花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 秋の八重山 2-2 2019/10/30 (鹿児島)

2019-11-01 17:46:24 | 自然観察
10月30日(水)日没は17時31分、きれいな夕焼け空が広がりました。

ゴルフ場を前景に小さな月も見える 17時56分


ススキと筋雲 17時36分


西空に残る夕焼け 17時44分


木立のシルエットが力強い 17時50分


風景写真は期待したような場面に巡り会うことは少ないものです。雨風、雲、日差しなどが思い通りにいかないのが半ば当たり前。それにめげずに通う内に素晴らしい場面に出会うこともあります。今回はまさにそのような夕焼けでありがたいことでした。

10月31日(木)は全く雲のない単調な夕景色

昼間は筋雲が広がり美しい空模様でした。早めに出かけて荒れた道を歩いて比志島の滝を撮影。まだ日が沈む前だったので再び八重山に向かいました。

思案顔のカッパさんがいた


農業用でしょうか貯水タンクの横にはカッパさんがいました。鹿児島語(鹿児島の方言)ではがラッパと呼び、親しみ、恐れられていた存在です。山道に趣を添える置物に心が和みました。

夕映えの桜島 17時28分 八重山キャンプ場から撮影


このところ煙が上がり続けている桜島。特に大きな活動ではなく平常運転ですが、風向き次第では火山灰を振りまく厄介な存在でもあります。

鹿児島市街地の遠景 18時12分


上の画像を拡大 鹿児島中央駅付近と県庁も見える


前日同様に晴天に恵まれ、日中はきれいな筋雲が流れましたが午後になり雲はすべて消えました。やはり2日続けてきれいな夕焼けは出なかったのです。

せっかくなので八重山キャンプ場に行くと広場に一組のキャンパーがシートを敷く作業中でした。夕闇が足元を暗くする時間帯まで粘り、見晴らしはよくありませんが桜島などの夕景色を動画でも撮影しました。

静止画は高感度撮影でもあまり不自然さもなく明るめに写りました。入来峠付近の車の走行はモニターで見たよりも写りが悪かったです。暗い場所ではモニターが鮮やかに見えすぎます。日中は逆にモニター画像が見づらいものです。
コメント (2)
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カメラ散歩 秋の八重山 2-1 2019/10/30 (鹿児島)

2019-11-01 16:11:19 | 自然観察
10月30日(水)と31日(木)、近くの八重山周辺を撮影しました。

掛け干し風景 以下の画像は10月30日撮影


日が傾き田圃は日陰に入る


VERA入来観測局


国立天文台水沢のホームページから引用して業務を紹介します。

VERAは、銀河系の3次元立体地図を作るプロジェクトです。VLBIという電波干渉計の手法を用いて、銀河系内の電波天体の距離と運動をこれまでにない高い精度で計測し、銀河系の真の姿を明らかにします。 国立天文台を中心に、多くの大学や研究所からさまざまな分野の研究者が参加し、2003年から観測が始まっています。

VERA入来観測局は、鹿児島大学の入来牧場内に設置されています。国立天文台では鹿児島大学と連携し、鹿児島大学の研究者や学生にVERA入来局での観測や運用を担ってもらっています。また、入来牧場内には、鹿児島大学の1m光赤外線望遠鏡も設置されており、電波観測と光学観測をあわせた特色ある研究を進めています。(引用終わり)

すぐ隣にある観音様など


VERA入来観測局の入口の西側にあり何度か通った場所です。道路向かいは入来城山ゴルフ倶楽部です。この石仏の存在に気付いたのは今年9月でした。周囲の草木に隠れていたのかも知れません。あるいは気付いたのも何かの御縁でしょうか。

台座には昭和37年設置の文字


台座には「昭和三十七年五月十五日 放牧ノ開始ヲ記念シ観音像を建立ス 町長松下充止」と刻まれています。表情からして、こちらが観音様のように見えます。

観音様にしては表情が厳しいような?


台座には説明文は刻まれていないようでした。狛犬のようなものもあり、無造作にお賽銭が数十枚も置かれていました。鹿児島大学の入来牧場は昭和43年に種子島から移転設置とのこと。それ以前に当時の入来町で牧畜がおこなわれていたようです。この後は期待通りに夕焼け空が広がりました。
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荒れた道を行く 比志島の滝 2019/10/31 (鹿児島)

2019-11-01 14:54:14 | 自然観察
10月31日(木)沖縄の首里城炎上にショックを受けた朝でした。

秋空に筋雲が流れる 以下の画像は10月31日に撮影


好天の午後、久しぶりに比志島(ひしじま)の滝を訪れました。鹿児島市郊外の皆与志地区を流れる比志島川にある落差17mの滝です。鹿児島市街地から国道3号を鹿児島市小山田方面に進み、河頭(こがしら)交差点の直前30mほどの所を右折します。

車で行けるのはここまで 杉の木横が転回場所(滝はこの奥)


道が荒れていて先に進めない


前回の記憶で道を進んで行くと急に道が荒れていて路面の石で車の底をこすりました。いつもながら気持ちの悪い音です。車を止めて周りを見るとこの先全く車が走った形跡がありません。

右側斜面からの小さな落石を動かすだけで両手とも泥まみれ。慎重にバックしますが・・・・またもガスッとこすりました。先ほど見かけた車の転回場所まで何度も止まりながらバック。汗まみれになりましたが、ここまで来たのですからゴム長靴に履き替えて滝まで歩くことにしました。

前回はここまで車が入れた 画面奥は下流側(滝と反対方向)


林の中右手に立つのは植林記念碑です。「皇紀二千六百年 植林記念碑 滝下共有山」の文字が刻まれています。

滝の近くも荒れていた この奥に滝がある


今年7月の大雨による土砂崩れと川の増水で道は荒れ放題でした。ここに至る道は途中までは民家が多いものの狭くて離合は困難です。上流部は川沿いの小さな田圃まではどうにか道が確保されていました。

この場所まで人が立ち入る目的としては共有林の管理、子供たちの水遊び、水神様などを祭るなどが考えられます。いずれも社会情勢の変化と高齢過疎化で人が滝近くまで行くことは殆どないのでしょう。

ようやく滝にたどり着く


足元の流れ


風のない日でしたが滝からの飛沫が漂いレンズが濡れそうでした。重なり合った落石を乗り越えると滝の下まで見えそうですが、岩も草木も濡れていて危ないのでこれ以上は近づけませんでした。

少し下流側で川の中に下りる


重なり合う岩と流木


狭い川原に鶏頭が伸びる


水量は少ない方だと思います。滝の下まで回り込めそうな気もしますがケガをしたくはありません。滝を見ることができただけで良しとしました。おそらく今後滝までの道が補修されることはないでしょう。

鹿児島市内では大きな滝ですが、関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)のような周辺整備は今後も望めません。

滝は豪快ですが、荒れた道を無理して訪れるほどのことはありません。かなり無理をしてでも滝巡りが楽しみという方以外にはお勧めできません。私も再訪することはおそらくないでしょう。
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