花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

雨上がり 苗半作 唐芋を植える 2022/05/14(鹿児島)

2022-05-15 18:46:40 | 野菜作り
5月14日(土)唐芋苗を探しに、南さつま市のきんぽう木花館に向かいました。

雨上がりの金峰山 山頂はまだ雲の中 以下の画像は5月14日に撮影


唐芋(サツマイモ)苗は昼前に木花館(このはなかん)に入荷予定とのこと。時間待ちの間、近くの田圃を回ると早期作の水稲が伸びていました。

広い田圃に植えられた唐芋(サツマイモ)


昨年も訪れた場所ですが、すでに唐芋の植え付けが済んでいました。11時20分過ぎに苗が入荷、シルクスイートと紅はるかの良苗を買いました。

業者さんに聞くと市場から仕入れたもので、市場の状況によっては希望品種、数がそろわない日もあるそうです。

前回5月10日は木花館が定休日で、苗の入手は空振り。ここ数年間で各地の物産館、ホームセンターなどで苗を探した中では木花館の苗は質・量ともに優れています。

苗の束は10本、30本、50本が主で100本の束もあり、多めに植えようとする人にも好都合です。

12時1分 天候回復 吹上浜日置海岸


北西の風が少し強めで、海は少し濁り白波が立っていました。貝採りの人が数人見えるだけでした。砂地に竹が数本伸び出していました。

先に豆類の収穫 ソラマメが主


今季は例年よりも生育が特に悪かったものの、少量でも収穫できて幸いでした。

唐芋畝にごく少量の肥料を入れた


芋専用肥料でN・P・K比率が6・8・12で窒素分よりもリン酸、カリの量が多めです。肥料の窒素成分が多すぎると蔓だけ伸びて芋が付かない「蔓ボケ」になりやすいので要注意です。

肥料なしで植え付けてもある程度の芋ができますが、蔓ボケになると太い牛蒡のような根が伸びるだけで、丸い芋が付きません。

マルチシートを被せる 風は弱く作業がしやすかった


端を大きめの軽石で押さえて、竹の棒に通したマルチシートを畝の上に伸ばしていきます。風の強い日はシートがあおられて作業しにくいものです。

「シ」はシルクスイート30円/本 紅はるかは「は」25円/本


今年初めて人気種とされているシルクスイートを栽培することにしました。紅はるかは苗が長めで、節から根が出始めて勢いの良いものでした。

今季初の植付け 西側区画 25センチ間隔で40本ほど植えた


アナグマの食害が懸念されますので、シルクスイートは西側に9本、東側区画に22本を植え付けました。

それ以外には紅はるか、畝の端などにはデンプン原料用の白系芋を植えました。長めの竹の棒を使って斜めに苗を差し込んで軽く押さえました。

東側区画 数は少なく見えるがおよそ50本


90本の苗を買いましたが、植え付けて見るとそれほど多い感じがしません。例年よりも少し間隔が狭いような気もします。

最後は全部の苗に水を掛け、さらに苗が直接シートに触れて強い日差しで葉が枯れないよう苗の下に土を置きました。

過保護のようですが、活着率を高めるには効果的です。良い苗でも活着しなければ日数の無駄。部分的に植えなおした箇所は、生育遅れで周囲の芋の葉に隠れて収穫は殆ど望めません。

最初の頃は気づかずに補植していましたが、植えなおさない方が周囲の唐芋が良く育ちます。植えなおした箇所は緑葉は出ても芋は殆ど付かずダメです。植えなおしは1週間程度のうちにしないと効果は出ません。

キュウリの花


2番目までに咲いた花は摘み取りました。3番目に咲いた花は大きめで、ツルも太くなっています。キュウリが成り始めると、適時の収穫が大事です。放置するとどんどん太くなり株に負担をかけてしまい、7月中の早い時期に枯れる原因となります。

唐芋を植え終わるとすでに夕日は海に沈もうとしていました。昨年サツマイモ基腐病が発生した箇所は今年は作付けしないので、唐芋の栽培数は例年より3割ほど少なくなりそうです。
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雨の一日 梅雨入りは少し先か 2022/05/13(鹿児島)

