はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

少し…でもない、つづき

2009-08-02 22:40:54 | Weblog
(すみません…画像を添付する関係上、今回は切らないと、
上手いこと保存してあった画像をつけられなかったので。
携帯から書いていると、不都合もあるもんなんです)

・・・>゜)))彡・・・

結末を読んで思ったのは、
これは、子どもが読むべき本ではなく、お母さんが読むべき本だよなぁ、ということでした。
大人が気がつかない子どもの心情っていうのが描かれていて、
お母さんは、この本を読んで、はっとして…
うちの子にも、「おこだでませんように」の短冊を書かせるような想いを味わわせてはいないかしら?と振り返ってほしい、
という、筆者の意図を感じるんだよなぁ。

もうひとつ気がついたのは、
大人が子どもに読ませたいメッセージがある本ってのが、課題図書ってわけか
ということ。
子どもの何かを育む、というような本が選ばれてるのかなって、
私は勝手に子どもの頃から思ってたんだけど…
こりゃ、似て異なりだな。

何だか、大人の感傷を子どもに押し付けてるような気もする。
そういう本を読んで、どういう感想文を書いたら、入選作なんだろう。

私は、高校時代に書いた感想文に国語の教師につけられたケチを、
未だ根にもって、覚えている。
私は、基本的に、いつまでもグジグジしない方だと思うんだけど、
その数少ない、言われて納得が行かなくて傷ついて忘れられない言葉ワースト5に入るコメントです。
以前にも書いたことがあるかな?
そのくらい、根に持ってるってことだけど。

何かの感想文を提出した私に、彼女は、わざわざ、
オリジナリティのない感想文ね
と、宣ったのだ。
その口調は、まるで、
何かの評論に影響されて書いたんじゃないの?
と言わんばかりで、
或いは、パクりでしょ?と言いたいんじゃないか、と私は感じたのでした。

しかし、私は、
感想文を書くにあたって、
その本の最後に載ってる解説すら読まないタイプの学生で、
真面目に、素直に、自分が本当に考えたことを綴ったにすぎなかった。
それを、何故、私だけがわざわざそんな言われ方をしなくてはならないのか、
別の、所謂優等生の友人が誉められながら、感想文を返却されているのを横目で見て、
真面目に書いた分、悔しくて、涙ぐむ勢いだった。

これが、
言わんとすることが、よくわからないんだけど?
とか言われたんならば、きっと今頃忘れちゃってるんだけど。

感想文のオリジナリティって、一体何なのさ?
思ったことを書くのが、感想文でしょ?
例え、人と同じようなことしか感想を持てなかったとしても、それを書くのが感想文であって、
思ってもいない、先生を喜ばせるような発想をご披露するのが、感想文ではないだろう?

もしも、学校の先生が、偶然にこのブログを読んでいらしたら、
私の経験はまさに、「おこだでませんように」の主人公の子と同じだって思っていただきたい。
そして、先生、あなたは、男の子の何を見いださなければならないのかを、思い出していただきたい。
感想文はね、どれだけ自分の気持ちを正確に、のびのび書けているか…
本当は、それが一番大切なのです。
そして、先生に必要なのは、それを見極める、目です。

そうね、おこだでませんように、は、
主人公の男の子の想いを一言で表した明言だから、思わず胸がキュンとするんだよね。

さて、この本を読んだ小学校1年生諸君がどう思うのか。
どんな感想を抱くのか…。
私は多分、小学校1年生ならば、正直な感想は、「わたしはこんなことしません、わたしはいいこでいます」とか、だったかも。
だって、そうじゃなきゃ、サンタさんは来てくれないかもしれないもん(笑)。

少しだけつづく、とした割に、
結構熱く語ってしまったけど、、、
あっそうそう、今回出てきた国語の先生と、
先日出てきた古典の先生は、別の先生です。
古典の先生の名誉のために。

今回出てきた国語の先生の記憶について、他のことを思い出そうとしたけど、
全く何にも記憶が無かった!
それも酷いよね。
私、授業を聞いてなかったのかな…?
じゃあ、おあいこかも。


おこだでませんように
の内容が気になった方は、是非書店にてご覧ください。
大人のあなたなら、きっと主人公の男の子の気持ちが切ないはずです。

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