花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

八幡の市 日吉町八幡神社 2018/04/15 (鹿児島)

2018-04-16 13:37:49 | 日記
4月15日(日)、野菜苗などが並ぶ八幡の市に立ち寄りました。
八幡の市(はっまんのいち)は日置市日吉運動公園で開催されています。昔は南薩線日置駅前に多くの出店が並ぶものでした。今も4月15日に市が開かれていると聞き、懐かしさに立ち寄ってみました。

八幡神社裏の日吉運動公園の一角で開催 以下の画像は4月15日撮影


奇祭「せっぺとべ」で知られる八幡神社の東側に日吉運動公園があります。体育館、野球場、弓道場、相撲場、グランドゴルフ場などがあり、秋には花火大会が開催されています。

背後の森が八幡神社


運動公園は一帯の水田、墓地などを造成して作られました。背後の向江山(むかんやま 標高304m)は城山(じょうやま 標高237m)とともに日吉を代表する山です。日置小学校、日置中学校で学んだ私にとっては吹上浜とともに心の原風景です。

壁には日吉中学校卒業記念パネル、太鼓踊り、せっぺとべのレリーフ


八幡神社 祭事の準備中でした


「せっぺとべ」について日置市観光協会のページから引用して紹介します。
せっぺとべ
飛び散る泥と水しぶきが、輪となり踊りまわる若者たちの勢いに拍車をかける!
「せっぺとべ」は文禄4年(約400年前)から日吉地域に伝わる「お田植え祭り」です。若い衆が田の中で円陣を組み、酒を飲み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねます。

この祭りは土をこねる足踏み耕の意味と害虫を踏み潰す意味があり、泥にまみれて今年一年の豊作を祈願します。当日は地域住民や子供会による棒踊り、虚無僧(こむそう)踊(おど)りなども奉納され、まちは終日活気にあふれます。 ※「せっぺとべ」は「精一杯跳べ」の意味があります。(引用終わり)

日吉を代表する企業 小正醸造


八幡神社の旧社格は村社です。祖父は独り身で八幡神社下の日置駅近くで畳店を営み、私は近くに住む孫として可愛がられ小学校低学年までは月に半分ほど祖父宅から通学していました。

昔は今ほど「せっぺとべ」も有名ではなく、泥だらけの白装束で酔っぱらいのおじさんたちが暴れ回るお祭りという思い出しかありません。

寄進したイチョウが健在


改築前の明信寺境内の大木イチョウの種から育てた苗を高校生の頃に寄進しました。祖父と一緒に参道沿いに5本植えましたが、半世紀ほども前のことで記憶があいまいです。今も3本が成長を続けています。山桜や楠等に日差しを遮られながらもたくましく背伸びしています。

北西風が強い吹上浜


魚箱と流木、軽石


初夏を思わせる日もありましたが15日は北西風が強く海は荒れていました。冬の海が戻ったような感じでしたが、浜を歩くと魚箱と手頃な流木が漂着しており園芸用に使えるので持ち帰りました。

夏野菜は八幡の市の頃に植えると良いと言われています。遅霜の心配もなくなり地温が上昇する時期です。私もナスやキュウリ、ゴーヤーの予定場所に元肥を入れて畝作りをしました。

じっとしていると少し肌寒いほどで、汗を流すこともなく農作業が捗りました。例年夏野菜は苗を買った当日に肥料を入れて植え付ける「やっつけ仕事」でした。今年は手順を踏んで教科書通りに畝を準備しています。連作障害が出ないよう接木苗中心に植え付ける予定です。

昔から実家にあるヤマツツジ


コバノランタナ


ランタナの一種ですが、冬場に剪定しなかったので早めに花が咲きそろいました。ブロック塀などの上に植えると細い枝が下垂して花姿がきれいです。ランタナは猛暑と乾燥には強いですが、この冬の寒さで根元近くまで枯れて発芽が半月ほど遅れています。

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