2022-05-13 15:32:21 | 日記
5月13日(金)大雨が心配でしたが、今のところ大丈夫です。

5月13日 NHK九州沖縄 朝の気象情報


一月ほど姿が見えなかった佐々木さんは5月2日に復活。天気情報を笑顔でわかりやすく伝えてくれます。

週間予報 晴れマークが多い


明日は晴れ、その後雨の日もありますが続かないようです。ジャガイモの収穫時期が近づいていますので,晴れ間が多いと幸いです。

唐芋(サツマイモ)の植付け直後に強い日差しが照り付けると活着率が下がります。今日は植付予定でしたが明日に変更しました。

NHK 7時のニュース項目


フィンランドがNATOへ加盟申請を行うと伝えられています。ウクライナのような状態に陥ることを懸念したのでしょうが、さらにロシアの軍事行動を過激化させそうで気になります。

テレビ朝日 グッドモーニング 山梨の女児行方不明事件


行方不明の女児は今日が10歳の誕生日、今も無事を信じ続けているお母さんの悲痛な言葉が伝えられました。

行方不明になって3年、大規模な捜索が長期間続きましたが手掛かりは得られないままでした。今回は骨の一部や着衣、靴などが見つかり親子関係の鑑定に矛盾なしと報道されています。

沢の上から流されてきたのであれば、他にも多くの遺留品や骨などが見つかりそうなものです。枯葉に埋まって土に還ったのでしょうか。3年間ではあまりにも早い気がして、事件性を感じます。

気象庁 ナウキャスト(雨雲の動き)13時20分


鹿児島市周辺に黄色や赤色の強い雨雲は見られず、24時間雨量は30ミリ程度です。このまま雨雲が順調に移動すると明日は天候が回復しそうです。

庭先のバラ ナニワノイバラの花殻


一杯に咲く白い花びらはきれいですが、花柄にも細かなトゲが一杯あり指に刺さると危険です。火箸で挟んで片付けています。

小さなバラ バレリーナ


こちらは丈が50センチ以内で扱いやすいバラです。2月に肥料を撒いたのが効いたようで、今年は良く茂っています。

アマリリス


花茎6本が伸びて次々に大きな花が咲き、アジサイの蕾が目立ってきました。明日は晴天予想のため、唐芋植付けは日差しが弱まる夕方に行う予定です。
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店が定休日 唐芋植付け先送り 2022/05/10(鹿児島)

2022-05-11 16:00:57 | 日記
5月10日(火)走り梅雨のような日、唐芋を植えようと日置へ出かけました。

吹上浜日置海岸 東風で鏡のような水面 以下の画像は5月10日に撮影


大型連休明けの浜は静かでした。釣りには条件が悪いのか、遠く南側に1人だけ釣人がいるようでした。

花が終わりに近づいたトベラ


この先曇りや雨が多くなり唐芋(サツマイモ)植付けには良いタイミングです。例年唐芋苗を買い求めている南さつま市のきんぽう木花館(このはなかん)に向かいましたが、

第2火曜日 木花館は定休日 予定変更 


さらに南側に走りナフコ加世田店でも見当たらず。類似施設の「南さつま交流センターにいななまる」でも唐芋苗は見かけず、予約販売とのこと。

昨年6月にここで買って美味しかった、河内晩柑(左300円)と不知火ミカン(右500円)を買いました。

川辺に向かう途中 オオキンケイギク


アニメに出てきそうな風景に車を止めて撮影。特定外来生物として駆除が呼びかけられていますが、田園風景に溶け込んできれいでした。

大規模スーパーとして知られるA-Zのかわなべ店にも立ち寄りましたが、唐芋苗はありませんでした。帰りの加世田方面に向かう道路右手ではサツマイモバイオ苗予約の看板を見かけました。

ニシムタ加世田店、日置市農産物直売所 ひまわり館、永吉のかめまる館、日置の城の下物産館、いずれも唐芋苗はありませんでした。

唯一見かけたのはコメリ吹上店。小さなビニルポットに唐芋が1本、長さ15センチほどの苗が145円でした。ポットから苗を移植して脇芽を出し、数本の苗を採るような感じです。

