1月15日(土)3年ぶりに出水へ出掛け、ツルを写しました。
7時50分 曇り空で朝日は殆ど見えず 手前は岩下川の河口近く
薄曇りの朝焼けを期待しましたがハズレ、日差しがなく今ひとつでした。
現地着が遅れて7時過ぎになったので、これまで写さなかったポイント「潟公民館前」バス停横での撮影です。
東西干拓橋の上を飛ぶツル
朝焼け空ならば美しい絵のような風景ですが、雲が広がり残念。ツルの甲高い鳴声に励まされました。
夜明けにツル観察センター前のねぐらから飛び立ち東干拓地にいたツルたちが、群れを成して戻る風景です。
鳥インフルエンザ対策が強化 右側奥はツル観察センター
車で移動した範囲内に3か所の消毒ポイントがあり、車のタイヤ消毒を受けました。これまで撮影していた地点に通じる道は農耕車以外は通行しないよう看板が出ていました。
ツルの撮影には制約が多くなりましたが、モデル撮影会ではないのでツルの穏やかな越冬が第一、邪魔してはいけません。
東干拓地に通じる道は専用車で消毒液がこまめに散布され、交差点は白い石灰で雪景色のようでした。
出水市ツル観察センター こちらはマナヅル
コロナ感染拡大と周辺部の養鶏場での鳥インフルエンザ発生もあり、一頃よりも訪れる人が減っています。
今季も多くのツルが越冬中 25季連続の万羽ツル
ツルの越冬期間中の11月から翌年1月にかけて5~6回、早朝に保護区域内のねぐらを飛び立つツルの羽数調査が行われます。
調査した中で一番羽数の多い日の数を公式羽数としており、16,840羽。今季は2012年以来9季ぶりにソデグロヅル1羽の飛来が確認されています。
内訳を見るとナベヅルが9割ほどを占めています。マナヅルは公式羽数では1,314羽ですが、1月9日の調査では2,182羽となっています。
それぞれの多い方の数を合わせた18,000羽近くが越冬中と思われます。
クロヅルらしい 手前はナベヅル 右はマナヅル
すごい撮影機材で撮影中の人に、クロヅルがいると教えてもらい写しました。大型のカーボン三脚と動きの滑らかな雲台だけでも50万円近いプロ機材、レンズは428と言われる高級望遠レンズで最安値でも120万円ほど。カメラボディまで含めると200万円を超えそうです。
画像を見せてもらうと羽毛がきっちり写り込んだ素晴らしい画質で仰天。鳥撮影専門の人で画質に強いこだわりがあり、車はキャンピングカーとのこと。
ソデグロヅルは飛んで行ったとも聞きました。初対面の私に色々教えて頂きありがたいことでした。
マナヅル 背景は紫尾山(1,067m)
鹿児島県北西部の最高峰で山頂は雪景色です。3羽ほど飛んでくれると最高ですが、1羽でも優雅な姿でした。
ナベヅル 柵の外の田圃
保護区域内の柵で囲われたところでは餌やりが行われていますが、ツルは自由に近辺の農地にも飛んで行き餌を啄む姿が見られます。
日差しがあると羽がきれいな色合いに写ることもあり、3月にかけては北に帰るツルの動きも活発化して撮影が面白くなります。
東干拓地 ソデグロヅルらしい 待つ間には飛び立たず
意外にも柵で囲われていない道路横の田圃にいました。名前通りに、白い羽根の先端部が黒いツルです。羽を広げるか飛び立てば、優美な姿が写せます。
数台の車が止まってツルの動きを見守っていましたので、私も離れたところで様子見をして飛び立つのをじっと待ちました。
ここからは我慢比べですが、1時間ほどで根負けして撮影を切り上げました。常連さんでしょうか、箱型の大きな車の中から巨大な望遠レンズで狙い続ける人がいました。
ツルたちとカラスの群
出水のツル保護区域内ではツル以外にも多くの野鳥が見られます。野鳥が好きな人にとってはうれしい撮影・観察ポイントでしょう。
私はツルや鳥そのものよりも、鳥の優雅な姿や風景に溶け込んだ絵のような光景が好きです。それほど鳥好きではないし、鳥撮影用の機材をそろえるほどの資力(熱意)はありません。
出水地区では先月から鳥インフルエンザが発生し、養鶏場で多くの鶏が処分された厳しい現実があります。出水で冬を過ごすツルの邪魔をせず、地元の方に迷惑を掛けずに撮影を楽しむことが大事だと考えています。
早いものでは今月下旬にはシベリヤに帰り始めます。ナベヅルは3月末のぎりぎりまで留まりますが、姿の美しいマナヅルは2月下旬頃にはかなり減ってしまいます。
適当な時期に再び撮影に行きたいものですが、5時過ぎから2時間近くの運転はかなり疲れます。畑の管理もあり、体調管理が大事です。
