ネットのArc Timesで、久しぶりに新型コロナ関連の最新情報を視聴した。東京大学名誉教授の児玉龍彦さんをゲストに迎えて、失敗続きのコロナ・経済対策について、核心の情報を提供してくれている。論文もない専門家でもない人が政府の分科会の会長になって間違いを言い続けているとバッサリである。尾身さんは、行政官であり、専門家ではないという。大阪と北海道のコロナ対策は大失敗で、死者も非常に多いという。大阪維新や橋本徹氏のトンチンカンなコロナ対策や政府への忖度等がコロナ対策を間違った方向に進めてしまったという。大阪府が進めていたアンジェスというベンチャー企業のワクチン開発失敗も医療と政府との悪い癒着の例である。アンジェスについては、個人的にもメディア情報に騙されて、株をたくさん購入していたので、大損した恨みもある。
政府は、新型コロナの感染法上の分類を5月8日から、2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを決定しているが、専門家からこのような評価を受けているので、心配である。感染者の外出自粛、マスク着用、医療機関への受診等いろいろなことが変更されることになるが、信用ない分科会主導の政府の政策とあっては、うまく行かない可能性の方が強いのではないかと心配である。何がどう変わるかメディアもきちんと伝えていない気がするし、実際に感染したらどうしたらいいのかよくわからないのが本音である。新規感染者数も減っていないし、5月8日以降は、感染者数すら全く分からなくなるので、空恐ろしい気がする。専門家による警鐘に政府は真剣に耳を傾けてほしいし、メディアも政府に忖度せず、正しい情報を報道してもらいたいものである。児玉先生の解説をしっかり聴いてほしい。
Arc Timesの解説(4/7): https://youtu.be/JPtHCYT2W-k