畑仕事は14時過ぎから 今日は先にエンドウ豆を収穫


いつも夕方の作業になっていたので今日は先にエンドウ豆を収穫。いよいよ最終盤、残り一回はわずかの収穫で終わりでしょう。

自家栽培の唐芋苗


かなり茂ってきましたが、手前の紅はるかはまだ数が少ないままです。2番目の白系芋はすぐにでも植え付け可能です。

最初に100本程度のまとまった数を植え付け、その後天候を見ながらジャガイモの後作などに畝を作り、自家栽培苗を植え付ける予定です。

キュウリのネットを設置


袋から取り出しただけで未使用と思われるネットが残っていました。畑横の竹藪から適当な竹を切り出しネットを括り付けました。

もう少し高めに張っても良いのですが、今度は収穫作業が面倒になります。漁網なら設置は簡単ですが、台風時に暴風をまともに受けて栽培棚が倒れる恐れがあります。

ゴーヤの親蔓が6節程度まで伸びたので先端部を摘芯しました。キュウリは前回脇芽を摘みましたが親蔓が元気に伸びています。ナスは根元近くに出ていた脇芽を摘み取りました。

Sさん宅に行ってみると 唐芋畝の準備完了


既にマルチシートを被せて準備完了、畑の草取りなどしながら余裕の表情。今年は200本を植付予定とのことですが、Sさんの栽培苗はまだ数が少ない状態でした。

ビワをもらって食べる


高度経済成長期前はどこの庭先にも、梅、ビワ、柿、ミカンなどが植えられていました。私の家は竹藪に囲まれ日当たりが悪く、果樹が育ちにくく羨ましいものでした。

枝先からちぎって食べるビワの風味は新鮮で格別です。小学校の頃は梅雨時はお腹を壊しやすいので、青梅やビワなど食べないようにと注意されていました。

何か少しでも準備を進めたい 畝の形を整える


少しだけ草取りをした後に、唐芋畝の形を整えました。畝を作った後からは殆ど雨が降っておらず、まだマルチシートを被せることができません。

早く唐芋を植えたい気はありますが、タイミングがずれて植付後に強い日差しが照り続けると活着率が低下します。慌てず急がず、うまいタイミングを計りたいものです。

天候予測よりも大事なのは確実な苗の入手です。次はうまく唐芋苗が入手できますように。
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唐芋の畝つくり キュウリ芽欠き 2022/05/06(鹿児島)

2022-05-07 17:22:17 | 野菜作り
5月6日(金)午後には小雨が止んで、畑仕事に取り掛かりました。

11時44分 吹上浜日置海岸 数人の釣人 以下の画像は5月6日に撮影


東風で海は静かですが小雨で見晴らしが悪く、今日も海藻(ノリ)の匂いがして条件は良くなさそうでした。

実が付き始めたハマボウフウ


丸い実が目立ち始めています。梅雨が明ければ酷暑の砂山、早く種を付けようと頑張っているようです。

咲き始めたランタナ


ブロック塀とコンクリート排水路の隙間に根を伸ばしています。地表部をすべて刈り取っても、冬までに3回ほども復活する逞しさです。

残り少ないエンドウ豆


発芽不良で3回も種蒔きし、冬場は雨不足で成長が進まず今季は収穫が望めないかと思っていました。3月からの気温上昇と雨で生育が追い付き、新鮮な味わいを楽しんでいます。

唐芋の畝つくり準備


唐芋(サツマイモ)の畝つくりのため、小菊を一部取り除きました。挿木で植えた最初の年はきれいに花が咲きましたが、次の年からは次第に弱って雑草も入り込んでいました。

唐芋の苗が伸びている


手前は人気種の紅はるか、中ほどはデンプン原料の白系芋です。紅はるかは市販の苗が多く流通するので入手は容易です。来週頃から植え付けできそうです。

畝幅、畝間ともに40センチ


作業しやすいように畝間をやや広めに確保しています。この後雨を待って芋専用肥料を少し入れて、畝の形を整えて黒のマルチシートを被せる予定です。

マルチシートは収穫作業後は不燃ゴミになりますが、利点が多いので設置は面倒でも毎年新しいものを利用しています。雑草取りが不要、畝の土が固くならず水分が保持され、生育が早まります。

