花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 鹿児島港からの風景 2024/09/12(鹿児島)

2024-09-13 16:16:24 | 自然観察
9月12日(木)午後、所用をすませて鹿児島港に立ち寄りました。

鹿児島市の鴨池港 南側の護岸工事 以下の画像は9月12日に撮影


鹿児島港は,鹿児島市の北から南へ約20kmの範囲に及び,7つの港区があります。

ここは北から3番目の鴨池港区、鹿児島県庁に近い場所で大隅半島の垂水市と結ぶフェリー航路です。

慎重に進められる消波ブロックの除去作業


長年使われてきたようでかなり変形していて、堤防の上から作業員が細かく指示を出しているようでした。

鹿児島港を南北に結ぶ湾岸道路工事の一部で、将来的には高架橋が架設される予定です。

南北に長い鹿児島 大切な鹿児島の港


種子島,屋久島,奄美大島などの離島や大隅半島との定期船のターミナルとして,また地域経済を支える生活物資の流通基地,あるいは漁業・レクレーションなどの活動の場として,地域の発展に大きな役割を果たしています。

鹿児島新港区に移動 鴨池港に向かうフェリー


南東の風が吹き、背後は大隅半島です。今日も強い日差しで夏雲があちこちに広がり、秋の気配は感じられません。

鹿児島新港区には奄美・沖縄航路が就航しています。北側の本港区に一本化の計画もありましたが、運航条件が悪化するとの反対もあり実現しませんでした。

こちらは桜島に向かうフェリー 遠くに見えるのは霧島連山


鹿児島市の公営企業である桜島フェリーは赤字累積が続き、度々値上げされていますが大隅半島と結ぶ重要航路の一つです。

桜島の火山活動激化の場合には緊急避難経路として不可欠なことから、現在も24時間運航が続けられています。

先日の新聞記事には鹿児島市から大隅半島の鹿屋市まで行く場合に、桜島または鴨池フェリーを利用する場合と、鹿児島湾岸を陸路で向かう場合の時間と経費の比較記事がありました。

いずれの場合も時間的にはほぼ同じで、経費的にも同額程度と書かれていたようです。

桜島フェリーの「御船印」(1枚300円)、「90周年記念御船印」(1枚500円)、公式印帳(1980円)が販売中で、一部では売り切れたものもあるようです。

赤い灯台の左側奥は鹿児島本港区


画面中ほどの少し左手は普段よく撮影に利用する種子島・屋久島航路の港です。

北西方向の山手には白い雲が連なり、いまだに真夏を引きずっているように見えます。

共同フェリー運輸の貨物船 新種子島丸(999総トン)


背後の山は桜島と市街地を一望できる城山(107m)です。鉄塔が立つ辺りに展望台があります。

南側の遠くに見えたのは開聞岳山頂部


ここからは指宿市の開聞岳(924m)の一部が見えました。

別名薩摩富士とも呼ばれる優美な姿です。標高は低いですが海岸近くから、らせん階段のようにずっと登るので、かなり疲れた記憶があります。

中ほど左手にはかごしま水族館


画面中ほどに鹿児島水族館が見えています。右側に停泊しているのは喜界島航路のフェリーきかいのようです。

ここにサッカースタジアムを建設する鹿児島市の構想は、港湾関係の調整が難しいこともあり計画中止となりました。

郊外の広い場所に新設すれば良さそうですが、サッカー以外での利用や集客効果も考慮すると難しいのでしょう。

今日の桜島 活動は穏やか


東西約12km、南北約10 km、周囲約55 km、面積約77 km2の活火山です。画面右手が今も活動を続ける南岳(1040m)、北側が北岳山頂(1117m)です。

火口から4km程度離れた海岸近くに3000人ほどが住み、2.5kmほどの海を隔てたところに50万人ほどが住む世界でもまれな土地柄です。

今年の爆発回数は9月12日までに29回、年間に1000回近くも爆発したころとは様変わりでおとなしい状態です。

今日は山上に雲がかかり続けて姿がはっきり見えず残念。桜島から鹿児島市街地側に風が吹いていますが、火山灰が飛んでくることはなく助かっています。

たまに突然噴火して慌てさせるお茶目なところもあり、鹿児島国体の時は火山灰を降らせて存在感を示していました。

たまに煙を上げるシンボル的存在ならば、鹿児島県民としてありがたいです。
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彼岸花の開花 居座る真夏 2024/09/11(鹿児島)

2024-09-13 10:17:00 | 
9月11日(水)今日も台風後片付けのため、日置へ向かいました。

8時45分 吹上浜日置海岸 以下の画像は9月11日に撮影


東風で海は穏やか、強い日差しの中に一人だけ釣り人がいました。

例年では暑さが少し和らぎ、型の良いキスが釣れるシーズンですが、この暑さでは体を壊しそうです。

この時期にサゴシ狙いで砂山から様子見をする人も、今年は全く見かけません。

雑草に覆われた唐芋(サツマイモ)


猛暑続きで雨不足のため、雑草を抜くと地面の乾燥が進みそうで放置したところ、草丈が伸びて唐芋の葉が殆ど隠れてしまいました。

今年は植え付けが一月遅れの6月になり、7月半ばの梅雨明けまでに十分生育していませんでした。

その後猛暑が続き草刈り作業などで体を壊しそうになり、半ばあきらめてなるがままに任せています。

台風10号でアナグマ除けのネットが倒れてしまい、どうにか復旧できたのは台風通過から5日後の9月3日でした。

今日も手付かず 狭い通路に全体が倒れ込んだ竹林


花を咲かせた後に殆どが枯れた竹の塊が、ゴミ捨て場への通路を塞いでいます。

私以外に利用する人は殆どいないため復旧作業は後回しのまま、今日も着手できませんでした。

実家庭先と周辺の落葉掃除に多くの時間を費やし、昼までに終わるつもりが1時間以上も長引きました。

熊手で落ち葉を集め、一輪車に積んで邪魔にならない片隅に捨てるだけの作業ですが、これが大変な量でした。

大汗が流れて服だけでなく麦わら帽子まで汗びっしょりで、フラフラになるありさま。何度も小休止で水を飲み汗を拭きながら、どうにか予定個所の掃除を終えました。

空家の庭先に咲き始めた彼岸花


主が亡くなり長年の空家ですが、年に1~2度は関西から息子さんが帰省して藪払いをされています。

息子さんは80代近くで、残された農地の管理にも苦労されているようです。

ここは庭先の家庭菜園跡地です。亡くなった奥さんは花好きの方でブロック塀沿いにも多くの彼岸花が残っています。



高い木に囲まれて日当たりの悪い場所ながらも赤、白、黄色の彼岸花が花を咲かせ始めました。



地中の球根に栄養を蓄える彼岸花は、他の草花が枯れて葉を落とす冬場に葉を拡げます。存分に伸ばした葉に日差しを一杯受けて逞しいものです。

今日はまだ枯れずに残っているナスに試験的に追肥しました。暑さが当分続くとすれば、少しは効果が出るかもしれません。
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