4月27日、BSテレ東で、「ふたつの歌魂 作詞家・阿久悠×作曲家・三木たかし」という特別番組が放送されていた。2019年12月の再放送のようである。昭和を代表する二人の作詞家と作曲家のコンビによるヒット曲は多数あるが、二人の絆と知られざる苦悩にせまるということで、二人の手により生み出されたヒット曲をその背景とともにたっぷり聴かせてもらった。
三木たかしは、黛ジュンのお兄さんとして、昔から知っていたが、阿久悠とコンビを組んで、名曲をいっぱい世に出した。二人のコンビによる最初の作品は、あべ静江の「コーヒーショップで」であったという。代表作は、いっぱいあるが、番組で紹介されたのは、
・津軽海峡・冬景色、能登半島/石川さゆり
・コーヒショップで・みずいろの手紙/あべ静江
・乙女のワルツ/伊藤咲子
・思秋期/岩崎宏美
・北の蛍/森進一 等
他に、阿久悠の作品として、
・また逢う日まで/尾崎紀世彦
・舟歌/八代亜紀
・北の宿から/都はるみ
三木たかしの作品として、
・夕月/黛ジュン
・夜桜お七/坂本冬美
・つぐない・愛人・時の流れに身をまかせ/テレサ・テン
等も紹介された。大好きなテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」の誕生秘話も紹介してくれた。二人とも天才的な音楽家であるが、若くして亡くなった(阿久70才、三木64才)ことは残念である。
みずいろの手紙: https://youtu.be/vLIObSPeBow