マルチシートを掛けないと植付作業は楽ですが、草取りに追われ、大雨で畝土が流れ出すたびに修復が必要です。真夏には大変辛い作業です。

キュウリなどの南側にも畝を作る


こちらは場所が狭かったので、畝間、畝幅ともに35センチです。この先は雑草が伸び出すので空地を残すよりは、少しでも唐芋を植えた方が良いと判断。

現在エンドウ豆を栽培している区画では、昨年サツマイモ基腐(もとぐされ)病が発生しました。半分近くの芋が腐ったので今年は唐芋を植えず、畑に発芽した百日草や小菊などを植える予定です。

キュウリが伸びている


4月15日に植付けました。およそ2週間が過ぎ順調に生育しています。今年は5節までの脇芽を取り、2番目開花のキュウリまでは摘み取ることにしました。

例年放置栽培で、生育が進むと親蔓と子蔓の区別もつかず伸び放題。収穫が遅れてキュウリが倍ほどにも太くなってしまうこともありました。

勢いの良い時期を過ぎると株に負担がかかり過ぎて、7月末頃に枯れることも度々でした。今年はできるだけこまめに管理したいと思っています。

18時52分 今日も夕暮れになった


昼食後に小雨が止んでからの作業でした。道沿いの草を鎌で刈り、唐芋の畝をつくり、野菜苗に支柱を追加、エンドウ豆を収穫し終えると夕暮れ時でした。

今日は前回と違って雲が多く夕日は望めませんでしたが、唐芋の畝つくりができて幸いなことでした。
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小雨降る 田植始まる草見棚田 2022/05/06(鹿児島)

2022-05-07 14:52:44 | 自然観察
5月6日(金)予定を変更、小雨が続く草見の棚田に立ち寄りました。

東寄りの風で小雨模様 5月6日朝のNHK気象情報


鹿児島の予報は曇りのち晴れ、午前中の降水確率は50%。大隅半島から宮崎県側に雨雲が広がっています。

自宅庭先のバラ 以下の画像は5月6日に撮影


日置市では殆ど降っていないだろうと考えて出発・・・予想に反して小雨が降り続きました。

日置市日吉町 住吉地区にある草見の棚田


この時季の棚田を見たくなり、いつもの伊集院から日吉方面への道を毘沙門バス停のすぐ先で左折、草見方向へ走りました。

アジサイ園よりも少し上流側の棚田にはカラーとアヤメでしょうか、咲いていました。田植が済んだばかりの所や水が張られたところもありました。

棚田跡のアジサイ園


紫陽花の季節を前に通路は草刈が済んで、きれいになっていました。雨の日は足元が滑りやすく、アジサイが茂って通路が狭いところなどは注意が必要です。

ニオイバンマツリ


ずっと上の山手で見かけたガクウツギ


白い花が一杯 バイカウツギでしょうか?


右はカフェ野の花  10:00~16:00 木金のみ営業


山アジサイが咲き始め、スイレンもありました。アジサイの葉にカエルが止まり蕾がふくらむのを待っているような感じでした。

笠ケ野の田の神様 北側に引き返す途中の左手に見えた


道路側から見える石の形が田の神様だと思い、車を止めて正面に回り込むと正解でした。周辺の農地整備などでこの場所に移転したようです。

かつて住吉小学校区だった笠ケ野(地名)は「かさごん」と呼んでいました。中学からは私も通った日置中学校で、今も旧友の名前を思い出します。

旧日吉町内の小中学校は昨年4月に統合され日置市立日吉学園となりました。統合時の児童生徒数は262名とのこと。私が通った日置小学校だけでも6年生当時(昭和30年代末期)の児童数は500名ほどと記憶しています。

地方の過疎化は止まることなく、昔を思えば浦島太郎のような気持ちです。

かなり古い田の神様


大きなメシゲを持つ姿は素朴で力強いものでした。ネット情報によると宝暦7(1757)年の文字が刻まれているとのこと。

小雨が降り続く中でしたが、手入れが進み田植の季節を迎えた棚田風景に心が和みました。アジサイが咲き始める頃、再び訪れたいと思います。
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大型連休 草刈りなどの一日 2022/05/03(鹿児島)

