花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

唐芋の畝つくり キュウリ芽欠き 2022/05/06(鹿児島)

2022-05-07 17:22:17 | 野菜作り
5月6日(金)午後には小雨が止んで、畑仕事に取り掛かりました。

11時44分 吹上浜日置海岸 数人の釣人 以下の画像は5月6日に撮影


東風で海は静かですが小雨で見晴らしが悪く、今日も海藻(ノリ)の匂いがして条件は良くなさそうでした。

実が付き始めたハマボウフウ


丸い実が目立ち始めています。梅雨が明ければ酷暑の砂山、早く種を付けようと頑張っているようです。

咲き始めたランタナ


ブロック塀とコンクリート排水路の隙間に根を伸ばしています。地表部をすべて刈り取っても、冬までに3回ほども復活する逞しさです。

残り少ないエンドウ豆


発芽不良で3回も種蒔きし、冬場は雨不足で成長が進まず今季は収穫が望めないかと思っていました。3月からの気温上昇と雨で生育が追い付き、新鮮な味わいを楽しんでいます。

唐芋の畝つくり準備


唐芋(サツマイモ)の畝つくりのため、小菊を一部取り除きました。挿木で植えた最初の年はきれいに花が咲きましたが、次の年からは次第に弱って雑草も入り込んでいました。

唐芋の苗が伸びている


手前は人気種の紅はるか、中ほどはデンプン原料の白系芋です。紅はるかは市販の苗が多く流通するので入手は容易です。来週頃から植え付けできそうです。

畝幅、畝間ともに40センチ


作業しやすいように畝間をやや広めに確保しています。この後雨を待って芋専用肥料を少し入れて、畝の形を整えて黒のマルチシートを被せる予定です。

マルチシートは収穫作業後は不燃ゴミになりますが、利点が多いので設置は面倒でも毎年新しいものを利用しています。雑草取りが不要、畝の土が固くならず水分が保持され、生育が早まります。

マルチシートを掛けないと植付作業は楽ですが、草取りに追われ、大雨で畝土が流れ出すたびに修復が必要です。真夏には大変辛い作業です。

キュウリなどの南側にも畝を作る


こちらは場所が狭かったので、畝間、畝幅ともに35センチです。この先は雑草が伸び出すので空地を残すよりは、少しでも唐芋を植えた方が良いと判断。

現在エンドウ豆を栽培している区画では、昨年サツマイモ基腐(もとぐされ)病が発生しました。半分近くの芋が腐ったので今年は唐芋を植えず、畑に発芽した百日草や小菊などを植える予定です。

キュウリが伸びている


4月15日に植付けました。およそ2週間が過ぎ順調に生育しています。今年は5節までの脇芽を取り、2番目開花のキュウリまでは摘み取ることにしました。

例年放置栽培で、生育が進むと親蔓と子蔓の区別もつかず伸び放題。収穫が遅れてキュウリが倍ほどにも太くなってしまうこともありました。

勢いの良い時期を過ぎると株に負担がかかり過ぎて、7月末頃に枯れることも度々でした。今年はできるだけこまめに管理したいと思っています。

18時52分 今日も夕暮れになった


昼食後に小雨が止んでからの作業でした。道沿いの草を鎌で刈り、唐芋の畝をつくり、野菜苗に支柱を追加、エンドウ豆を収穫し終えると夕暮れ時でした。

今日は前回と違って雲が多く夕日は望めませんでしたが、唐芋の畝つくりができて幸いなことでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小雨降る 田植始まる草見棚田 2022/05/06(鹿児島)

2022-05-07 14:52:44 | 自然観察
5月6日(金)予定を変更、小雨が続く草見の棚田に立ち寄りました。

東寄りの風で小雨模様 5月6日朝のNHK気象情報


鹿児島の予報は曇りのち晴れ、午前中の降水確率は50%。大隅半島から宮崎県側に雨雲が広がっています。

自宅庭先のバラ 以下の画像は5月6日に撮影


日置市では殆ど降っていないだろうと考えて出発・・・予想に反して小雨が降り続きました。

日置市日吉町 住吉地区にある草見の棚田


この時季の棚田を見たくなり、いつもの伊集院から日吉方面への道を毘沙門バス停のすぐ先で左折、草見方向へ走りました。

アジサイ園よりも少し上流側の棚田にはカラーとアヤメでしょうか、咲いていました。田植が済んだばかりの所や水が張られたところもありました。

棚田跡のアジサイ園


紫陽花の季節を前に通路は草刈が済んで、きれいになっていました。雨の日は足元が滑りやすく、アジサイが茂って通路が狭いところなどは注意が必要です。

ニオイバンマツリ


ずっと上の山手で見かけたガクウツギ


白い花が一杯 バイカウツギでしょうか?


右はカフェ野の花  10:00~16:00 木金のみ営業


山アジサイが咲き始め、スイレンもありました。アジサイの葉にカエルが止まり蕾がふくらむのを待っているような感じでした。

笠ケ野の田の神様 北側に引き返す途中の左手に見えた


道路側から見える石の形が田の神様だと思い、車を止めて正面に回り込むと正解でした。周辺の農地整備などでこの場所に移転したようです。

かつて住吉小学校区だった笠ケ野(地名)は「かさごん」と呼んでいました。中学からは私も通った日置中学校で、今も旧友の名前を思い出します。

旧日吉町内の小中学校は昨年4月に統合され日置市立日吉学園となりました。統合時の児童生徒数は262名とのこと。私が通った日置小学校だけでも6年生当時(昭和30年代末期)の児童数は500名ほどと記憶しています。

地方の過疎化は止まることなく、昔を思えば浦島太郎のような気持ちです。

かなり古い田の神様


大きなメシゲを持つ姿は素朴で力強いものでした。ネット情報によると宝暦7(1757)年の文字が刻まれているとのこと。

小雨が降り続く中でしたが、手入れが進み田植の季節を迎えた棚田風景に心が和みました。アジサイが咲き始める頃、再び訪れたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。