7時50分 曇り空で朝日は殆ど見えず 手前は岩下川の河口近く
薄曇りの朝焼けを期待しましたがハズレ、日差しがなく今ひとつでした。
現地着が遅れて7時過ぎになったので、これまで写さなかったポイント「潟公民館前」バス停横での撮影です。
東西干拓橋の上を飛ぶツル
朝焼け空ならば美しい絵のような風景ですが、雲が広がり残念。ツルの甲高い鳴声に励まされました。
夜明けにツル観察センター前のねぐらから飛び立ち東干拓地にいたツルたちが、群れを成して戻る風景です。
鳥インフルエンザ対策が強化 右側奥はツル観察センター
車で移動した範囲内に3か所の消毒ポイントがあり、車のタイヤ消毒を受けました。これまで撮影していた地点に通じる道は農耕車以外は通行しないよう看板が出ていました。
ツルの撮影には制約が多くなりましたが、モデル撮影会ではないのでツルの穏やかな越冬が第一、邪魔してはいけません。
東干拓地に通じる道は専用車で消毒液がこまめに散布され、交差点は白い石灰で雪景色のようでした。
出水市ツル観察センター こちらはマナヅル
コロナ感染拡大と周辺部の養鶏場での鳥インフルエンザ発生もあり、一頃よりも訪れる人が減っています。
今季も多くのツルが越冬中 25季連続の万羽ツル
ツルの越冬期間中の11月から翌年1月にかけて5~6回、早朝に保護区域内のねぐらを飛び立つツルの羽数調査が行われます。
調査した中で一番羽数の多い日の数を公式羽数としており、16,840羽。今季は2012年以来9季ぶりにソデグロヅル1羽の飛来が確認されています。
内訳を見るとナベヅルが9割ほどを占めています。マナヅルは公式羽数では1,314羽ですが、1月9日の調査では2,182羽となっています。
それぞれの多い方の数を合わせた18,000羽近くが越冬中と思われます。
クロヅルらしい 手前はナベヅル 右はマナヅル
すごい撮影機材で撮影中の人に、クロヅルがいると教えてもらい写しました。大型のカーボン三脚と動きの滑らかな雲台だけでも50万円近いプロ機材、レンズは428と言われる高級望遠レンズで最安値でも120万円ほど。カメラボディまで含めると200万円を超えそうです。
画像を見せてもらうと羽毛がきっちり写り込んだ素晴らしい画質で仰天。鳥撮影専門の人で画質に強いこだわりがあり、車はキャンピングカーとのこと。
ソデグロヅルは飛んで行ったとも聞きました。初対面の私に色々教えて頂きありがたいことでした。
マナヅル 背景は紫尾山(1,067m)
鹿児島県北西部の最高峰で山頂は雪景色です。3羽ほど飛んでくれると最高ですが、1羽でも優雅な姿でした。
ナベヅル 柵の外の田圃
保護区域内の柵で囲われたところでは餌やりが行われていますが、ツルは自由に近辺の農地にも飛んで行き餌を啄む姿が見られます。
日差しがあると羽がきれいな色合いに写ることもあり、3月にかけては北に帰るツルの動きも活発化して撮影が面白くなります。
東干拓地 ソデグロヅルらしい 待つ間には飛び立たず
意外にも柵で囲われていない道路横の田圃にいました。名前通りに、白い羽根の先端部が黒いツルです。羽を広げるか飛び立てば、優美な姿が写せます。
数台の車が止まってツルの動きを見守っていましたので、私も離れたところで様子見をして飛び立つのをじっと待ちました。
ここからは我慢比べですが、1時間ほどで根負けして撮影を切り上げました。常連さんでしょうか、箱型の大きな車の中から巨大な望遠レンズで狙い続ける人がいました。
ツルたちとカラスの群
出水のツル保護区域内ではツル以外にも多くの野鳥が見られます。野鳥が好きな人にとってはうれしい撮影・観察ポイントでしょう。
私はツルや鳥そのものよりも、鳥の優雅な姿や風景に溶け込んだ絵のような光景が好きです。それほど鳥好きではないし、鳥撮影用の機材をそろえるほどの資力(熱意)はありません。
出水地区では先月から鳥インフルエンザが発生し、養鶏場で多くの鶏が処分された厳しい現実があります。出水で冬を過ごすツルの邪魔をせず、地元の方に迷惑を掛けずに撮影を楽しむことが大事だと考えています。
早いものでは今月下旬にはシベリヤに帰り始めます。ナベヅルは3月末のぎりぎりまで留まりますが、姿の美しいマナヅルは2月下旬頃にはかなり減ってしまいます。
適当な時期に再び撮影に行きたいものですが、5時過ぎから2時間近くの運転はかなり疲れます。畑の管理もあり、体調管理が大事です。
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