2022-05-04 15:54:00 | 日記
5月3日(火)憲法記念日、日置へ草刈りに出かけました。

朝露に濡れた畑の雑草を抜く 以下の画像は5月3日に撮影


草刈機のナイロンコードでこすり切っても根が残りそうで、大きめの雑草を手で抜きました。すぐに終わるつもりが1時間ほどもかかりました。

11時頃に草刈開始 終えたのは13時半頃


一般的な草刈機は金属製の回転刃ですが、私が使っているのはナイロンコードを高速回転させて草を擦り切るタイプです。

金属刃では石や木などに当たると草刈機が跳ね返され、重大事故の危険性もあって慎重な操作が必要です。

ナイロンコードでは障害物に当たって跳ね返る危険性は少なく扱いやすいものです。ただし茎が太く固めの茅や竹、ススキ、セイタカアワダチソウなどはきれいに切れません。

浜には釣り人の姿が


昼食後浜に下りると、引潮時で条件は悪そうですが釣人の姿がありました。

良い型のキスが釣れていた


海にノリが発生していて投げるたびに仕掛けに絡んで釣りにくい様子でしたが、丁度良いサイズのキスです。例年この時期のサイズはもっと小さいものです。

あちこち釣りに行かれるベテランの方で、このブログを見てくださっているとのこと。釣りの話だけでなく、あれこれ世間話にお付き合い頂きありがとうございました。

草刈ついでに少し藪払い 人が通るだけの昔からの生活道路


画面外左側に古い民家が残る自然木の生垣です。道路側に伸び出した枝葉を鎌で切り払いました。

17時27分 片付けと掃除を終える


草刈機を動かすついでに実家の庭先と畑以外に、周辺道路の草刈もしています。ここは草道にならないよう、茅の除去と藪払いもしています。

道に積もっていた落葉なども集めてゴミ捨て場に5回ほど運び、一時の自己満足ですが見た目スッキリとなりました。

最後にエンドウ豆の収穫


前回と同じ程度の収穫がありました。3度目の種蒔きで発芽した苗も別な場所で栽培し、栽培数は例年の3割増し程度。

発芽不良に加えて雨不足のため生育が例年より悪い状態でした。3月以降は気温上昇で生育が追い付き、栽培数を増やしたので収量は例年並みです。

ソラマメは生育が悪く、茎が3本程度で丈も低いままで開花、所々に小さなサヤが付いた程度でダメでした。

キュウリとゴーヤ(苦瓜)


見た目には順調なようですが、風除けの中を見ると様子が変でした。

2種類の葉が出ているゴーヤ


丸い葉は接木苗台木のカボチャの葉のようです。放置するとカボチャの方が伸びてしまうので、根元近くで掻き取りました。

キュウリには早くも最初の花が見えていました。Eテレのやさいの時間の栽培方法に従い、2番目までのキュウリは取り除き、5節までの脇芽も取る予定です。

18時58分 日没方位は289.1度(西北西) 下甑島の北辺り


草刈後の片付け中に、南側竹藪内の廃屋の様子見に来た若者に出会いました。家が建つ前の様子や周辺の土地のこと、海岸近くでの暮らしなどを説明。4月30日には廃屋に通じる電柱への道案内をしたばかりです。

大型連休を利用して訪れた廃屋の関係者のようでしたが、相次ぐことで不思議な気がしました。予定していた作業などが遅くなり、畑から戻ると夕日は海に沈もうとしていました。

日中の筋雲は消えて単調な日没でした。野菜の成長が進んでいます、次回は風除けの囲いを外し、栽培棚やしっかりした支柱設置、唐芋の畝つくりなどを予定しています。
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藪払い 雨で木も草も伸びる 2022/04/30(鹿児島)

2022-05-01 18:19:49 | 日記
4月30日(土)天候回復、エンドウ豆収穫のため日置へ向かいました。

浜への坂道 雨で荒れた道 以下の画像は4月30日に撮影


釣人などの4WD軽トラが砂山へ行き来する簡易な砂利道です。前日(4月29日)も朝方を中心に強い雨が降りました。排水路が壊れて、雨水が流れ込み路面浸食が進んでいます。

