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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

曇り空 倉谷の彼岸花 2024/09/15(鹿児島)

2024-09-16 14:03:01 | 
9月15日(日)先週日曜日に続いて今年2回目、倉谷の彼岸花巡りです。

15日朝 日本テレビ 台風13号は奄美地方を直撃


8月下旬はノロノロ迷走台風10号に翻弄され、後片付けもまだ一部残っていて、疲労感を引きずっています。

13号は10号よりも小型ですが、奄美地方では広範囲に停電が発生し、貨物船が座礁しています。

8時13分 鹿児島市緑ヶ丘町からの桜島 以下の画像は9月15日に撮影


暴風はコリゴリですが、適当に雨が降らないものかと期待しましたが、ハズレでした。

鹿児島市宮之浦町(旧吉田町)の倉谷地区 稲荷川上流部の彼岸花


今日は先に上流部まで車で走り、水田脇に咲く彼岸花を撮影しました。1週間前よりも花が増えて、この先1週間ほどは花が咲き続けそうです。

雨で潤った農地


前日少し降った雨で野山は潤い、乾ききっていた畑の土が黒々として、見違えるような風景でした。

農地跡か、住宅跡地か?


道路脇にあった民家が2か所撤去され、ともに駐車場になっていました。

川の方を見下ろすと広さ10アールほどの農地らしき跡地には、葛などの蔓草や雑草が生い茂っています。

耕作放棄されてまだ年数が浅いようで、帯状に彼岸花が咲いていました。

前回よりも開花が進む 階段状の小さな棚田


毎年この時期訪れていますが、年ごとに耕作放棄地が拡大しており、この美しい風景は5年程度で失われそうです。

大きな農業機械の入らない狭い水田は、多くを人的労力に頼らざるを得ず、現在の耕作者が最後でしょう。

川沿いに残る水田近く 田圃道の軽トラ


農家の方はイノシシ対策の電気柵管理にかかりっきりでした。通電状態を調べる器具の調子が悪いので、一旦家に戻るとのこと。

今朝は日曜日で前日の雨が上がり、雲が多くて風もあり草刈作業には好都合でした。

普段人影のない水田や畑跡などで、草刈作業に励む人をあちこちで見かけました。

少し日差しも見えた


たまに部分的に日差しが出ましたが、雲の多い朝で青空は見えませんでした。

風景写真はその日ごとの天気に大きく左右され、思うようにならないのは致し方ないところです。

畦道を彩る彼岸花


彼岸花は美しい農村風景の一部として県内各地に残っていますが、耕地整理をした個所ではほとんど失われています。

公園のように彼岸花を植えこんで、村興しに励んだ所もありましたが、昔ながらの水田に残る畦道の彼岸花は美しいものです。

花は次々と咲くため後半には枯れた花が目立ち、撮影目的によっては写しにくいこともあります。

畦道がきれいに草刈りされているところは花が美しく目立ちますが、耕作されなくなると雑草に埋もれてしまいます。

農家さんの丁寧な管理があればこそ、美しい彼岸花の咲く田園風景を楽しめます。今年も感謝、感謝。

下流部で見かけた彼岸花と鳥除けの鷹カイト


彼岸花を写していると右側に鳥が見えたものの、何か色が目立ちすぎています。

近くで見ると野菜園管理のため、棒の先から糸でつながれた鳥除け鷹カイトでした。

適度に風が吹きクルクルと動き回り目立っていて、遠くには草刈に励む人がいました。

この後は西側に移動して、鹿児島市皆与志地区から郡山方面へ向かいました。

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