑が印象的であった。北海道のご当地ソングは、800曲以上あるが、その中でも好きな曲の一つである。
番組では、チェリッシュの「ひまわりの小径」と赤い鳥の「翼をください」の2曲もカバーして披露してくれた。奥様の透き通るような声は衰えていない感じであった。両方とも好きな楽曲なので、歌詞を噛みしめながらじっくり聴かせてもらった。チェリッシュも夫婦デュオだし、赤い鳥のメンバーであった「紙風船」も夫婦デュオであり、心落ち着き感というか安心感をもって歌を楽しむことができる。
ダ・カ-ポの最大のヒット曲は、1974年発売の「結婚するって本当ですか」だと思うが、これは、奥様の実体験からできたようで、作詞が奥様、作曲はご主人ということを初めて知った。この歌も、メロディーも歌詞もお気に入りの一曲である。お二人は、1980年に結婚されたようであるが、年代も70代と我々とほぼ同じ、結婚時期もほぼ同じ、最近孫ができたというあたりも似通っていて親近感がある。今は、娘さんもフルートで加わり、3人でコンサート活動をされているようである。
また、最近の曲で「今日がいちばん若い日!」という曲を紹介してくれたが、最近特に感じているフレーズで歌詞も我々世代にピタリという印象で初めて聴いたが一回聴いただけですぐに好きになった。結成50周年を迎えた今年4月に発売されたばかりの新曲で、孫の誕生でできた曲でもあるようである。年寄り世代を中心に流行りそうな予感がする。また、「70歳からの明日」という曲もレリースされており、我々世代にピタリである。両方とも夫婦での作詞、作曲である。
番組の中で、11月7日に横浜で50周年記念コンサートがある旨、紹介していた。もう遅いとは思ったが、ダメ元で、12日にダ・カーポ音楽事務所に電話を入れてみたところ、なんと奥様の広子さんが電話口に出て、まだチケットがあると聞いて嬉しいやらビックリした。事務所のスタッフがたまたまお休みで、彼女の電話に転送され、電話の応対をやっているとのことであった。チケットは、ペア券で9500円とリーズナブルで、振り込んでくれれば、すぐにチケットを送ってくれると丁寧にやり方を教えてくれた。それに、まさか本人と電話で話せるなんと想像もしていなかったので、調子に乗って昨日の番組の話しやお互いの家族の話しなどついでにいろいろ話をさせてもらった。場所は、横浜みなとみらい小ホールで440席位なので、かなり近い場所で彼らの歌を生で楽しむことができそうで、楽しみがひとつ増えた。
「結婚するって本当ですか」: https://youtu.be/ah0CuinXz-M?si=MiCBMPPvfgWug1vf
「今日がいちばん若い日!」: https://youtu.be/e2Fyr1bl59w?si=ztI-AGxPKxDUMozM
「70歳からの明日」: https://youtu.be/1q5qMeQwcjw?si=_YSU2tE5cZZ6VIo-