上の方は簡易コンクリート舗装 横方向に小さな排水路があった


もとは完全な砂地で、排水路までの区間は昭和40年代に住民が家に出入りしやすいよう個人的に整備したものです。画面外左手には廃屋が残っています。

昨年11月から4月まで 旬別の平均気温の推移 観測点は鹿児島


気象庁のデータをもとにグラフ化しました。1~2月は寒い時期もありましたが、3月上旬以降はかなり上昇しています。

旬別の降水量(mm) 冬場は少雨傾向


冬場は雨量の少ない期間が多く、4月下旬は特に多くなっています。

平均気温と降水量を平年値と比較したグラフ


左側の目盛りは降水量を平年値と比較(%)した棒グラフ、右側は平均気温を平年値と比較(℃)した折れ線グラフです。

冬場の雨量は平年値を超える期間もありましたが、全体としては少雨傾向。4月下旬の雨量は特に多く平年の3倍以上でした。

かすかな甘い香り スイカズラ(忍冬)


長い蔓が木や竹に絡みつき厄介ですが、花の香りは初夏を感じる気持の良いものです。

エンドウ豆の栽培棚が少し傾く


海からの強い風で少し傾いていますが、サヤが充実して収穫時を迎えました。エンドウ豆の収穫作業後に畑の草取り作業を予定していましたが・・・。

一部で花が咲き始めたジャガイモ


風雨で揺すられて一部で茎が折れたものの全体に茎が傾いたこともあり、新たな枝折れはないようでした。

唐芋(サツマイモ)の発芽 3品種を育苗中


左側は少しずつ発芽が進む紅はるかです。右側の白系芋はかなり芽が増え、画面外右端の紅さつまも発芽が進んでいます。

蔓が伸び始めた 左はキュウリ、右はゴーヤ


いずれも順調に伸びています。5月1日のEテレやさいの時間でキュウリ栽培の要点が説明されていました。

5節目までに出る脇芽は摘み取る、実が付いたら葉を2枚残して蔓の先を切る、キュウリが大きくなり過ぎないうちに収穫するというものでした。

今日手間取ったのは藪払い 金木犀とコクテンギの剪定作業


左上の電線に架かるほどに木の枝が伸びていました。少しずつ切り始めると、あれこれ気になり結局は全部の枝を途中で切りました。画面右側に茂っているのもコクテンギです。

剪定作業中に配電事業関係の人でしょうか、南側の竹藪上に見える電柱への道を尋ねられました。場所が判りにくいので、電柱から廃屋へ通じる道案内をしました。すでに電線は外され、竹藪に覆われて廃屋の存在はグーグルアースの航空写真でしか判りません。

竹藪をかき分けて進み、2本のコンクリート製電柱を探し当てました。インフラの現況確認のようでしたが、自然に埋もれてしまった場所での業務ご苦労様です。

私の実家もいずれは竹や木に埋もれ、同じような状態になりそうだと思うことでした。

最初は手で引きずる その後は一輪車利用


5本ほどの枝をロープで括って引きずり、100mほど離れたゴミ捨場まで運ぶと腕や肩が痛くなり閉口しました。

全体のバランスを取るようにして一輪車に乗せると作業が少しずつ捗り、8回ほど往復。最後に畑の畦道側に伸び出した雑草も刈り取って片付けました。

その後エンドウ豆を収穫


気温が上がっているので適時の収穫が大切です。藪払いで疲れましたが、頑張って鎌を使い収穫作業を進めました。鳥除けの漁網に囲われた内部の作業は面倒でした。

晩成品種のミカン


物産館などで時々見かける河内晩柑に似ています。酸味が少なめで柔らかな甘さを好む人があり、まだ枝先に残してあります。

すでに今年の花が咲き始めましたが、5月一杯は自然に落ちることはありません。

今日は予定が大幅に狂って16時近くまでの作業でしたが、春先から気になっていたことが一つは片付いたので良しとしましょう。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。